2013年10月30日水曜日

2013東京スポーツ祭典陸上

2013年10月26日(土) 5000m

東京五輪に向けて、新国立競技場が建設される前、最後になるかもしれない国立競技場でのトラックレースに参加しました。



一般のランナーでも5000m22分以内であれば、参加できる大会で、いつも最下位かブービーか、そんな状態ですがエントリーしました。

しかし、この1カ月は、明らかに例年のようにスピードが上がってこず、絶不調状態。
さらに、この日は台風接近、さらに長野マラソンのエントリー日ということもあり、状況次第では走れないかもしれないので、モチベーションが上がらないまま大会当日を迎えました。

台風は土曜の未明がピークだったようで、雨は降り続いているものの、電車も動いており、予定通り大会は実施されることとなりました。

問題は、午前10時開始の長野マラソンのエントリー。例年であれば2~3時間パソコンの前で待機してようやくできる状況です。システムが改善されてきたとはいえ、お昼すぎの5000mの出走は微妙かなと思いつつ、午前9時40分頃に国立競技場で、まず受付を済ませて、Wifi環境のある大江戸線の国立競技場駅で、午前10時のエントリーを待ちました。

長期戦を覚悟していたのですが、5分足らずで難なくエントリー画面に到達、無事エントリーが完了しました。

スタートまで2時間も余裕が出来てちょっと拍子抜けの感じです。



100mなどのレースを観戦しつつ、雨を凌げる場所で、ジョグをしました。




そして、5000m一般男子1組、ゼッケン番号は、この組の中で一番大きい数字。ということは、申告タイムが一番遅いことを意味しているので、やはり最下位を回避できるかが大きな目標となりました。

なんとか最下位でも最初は集団につくことができれば、後半、粘ることができるので、何とかキロ4分を切らないペースの人についていきたい、そんな考えで、スタートしました。



雨は小粒で走るには、良好なコンディションの中、最初の200mで定位置の最下位スタートながら、前の集団と離れることなく、よい位置取りでした。

自分も含む3人の集団で1000mまで粘ってついていきました。

1000mは、4分2秒、理想的なタイムで通過。

調子が良ければ、このままついていけるのですが、ここからずるずると、集団から離れていってしまいました。

2000mまでは見える位置で粘ったのですが、その後はペースが落ちて、周回遅れになりました。

課題の3000mから4000mも4分38秒と落ちてしまい、21分台も危ない状態になってきました。

22分を越えると競技を中止させられる可能性があり、ドキドキしながら走っていましたが、無事止められることなくラスト1周。

前を行く選手とは半周以上差が開き、1分以上は国立競技場のトラックを1人で独占して走ることに。(そう強がってみました。)

最後の直線はスパートして、かろうじて21分台でゴールしました。

前にちょうどよいペースで走っている人がいただけに、調子が良ければ、20分台を狙えたと思うと少し残念でしたが、最低限の結果でした。

4:02-4:16-4:29-4:38-4:22 
21分47秒

参加賞:タオル




東京ランニングクラブ http://www18.ocn.ne.jp/~tokyo-rc/

2013年10月29日火曜日

2013エコアイランド宮古島マラソン(その3)

