2014年12月20日土曜日

2014青島太平洋マラソン(その2)

青島太平洋マラソン つづき です。

2014年12月14日(日)大会当日、ホテルの朝食バイキングをとって、
夜明けが遅い師走、九州、まだ暗さが残る中、午前7時前にホテルをチェックアウト。
ホテルから会場までの送迎バスに乗り込みました。




太平洋から昇る朝日を見ながら、バスは会場に向かうのですが、急遽バスは停車、路肩にドーン、慌ててUターンして、擦った音。どうやら、道に迷って引き返すようです。当日は迂回路でいつもとは違う道なので間違いやすいとは思うのですが、地元のバスの運転手、こんなこともあるんだとちょっと笑ってしまいました。


会場の到着が遅れそうなので、バスの中で、昨日購入したなんじゃこら大福を食べてレースに備えました。


午前7時50分、いつもよりは20分遅れで会場に到着。
過去には渋滞でギリギリということもありましたが、久しぶりのハプニングでした。
貴重品を預けて、急いで準備をしました。




この日は衆議院選挙、そして、次週は宮崎県知事選挙ということで、例年は走る現県知事も、そして前東国原知事(今回は選挙と関係ないですが)の姿もなく、いつもの青太(AOTAI)の雰囲気とは違う感じです。


青島太平洋マラソンは、過去8回出場で、自己ベスト6回、シーズンベスト2回、サブ4が7回と抜群の相性のよい大会です。
しかし、今年は、前週になんとかハーフマラソンで自己ベストに近い記録で走ったものの、調子が上がっておらず、自己ベストの可能性はかなり厳しいですが、今年、最後、よい走りを目指して、スタートラインに立ちました。


宮崎といっても、12月は毎年寒いですが、今年は過去一番と思える程、冷え込んでいました。
そんな中、午前9時スタートしました。


公園内の道路は、いつも混雑でゆっくりのスタート。



サンマリンスタジアムの周回道路を一周しても、まだスタートしていないランナーがたくさんいます。


混雑も
国道220号線に入って、ランナーの流れがスムーズになってきました。上り基調、向かい風でやはりペースが上がらず、5キロ地点は、27分2秒で通過。


5キロを過ぎて徐々に沿道の声援も増えて、ペースが上がってきました。
10キロまでの5キロは、25分42秒。3時間40分ペース、後半次第で自己ベストを狙える状況になってきました。


大淀川を渡ると、橘通り、宮崎のメインストリートに入ります。


ここに来ると、大声援も手伝って、テンションがあがって、自然とペースがあがっていきます。


一旦宮崎県庁を通過して、再び、橘通りに戻って、15km地点を通過。
この5キロは、25分34秒です。一昨年よりは早く、昨年よりは遅いペース、勝負は後半、ここは淡々と走っていきました。


コースは、宮崎神宮へ、10時を過ぎても、まだ寒く、風が冷たく感じます。


折り返して、再び、サンマリンスタジアム方面に向かいます。



給食でキュウリなど、栄養補給をして、再び、宮崎のメインストリートへ、宮崎県庁の前で、20km地点通過。この5kmは25分51秒で通過。ちょっと思ったほどペースが上がってきません。


大淀川を渡って、中間点は1時間50分台で通過。昨年よりは3分遅いタイム、後半ペースアップしないと自己ベストは苦しくなってきました。

コースはここから30キロ過ぎまでが、沿道の応援も少なくなり、我慢のしどころ、意識してペースを上げていきます。

25キロは、25分58秒。自分で思っているほど、タイムは上がっておらず、苦しい展開になってきました。

細かなアップダウンで徐々に足も疲れてきて、必死にペースを維持していくのですが、どうも上がってきません。
30キロ地点は、26分9秒で通過。自己ベストの可能性は厳しくなりましたが、ここからは失速せずに走りきることを目標にしました。

サンマリンスタジアムが見えて、32キロの下りを利用してラスト10キロペースアップしようと思ったのですが、下り坂になっても、全くペースが上がりません。完全にペースダウンしてしまいました。

青島に向かうビーチサイドのコース、追い風に助けられて、辛うじて走れていますが、例年のような走りになっていません。

35キロまでの5キロは、27分44秒。1ヶ月ぶりのフルマラソン、スタミナが心配でしたが、やはりスタミナ不足が露呈しました。


いつもは、自己ベストを目指して懸命に走る青島への道、今回はとても厳しい道になってしまいました。


37キロ手前の青島の折り返しのエイド、いつもは、食べる余裕がなく素通りしていたのですが、今回は、記録の夢破れて立ち止まって、宮崎名物飫肥天と日向夏ゼリーを味わって食べました。


そして、高校生ボランティアは、毎年、元気を頂いています。


折り返してからは、海沿いの強烈な向かい風に、飛ばされそうになり、歩くようなスピードになりながら、何とか走りきり、40キロを通過。この5キロは29分53秒。

例年は自己ベスト出るか、でないか、ドキドキの2.195km。しかし、今年は、その緊張感がなく、寂しく長い道のりとなってしまいました。最後も、なかなかペースが上がらずフィニッシュ。



