2008年9月29日月曜日

2008一関国際ハーフマラソン

2008年9月28日

レースシーズンのスタートです。会場は岩手県で前泊しようかと迷ったのですが、次週も宿泊するので、午前4時に起きて、東京6時4発の始発の新幹線で一ノ関に行くことにしました。この早い時間ですが、ランナーの姿もちらほら、東北新幹線の隣の上越新幹線の乗客は、「越後湯沢秋桜マラソン」の案内を持っている人を見かけました。

一ノ関駅に定刻どおり、8時36分に到着しました。(後で分かったのですが、新幹線が午前中ストップしていたことを考えると、無事到着できてよかったです。)

会場の一関市役所まで歩いていきました。薄曇りで暑くもなく、寒くもなく絶好のコンディションです。さらにこの大会は、昨年、山梨学院のモグス選手がハーフで59分58秒という日本記録よりも速い大会記録を出しており、好記録が出る予感。参加者も記録狙いと思われるランナーが大半でした。

受付で、水2リットルが渡され、ちょっとびっくりしながら市役所の中で準備をして、スタート地点につきました。この大会は、地元のラジオ局が生中継をしていて、スタート地点の実況の音声が聞こえます。スタート10秒前の合図もラジオの実況でした。

9時50分ハーフの部がスタートしました。800人弱ということもあり、スタートはスムーズで、思いのほかハイペースで走り始めました。ハーフは、いつもなら前半1キロ5分のペースで走るのですが、今回の1キロは4分35秒、夏の走りこみの成果?と思ったのですが、ちょっと速すぎました。少しペースを落としました。コースは市街地を抜けて田んぼ道へ、小刻みにアップダウンが続きます。第1折り返しが近づき、先頭集団とすれ違いました。駒沢大学(太田選手)VS早稲田大学(神澤選手)、今年の箱根駅伝10区アンカー対決の再現でした。5km通過、24分50秒(スタートロス10秒含む)と速めに通過して、その後、折り返してまた市中心部に戻り、沿道の声援もまた大きくなってきました。10km49分54秒、キロ5分ペースに戻り、後半のスパートに備えます。10kmを過ぎて風が強くなりはじめ、向かい風との戦いとなりました。それでも15km1時間14分30秒、残りの6km次第で、自己記録更新も可能なペース、しかし第2折り返しを曲がっても、向かい風が続きペースがあがらず、おもけにエネルギー切れ気味で、ペースダウンして、最後は苦しみました。結局自己記録には、3分足りない1時間47分台でのゴールとなりました。





この時期を考えれば、タイムとしてはまずまずでしたが、自己記録を狙える状態だっただけに少し残念な結果でした。ちなみに、トップは駒沢大学太田選手、上位も駒沢大学勢で、箱根駅伝、今年も強そうです。


ゴール後は、ひとめぼれのおにぎりと美人汁、バナナのサービスがあり、さらに市内の商店街には、参加選手に餅バイキングと芋の子汁がサービスされるコーナーがあり、お金を使わずに一関の名物を堪能しました。おまけに、近所の銭湯も無料で入れて、言うことなしです。





帰りは、新幹線が動き始めていましたが、混乱していたこともあり、仙台までは在来線を使いました。1時間半近くかかりましたが、小牛田の駅では、SLに遭遇し、思わず写真をとりました。




仙台から大宮までは新幹線を使い、ダイヤ混乱の影響でいつもより1時間以上かかってしまいましたが、無事に東京に戻ってこられました。

http://news.ibc.co.jp/item_9419.html


<ラップタイム>
0-5km 24:40
5-10km 25:04
10-15km 24:35
15-20km 26:34
ゴール: 1時間47分17秒

参加賞:Tシャツ、芋の子汁、美人汁、おにぎり、餅バイキング、水(2リットル)、スポーツドリンク、バナナ、飴、麦茶、入浴無料

交通費:20,850円
土日きっぷ(18,000円)
古川~一ノ関<新幹線自由席>(1,900円)
一ノ関~小牛田(在来線)(950円)

2008年9月26日金曜日

東京マラソンの倍率と今秋のスケジュール

だんだんと涼しくなって、走りやすい季節になってきました。
東京マラソンはフルの応募が22万人超えているとのこと、今年も当選は厳しそうですが、いつかは走りたいです。(東京マラソンは当たらないのに、裁判員には当たってしまいそうな予感もちょっとしていま
す。。)