つづきです。

2013年10月20日(日) フルマラソンゴール後

芝生の上で寛ぐひと時は、気持ち良いです。
暑くて、皆、日陰に集中しています。



記録証を受け取り、着替えてからは、
ふれあいパーティが始まる午後3時半まで1時間以上あったので、競技場内でゴール観戦していました。



マンモス大会ではないので、走って戻る人はまばらで、
場内アナウンスで名前が呼ばれて、家族や友人と一緒にゴールする。そんな和やかな雰囲気でした。



隣りの総合体育館に移動して、ふれあいパーティーの会場に入ると、たくさんの食べ物と飲み物が用意されていました。

泡盛、オリオンビール や 地元の食べ物が無料で振る舞われます。













地元の太鼓や踊り、琉球民謡、表彰式、抽選会など、盛りだくさんの内容で、最後はみんなで踊って、知らない人と打ち解け、楽しいひと時でした。






パーティーが終わって、那覇への最終便に乗るため宮古空港に向かいました。

宮古空港は、本州の地方空港よりもお土産、飲食店が充実していて、長時間いられそうな雰囲気でした。 最後に宮古そばを食べて、宮古島を離れました。




日曜の夜は、那覇に一泊、NAHAマラソンのスタート地点、旭橋駅付近のホテルでした。

前日までは、サトウキビ畑に囲まれた宿だったので、都会に戻ってきた感じです。






翌日は、朝一の飛行機だったので、那覇の街はゆっくりできませんでしたが、12月には再びNAHAマラソンで訪れる予定なので、その時にはもう少し堪能したいと思います。

宮古島で、泳いで、自転車に乗り、フルマラソンを走り、気がつけば、トライアスロンをしていた感じでしたが、宮古島といえば、トライアスロン、ウルトラマラソンの大会もあり、次、宮古島を訪れるときには、どの大会で参加するか(参加せずに海でのんびりするだけかもしれませんが)、考えるのも楽しいです。 


参加賞:Tシャツ、ランドリーバック、ドリンク、完走メダル、ふれあいパーティで飲み放題・食べ放題


タイム 5時間23分47秒

LAP TIME
00-05km 28:04 ◆5:53-5:34-5:31-5:28-5:37
05-10km 29:07 ◆5:46-6:05-5:48-5:42-5:45
10-15km 30:10 ◆5:45-5:54-5:50-6:06-6:35
15-20km 35:59 ◆6:17-8:38-6:29-6:24-8:09
20-25km 46:06 ◆7:47-10:06-9:32-10:39-8:02
25-30km 47:33 ◆9:59-11:29-9:43-7:34-8:48
30-35km 51:56 ◆12:15-10:36-9:23-9:43-10:00
35-40km 40:37 ◆8:35-8:21-7:48-7:37-8:16
40-Goal  14:18 ◆7:00-6:18

エコアイランド宮古島マラソン(エコマラソン) http://www.miyakojima-marathon.jp/
全日本トライアスロン宮古島大会 http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/
宮古島100㎞ワイド―マラソン http://miyakojima.net/100km/
ツール・ド・宮古島 http://www.powersports.co.jp/cycle/13_tourde_miyako/index.htm
ラフウォータースイム・イン・宮古島 http://www.powersports.co.jp/rws/13_miyakojima/index.htm


2013年10月27日日曜日

2013エコアイランド宮古島マラソン(その2)

つづきです。

2013年10月19日(土)午後3時過ぎ
大会受付を済ませて、一旦、民宿に戻り、泳げる準備をして再び、前浜ビーチに向かいました。

海の中に入ると、白い魚が泳いでいるのが間近で見ることができました。
何もせずに浮かんでボッとしているのも気持ちよかったです。



土曜の夜もスーパー/コンビニで食料を調達して、明日に備えました。


宮古島は、あまちゃんの前のNHK朝ドラ(純と愛)の舞台で、関連グッズ(カレー)が売られていたので購入しました。


2013年10月20日(日)大会当日

朝6時起床、天気予報では晴れだったり、雨だったりはっきりしない予報でしたが、外は晴れていました。

朝食を済ませて、付近を散歩していたら、いきなりの通り雨にあってしまいました。
やはり南国の天気です。


7時過ぎに、民宿の方の車に乗せて頂いて、スタート地点に向かいました。

雨上がりで涼しい風が会場内に吹いていました。


雨上がりで虹も出ていました。



フルマラソンのスタート前、普段であれば、ジョグをするランナーがいっぱい見られるのですが、ここでは、ほとんどおらず、とりあえず完走を目指して楽しく走ろうと言う人が多いようです。