ネットタイム3時間47分5秒。シーズンベストですが、自己ベストには10分届かず残念な結果でした。

今年のフルマラソンは、初めて全9レースサブ4達成して、調子が悪くても確実にサブ4で走れる力はつきましたが、スピード、スタミナとも足りず、記録は伸び悩みました。
来年は、2月に愛媛マラソンがあるので、それまでに、さらに調子を上げていきたいです。


レース後は、コーラ。最高です。



完走賞はメロンパンとゼリー。


そして、明日葉うどんで、冷たくなった身体を温めました。



そして、レース後は、青島へ移動して、温泉に浸かりました。



宮崎名物、スコールマンゴーで、のどを潤しました。

青島温泉から宮崎空港までは、ホテルの直通バスに乗れて、予定より早く空港に着きました。
この日の移動は全て送迎バスで、結局、宮崎での交通費は土曜日のバス代500円でした。


空港で、宮崎ラーメンを食べて、特典航空券だったので、予約より1便早い便に変更して東京に戻りました。

宮崎県、2004年から10年、元気のない宮崎、東国原知事就任で宮崎ブーム時代、そして、今は、少しまたくまモンに押され気味ですが、宮崎は、落ち着ける場所です。

2014青島太平洋マラソン スタートからフィニッシュまで(動画)


LAP TIME
  0-  5km 27:02 (5:24.4/km)
  5-10km 25:42 (5:08.4/km)
10-15km 25:34 (5:06.8/km)
15-20km 25:51 (5:10.2/km)
20-25km 25:58 (5:11.6/km)
25-30km 26:09 (5:13.8/km)
30-35km 27:44 (5:32.8/km)
35-40km 29:53 (5:58.6/km)
40-  Goal 13:12 (6:00.8/km)
  
前半 1:50:05 (5:13.1/km)
後半 1:57:00 (5:32.7/km)

ネット3時間47分5秒 (5:22.9/km)
グロス3時間48分6秒



参加賞:Tシャツ、タオル、タクシー・入浴割引券、メロンパン、ゼリー、ドリンク

青島太平洋マラソン 全成績
2004年  4時間03分(PB)
2005年 3時間56分(PB)
2007年 3時間59分 (SB)
2008年 3時間53分(PB)
2009年 3時間49分(PB)
2011年 3時間46分 (SB)
2012年 3時間38分(PB)
2013年 3時間37分 (PB)
2014年 3時間47分(SB)

今年のフルマラソン成績 (ネットタイム)
 2月  8日 3:49:01 北九州マラソン
 3月  2日 3:53:03 静岡マラソン
 3月30日 3:55:59 佐倉朝日健康マラソン
 4月20日 3:51:40 長野マラソン
 6月14日 3:55:39 奥尻ムーンライトマラソン
10月 5日 3:58:55 別海町パイロットマラソン
10月19日 3:59:18 長井マラソン
11月  2日 3:57:03 あいの土山マラソン
12月14日 3:47:05 青島太平洋マラソン

公式HP http://www.aotai.gr.jp/

青島太平洋マラソン 結果
男子
1位 2:24:51 (3:26.0/km) 清水 将也 (宮崎)
2位 2:27:44 (3:30.1/km) 米倉 伸一 (宮崎)
3位 2:29:26 (3:32.5/km) 平 敏治 (佐賀)
4位 2:32:30 (3:36.9/km) HUANG WEN-LIANG (台湾)
5位 2:35:53 (3:41.7/km) LI ZHONG-XIANG (台湾)
6位 2:37:28 (3:43.9/km) 谷口 詳 (宮崎)
7位 2:38:03 (3:44.7/km) 久保田 史郎 (大阪)
8位 2:38:04 (3:44.8/km) 竹ノ内 賢次 (鹿児島)
9位 2:38:21 (3:45.2/km) 内田 貴史 (宮崎)
10位 2:38:40 (3:45.6/km) 神保 慎 (福岡)

女子
1位 2:48:26 (3:59.5/km) 吉松 千草 (熊本)
2位 2:52:29 (4:05.3/km) 花田 まり (福岡)
3位 2:55:06 (4:09.0/km) 服部 淳美 (福岡)
4位 2:59:15 (4:14.9/km) 一村 多美代 (熊本)
5位 3:00:47 (4:17.1/km) 蛯原 奈津恵 (宮崎)
6位 3:05:09 (4:23.3/km) 大迫 若菜 (宮崎)
7位 3:05:37 (4:23.9/km) 宇根 由美子 (神奈川)
8位 3:06:28 (4:25.1/km) 福永 真由美 (福岡)
9位 3:09:07 (4:28.9/km) 樫尾 園子 (愛知)
10位 3:10:32 (4:30.9/km) 羽根田 実幸 (福岡)

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)