東京マラソンのホームページより















今週末からは、また地方遠征が始まります。けがをせず楽しみたいですが、考えてみると、フルマラソンは3年近くベストを更新していないので、記録の出やすい別海町で達成できればと思っています。(ここは、食べ物が美味しいので食べすぎに気をつけます。)

<今後の予定>

2008.9.28 一関国際ハーフマラソン (岩手、日帰り)

2008.10.5 別海町パイロットマラソン (北海道、フル、民泊)

2008.10.12 松島ハーフマラソン (宮城、日帰り)

2008.10.19 ふじかわキウイマラソン (静岡、ハーフ、日帰り) 

2008.10.26 あずみ野池田ハーフマラソン (長野、実家泊)

11月2日も入れる可能性あり(駒沢か成田)

2008.11.9 ねりま光が丘ロードレース (10km)

2008.11.16 下関海響マラソン (山口、フル、1泊)

2008.11.23 大田原マラソン (栃木、フル、日帰り)

2008.11.30 江東シーサイドマラソン (ハーフ)



2008.12.14 青島太平洋マラソン (宮崎、フル、1泊)

2008年9月24日水曜日

北海道マラソンの制限時間

今夏の目標にしていた北海道マラソン、あと10kmのところでリタイアとなってしまいました。力はほぼ100%出せたといってよい内容だったので、満足している反面、100%でも32kmまでしかいかなかったことに実力のなさを実感させる結果となりました。

さて北海道マラソンは、制限時間を延長する動きが出ています。北海道新聞の元日の記事になっていましたし、大会当日も一般参加のスタートでのアナンス時にも、延長を検討している旨の発言がありました。そして、9月の北海道議会でも、知事が制限時間の延長の検討を進めているとの発言がありました。

個人的には、努力をしないと完走できないこのシビアな制限時間のままの方が、挑戦しがいがあると思うのですが、それは置いといて、実際に制限時間が実現可能か考えを整理してみました。

制限時間を5時間に延長した場合、スタート時間は、現在の12時10分のままだと、夕方17時過ぎまでレースをすることになり、撤去作業、道路の混雑、ランナーの帰りの足を考えるとこの時間は厳しく、朝9時か、10時のスタートになるでしょう。そうなると、涼しい時間帯で走れることになり一般ランナーには快適ですが、夏のマラソン強化を考えている陸連にとっては開催の意義が薄らいでしまいます。また、テレビ中継は、正午から全国ネットで生中継していたものが、午前に生中継するのか、午後録画で放送するのか、変更しなければいけません。

そうすると、各機関の思惑としては、おそらくこんな感じでしょう。
北海道新聞: 延長したい
北海道庁: 延長したい
テレビ局: できれば、延長したくない
日本陸連: できれば、延長したくない
道警: できれば、延長したくない
札幌市: ? 

新聞記事では、道警と検討と書いてありますが、実は道警以外の機関との協議の方が、大変なような気がします。

それをクリアした上で、制限時間を5時間にした場合は、今までなかった給食の設置、給水の充実が必要になってきます。そうしないと、完走率が下がり、数千人の棄権者の収容の準備をしなければならないことになります。夏場のマラソン、30度を超えると、棄権者の数が参加者の半分に達することも考えられます。その際のケアを怠ると大変なことになります。

では、秋(9月や10月)に開催時期をずらすのはどうでしょうか。(実際、札幌マラソン(ハーフ)は10月に開催されています)その場合は、夏マラソンではなくなり、冬の大会とも近く調整が難しいので、エリートランナーが今のように集まらなくなり、スポンサーも集まらず、全国中継も行われない可能性も出てきます。

そうすると、制限時間を延長する必要は、果たしてあるのかと考えてしまいます。

むしろ、札幌にこだわることなく、旭川や函館で、制限時間6~7時間の大会を開催すればいいのではいかと思います。旭川は、10月旭川マラソン(本年は休止)が行われており、函館では9月末函館ハーフマラソンが行われています。函館の街並みを走れれば魅力でもありますし、旭川も旭山動物園など全国でも注目の街です。その場所で、北海道マラソンを目指す人のための大会と位置づけて、4時間のペースセッターを設けるなどすれば、盛り上がると思います。

そうすれば、札幌は、あこがれの場所として聖地化されます。フルマラソン4時間というのは、誰でも頑張れば、何とかなる記録ですから、練習の励みになると思います。



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北海道新聞 9月19日の記事より

北海道マラソン、数万人規模に拡大も 制限時間の延長など検討(09/19 03:05)