次第に空は雲がなくなって青空になってきて、スタートのアーチの上に、虹がかかる美しい光景の中、午前8時30分にフルマラソンの部がスタートしました。


今回は、全くタイムを意識せずゆっくり宮古島を楽しむことを目的に走りました。

しかし、朝は涼しいかと思ったのですが、スタート時で、早くも日差しがきつく、暑さを感じました。


1キロ過ぎてからすでに、大粒の汗が流れてきました。

サトウキビ畑から、徐々に平良港に向けて建物が増えて、応援も多くなってきました。指笛や太鼓、沖縄を感じます。

宮古島は山らしい山はないのですが、小さな坂が続くので、アップダウンを苦労しながら5キロを通過しました。


5キロ近辺からは、市の中心部で、マクドナルドなど、一瞬、離島にいることを忘れるような都会の風景も見られました。
でも、ふと、街の中心部にはある、川が宮古島にないことに気づきました。
(山らしい山のない宮古島は、川らしい川がなく地下水が重要な水源になっています。)

10キロを過ぎて、再び、天候が急変して大粒の雨が降ってきました。
ずっと暑かったので、恵みの雨だと思ったのですが、すぐに雨はやんでしまいました。

コースは宮古空港を通り過ぎて、再び、宮古島らしいサトウキビ畑の道に入りました。
真夏のような日差しを浴びて、ペースが落ちてきました。


給水で、水・コーラなど多めにとります。


15キロを過ぎて、暑さのせいか、呼吸が苦しくなり、胃や肺が痛くなってきました。


とりあえず、今日はタイムは関係ないので、見晴らしのよい地点で少し休んで、回復を待ちました。

ゆっくりペースを落として走るのですが、給水で水分をとる度に苦しくなり、吐き気を催すようになりました。

20キロ地点を通過して、このコースのハイライトとなる来間大橋にきました。


この日も綺麗な空と海を見ることができました。
しかし、体調は最悪で、戻しそうになっていますが、さすがに、こんな海の上ではできないと思い、橋の上ではほとんど歩いていました。


橋のアップダウンを越えると、来間島へ。上りきったところが折り返し地点、久しぶりに5時間コースになりそうです。

折り返してからは、強い向かい風となりました。



綺麗な海の風景の中、かなり苦しみながら、橋の往復があり、しばらくうずくまりました。

制限7時間あるので、残りはゆっくり歩きを交えながら行くことにしました。


スタート前の体調は悪くなく、暑さも(奥武蔵ウルトラなど)他で経験済みなので、何が問題か、歩きながら考えてみると、給水の度に苦しくなるので、給水に原因があるのだと思い始めます。

最初はコーラかと思ったのですが、ウルトラではレース中頻繁に飲んでいるので問題はないと思い、今帰仁村でのハーフマラソンでも同じような症状が出たことを思い出し、水だと気がつきました。

沖縄の水は、硬水なので、人それぞれだと思いますが、水が合わなかったと気がつきました。

とはいっても、暑いので飲まない訳にはいかない。千円札を持って走っていたので、自販機でお茶を買うことにしました。しかし、汗で濡れていて自販機にお札が入らないので断念しました。

30キロ過ぎて、ようやく、コンビニを見つけ、そこで、ペッドボトルのお茶を購入して飲みました。喉のつまった感じが収まってきました。

33キロを過ぎて海沿いの道に入ります。もう、歩いている人の方が多くなってきました。
途中、脱水症状の方がいたので、残っていたペッドボトルのお茶を渡しました。(思わぬ形で役に立ちました。)


海をみながらゆっくり35キロの折り返しポイントを通過しました。

このあたりで、お茶の効き目が出て、ようやくちゃんと走れるようになってきました。
足は元気なので、ここからは着実に前のランナーを追い抜く走りをすることができました。


とは、いっても今日はゆっくりモードなので、景色を楽しみながら走りました。


ヤシガニの看板に気になりながら、市議会議員選挙の選挙カーのアナウンスが鳴り響く中、ラスト5キロの道を進みました。


40キロ手前の最後の給水で、水を飲んで、ラスト2キロ、午後2時前で30度近い暑さの中、競技場に向かいました。



何とかワースト記録は逃れたものの5時間23分かけて、ミス宮古が出迎えるゴールテープを切りました。


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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)