 高橋はるみ知事は18日の道議会一般質問で、2期目の選挙公約で掲げた大規模市民マラソンについて、「北海道マラソン(道、札幌市、北海道新聞社など組織委員会主催)をベースに、制限時間の延長やイベントの充実について検討を進めている」と述べ、同大会の規模拡大に取り組む方針を示した。自民党・道民会議の堀井学氏(登別市)の質問に答えた。

 同大会の出場資格はフルマラソン4時間以内の記録保持者などに限られているが、道は道警などの協力を得て来年夏には5時間、再来年は6時間に時間延長したい考え。

 実現すれば、現在は五千人程度の参加者数が数万人規模にまで拡大し、世界有数のシティーマラソンに成長する可能性がある。

 知事は「多くの市民ランナーの参加を可能とし、北海道の活性化を図る公約の早期実現に向けて取り組む」と述べた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/118530.html

北海道新聞 9月19日の記事より

2008年9月16日火曜日

箱根駅伝のコースを走る

2008年9月13日

この連休は、正月の箱根駅伝の往路、東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの108.0kmを走遊会のメンバー20数人でつなぐイベントに参加してきました。

通常の大会とは違うので、たすきの中継地点の設定、区間配置、配車計画、ドライバーの確保、宿の手配など、全て自分達でやらなければいけないので、各自役割分担をして当日を迎えました。

スタートは9月13日の午前1時半(なぜこんな深夜にと思われるかもしれませんが、この時間にスタートしないとゴールの箱根に明るいうちに到着できないので。)、金曜日は21時ぐらいまで仕事だったので、仮眠をとれず、そのまま参加することになりました。

金曜の深夜にランナーの怪しい集団がスタートの大手町・読売新聞社前に集まり、箱根に向けて出発しました。正月の箱根駅伝は1区間20km前後を5人で繋ぎますが、今回は1区間平均4kmずつに分けて計26区間を2チームで走ります。1人2~3区間を受け持ち平均10km走ることになります。(私は2区の中盤と、5区の最初と終盤を走りました。)

終電を過ぎたオフィス街はタクシーだけが道を占領しているという状態で、その中を車が走り、歩道をランナーが走ります。東京タワーを過ぎ、品川駅では、終電を乗り過ごした人たちが、あちらこちらで寝ている光景が目に入ってきました。

その中をリレーして、しながわ水族館、蒲田と通過し、蒲田では怪しい集団と思われたのか、警察官に職務質問される場面も。。
1区鶴見中継所を過ぎて、明るくなりはじめ、走る番がまわってきました。新子安から戸部までの間で、横浜駅を通るコースなのですが、歩道がコース沿いになく、横道に反れて走っていたら、本ルートがどんどんはずれて、みなとみらい方面まで出てしまいました。慌ててコースを戻り、何とか中継所にたどり着き、次の走者へ。

花の2区の山場、権太坂を過ぎて、戸塚中継所手前の上りの急さに驚き、3区では、県道30号に入らなければいけないところ、そのまま国道1号を直進する車が続出して、ランナーが中継所に到達しているのに、次走者の乗った車が来ないというトラブル発生、10数分後、再出発できましたが、今度は湘南海岸を左に見る134号線に入って、連休の初日で好天に恵まれたことにより、大渋滞が発生し、車が全く動かない状態に、ランナーの方がはるか前方に行き、平塚中継所には、ランナー到着後45分遅れで車が到着、ここまでで予定より1時間30分遅れ、日没までにゴールできるか不安がよぎります。

4区の区間に入って、車はスムーズに動くようになったのですが、気温が上昇し、睡眠不足の参加者にとっては健康状態も不安な状況です。それでも途中でコンビニで食べ物や飲み物を補給しながら、何とか小田原中継所まで到達しました。道中、背広姿で背中に「ひとり箱根駅伝実施中」と書かれたランナーに遭遇、仲間意識を感じました。

5区の最初の数キロは、私の担当で小田原本町から風祭までを走りました。箱根が近づいて、足取りも幾分軽くなってきました。そして、いよいよ箱根湯本を抜けて、山道に入ってきました。テレビでよく見る光景ですが、実際やはり険しい坂です。歩道もなくランナーは車に注意しながら走ることになりますが、函嶺洞門、大平台、宮ノ下と進みました。富士屋ホテルのあたりで、一段と賑やかになり、小湧園を過ぎて、ついに国道1号の最高地点874mを通過、ここからまた私の担当で、そこからの下りを気持ちよく下っていきました。元箱根で最終走者にバトンタッチ、あとは余祐のある人は後ろから追走します。大鳥居をくぐって、ついに芦ノ湖のゴール。
1時40分に大手町をスタートして、到着は16時半をまわっていました。約15時間の長旅でした。

最後は記念撮影をして、箱根のコテージへ移動してバーベキューによる盛大な打ち上げをしました。仲間と一つになって、大きなことを成し遂げるというのは、フルマラソンやウルトラマラソンとは、また違う魅力を感じました。






2008年9月3日水曜日

2008北海道マラソン (観光編)

北海道マラソン、今回は、1泊2日、貯めたマイルでの遠征でした。

30日(土)10時半過ぎに新千歳空港に到着し、お土産屋に直行、人気の「花畑牧場の生キャラメル」を求めて探したの ですが、残念ながら品切れで、諦めて電車で札幌に向かいました。

生キャラメル
http://www.hanabatakebokujo.com/goods/g001.php

ところが札幌の手前、新札幌の駅で、人身事故の影響で電車が止まってしまいました。しかし、今回は小樽に立ち寄る予定だったので、乗り降り自由の一日散歩きっぷ(道央圏用)2,040円を購入していたため、振り替え輸送や払い戻しの手続きに並ぶことなく、地下鉄に乗り換えて、ロスなく市内の中島公園まで向かいました。(地下鉄も1日の乗り放題のドニチカキップ(500円)を利用しました。)

http://www.jrhokkaido.co.jp/network/kipp/d_4.html

受付を済ませ、宿泊ホテルに荷物を預け、午後は小樽に向かいました。右側に海を見ながら快速電車で30分あまり(意外と近い)で、小樽駅に到着して、散策を始めました。




まず小樽といえば、海の幸ということで、万次郎というお店で海鮮丼を食べました。ここは良心的なお値段ですが、新鮮なネタで美味しかったです。





小樽運河を通り、ぶらぶら市内を歩いていたら、1件のお店を発見、そこはトマトの専門店でした。細長い形のプチトマトがあり、試食してみたら、驚きの甘さ、「アイコ」という品種で、その味は完全に果物でした。レース前後に食べようと1パック250円(山盛り)を購入しました。さらに、トマトジェラートも売っていたので、買って歩きながら食べました。このジェラートも酸味と甘みが絶妙で美味でした。





そして、堺町通りをメルヘン交差点に向けて歩いていくと、六花亭、北華楼、ルタオと有名なスイーツの店が並び、美味しそうな匂いが漂ってきました。今回の目的は、ルタオのドゥーブルフロマージュでした。ショートサイズのものと、ついでにシュークリームを購入し食べました。しつこくなく食べやすいチーズケーキで、あっという間に食べてしまいました。




http://www.letao.jp/ ルタオ




最後に、小樽築港へ行き、石原裕次郎記念館付近を散策して札幌に戻りました。

ホテルに戻った後、夕食は、翌日のレースに参加する仲間と一緒にすすきのの「味の羊が丘」でジンギスカンを食べました。ここは2年前にも訪れた場所、冷凍ではなく生肉を使っていてで美味しく、値段も安くてスタミナがつきました。




http://r.gnavi.co.jp/h050700/

こんな感じで、レース前日を過ごしました。

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レース後は、札幌駅の隣りの桑園駅そばの温泉「北のたまゆら」(430円)で、当日のレースを振り返りながら、疲れをとりました。

http://www.e-u.jp/souen/index.html

帰りの新千歳空港では、お目当ての「生キャラメル」がやはり品切れで入手できませんでしたが、別のお土産を買って、スープカレーを食べて、東京に戻りました。
完走できませんでしたが、観光は十分に楽しみました。

2008年9月1日月曜日

2008北海道マラソン (レース編)





2008年8月31日

北海道マラソン当日です。前夜は珍しく少し興奮状態で寝たり起きたりという感じでした。ただスタートが昼なので睡眠時間は十分とれました。朝食はホテルのバイキングで多めに食べて、スタートの真駒内屋外競技場に向かいました。朝の天気は曇り、やや肌寒い感じでしたが、スタートが近づくにつれて、雲が晴れ、気温が上昇していきました。それでも「2年前よりは暑くない、大丈夫」と言い聞かせながらスタートの準備を進めました。ゼリー、団子(1串)、食べて、多めに水分を補給し、通気性をよくするために穴をあけておいたゼッケンにフリーダム、小銭等をはりつけて、レースに臨みました。

スタート地点は、陸連登録者でない一般競技者はスタジアムの外の公園内道路からのスタートになります。狭い道路に3000人近いランナーが並ぶので、号砲からスタートラインを通過するまでにかなり時間を要しそうです。

そして、12時10分レースがスタートしました。スタートラインまでは1分35秒、思ったよりはかからず少し余裕ができたので、最初の5キロはまわりに惑わされず、落ち着いたペースで走ることに心がけました。5キロは27分50秒、上りがあるため、まずまず予定どおり、しかしまだ体は重い感じでした。その後、5キロの給水、2年前は取ることができずパニックになってしまいましたが、今年は、人が群がる中、奥の方の給水所で水とスポーツドリンクを確保することができ、これで気持ちもペースも落ち着いてきました。

5キロを過ぎると下りでペースが上がりました。しかし、給水でがぶ飲みしているせいか、横っ腹がしばしば痛くなりましたが、5-10kmは27分9秒、10-15kmは27分28秒でキロ5分半ペースを維持して通過しました。2年前にリタイアとなった17km地点を通過して、今年はまだ余裕があります。しかし、15km以降はフラットになり、タイムも徐々に落ちていき、15-20kmは27分52秒でした。この時点で関門閉鎖時間までの貯金が4分、予定通りのタイムですが、体に余裕がなくなってきました。そして中間点は1時間58分22秒で、宮崎で自己記録出した時よりも50秒速いペースで通過しました。

後半は日差しを遮るものがなくなって、暑さをより感じるようになりました。このあたりで人をかなり抜かしてはいるのですが、自分のペースは上がってきません。20-25kmは29分11秒、関門閉鎖まで約3分となってしまいました。ここからは、ひざのサポータをはずして、最後の勝負に出ました。しかし25-30kmは、きついアップダウン2度ある区間、気持ちとは裏腹にペースが落ちてしまいました。

29キロの折り返し地点では、とうとう最後尾の収容車が視界に入ってきました。25-30kmは30分30秒かかってしまい関門閉鎖の25秒前にかろうじて、通過しました。30キロ地点を通過したところで自主的にレースを辞める人が多く見られましたが、最後まであきらめず走ることにしました。収容車からアナウンスでゼッケン番号が呼ばれると競技を終了しなくてはなりません。その音がだんだん大きくなって、迫ってくる恐怖を感じながら、自分の番号が呼ばれないことを祈りながら、必死に逃げました。32キロを通過して、しばらく、とうとう自分のゼッケン番号がコールされて、ここで終了、ゴールまであと10キロでした。悔しい気持ちでいっぱいになりました。

振り返ってみて、暑さやスタミナについては、リタイア後も走れる状態であり、十分に対応できたと思いますが、やはりスピードのなさが致命傷になってしまいました。完走するためには、5キロ26分台でも余裕を感じられる走りが必要だと思いました。力不足を実感しました。

2年前は、はるか遠くに感じたゴールが、今回はもう少しのところで届きそうなところに感じましたので、来年は何とか達成したいと思います。(大会後、制限時間を伸ばすと知事が発言していますが、この制限時間でできれば再チャレンジしたいです。)

参加賞:Tシャツ、トレーニングダイアリー、入浴割引券


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  通過時間 (男子総合順位) ラップタイム /関門閉鎖までの時間                   
5km地点:0:29:25 (3654位)0:27:50/+2分35秒        
10km地点:0:56:34 (3686位)0:27:09/+3分26秒
15km地点:1:24:02 (3676位)0:27:28/+3分58秒
20km地点:1:51:54 (3525位)0:27:52/+4分06秒
中 間 点 :1:58:22 (3460位)
25km地点:2:21:05 (3324位)0:29:11/+2分55秒
30km地点:2:51:35 (3157位)0:30:30/+  25秒

32km DNF

以下のホームページより
http://m.hokkaido-marathon.com/web2/2008/


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札幌市の2008年8月後半の最高気温
8月15日 24.4℃
8月16日 23.7℃
8月17日 24.7℃
8月18日 26.2℃
8月19日 25.5℃
8月20日 22.2℃
8月21日 22.5℃
8月22日 23.7℃
8月23日 20.1℃
8月24日 19.9℃
8月25日 24.4℃
8月26日 24.9℃
8月27日 20.9℃
8月28日 25.5℃
8月29日 24.5℃
8月30日 23.6℃
8月31日 27.8℃ 北海道マラソン当日

8月の後半の札幌の最高気温を調べると、大会当日が一番暑かったことがわかります。
ここ数年は、北海道マラソンの時だけ暑くなる傾向にあります。

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)