2017年7月31日月曜日

2017 Overnight 60km みちくさウルトラマラソン(横浜ー箱根湯本)

2017年7月15日-16日 第11回Over Night 60kmみちくさウルトラマラソン
http://michikusa-ultra.com/event/overnight11.html
8月のベルリンの壁一周マラソン(161km)に向けて、
横浜・みなとみらいから箱根湯本まで、ほぼ箱根駅伝と同じルートを走る60km
非競走の大会にエントリーしました。

7月15日(土)午後5時前、みなとみらい駅で下車。
クイーンズスクエアで、ニューシューズを購入。
ここで試走して、ベルリンで、走っても大丈夫かチェックします。


歩いて、高島中央公園へ。午後5時40分頃に到着しました。


受付で参加賞のタオル、ドリンクの他に、地図と蛍光のタスキを受け取りました。
(タスキはフィニッシュ後返却)


参加者は約200人、着替えなどの荷物はゴールまで預けてもらえますが、エイドは2箇所(浜須賀・大磯)のみなので、必要な飲み物・食料は持参したり、コンビニで調達することになりますので、大半の人は、荷物を背負っています。




午後6時、いくつかのグループに分かれて、ウェーブスタートしました。

私は、6時5分スタートの組でした。



コースは、箱根駅伝2区の途中から→権太坂を越えて、(2区の終盤は歩道がないため、別ルートを通りますが)、その後は、フィニッシュの箱根湯本駅まで、箱根駅伝と同じコースを走ります。



今回は、非競争で朝まで安全に箱根湯本まで行くことが大会趣旨でもあり、早く到着しても電車が動いていないので、始発電車の時間に合わせて、午前4時(10時間)のゴールを目指してゆっくり、ベルリンの壁一周マラソンの深夜時間帯を想定して走ることにしました。


序盤は、信号が多く、集団のため、キロ9分程度のペースでゆっくり走ります。





権太坂を通過する頃には、辺りが暗くなりはじめ、コンビニ休憩するランナーも増え始め、集団がばらけてきました。




その後は、自分のペースでゆっくり進みます。


日が暮れても、蒸し暑さが続き、大量の汗をかき、コンビニや自販機で、お茶やスポーツドリンク、炭酸飲料を購入して、水分を補給しました。



戸塚駅前を通過して、戸塚中継所付近を通り、箱根駅伝の3区のルートに戻りました。


箱根駅伝の2区のラストの坂は、やはり厳しかったです。


箱根駅伝3区のコースに入り、藤沢市へ。遊行寺の坂を下ります。




途中、コンビニでおにぎりを食べ、冷凍のペットボトルを買って、体を冷やしながら進んできます。



茅ヶ崎市に入り、松下政経塾を過ぎると、浜須賀の交差点、ここで、エイドが準備されていました。



フルーツなどを頂き、栄養補給しました。
ここまでで27km、だいたい10時間ペースで進んでいます。
足の不安はありませんが、夜中に近づきましたが、なかなか涼しくならず、蒸し暑さに苦しんでいます。



ここからは、しばらく、湘南海岸沿いの134号線、沿道には建物がなくなり、暗い道、単調な直線が続きます。

歩きたい誘惑を抑えて、走っていきます。

この辺りから、段々とランナーを追い抜くことができました。


サザンビーチ茅ヶ崎を過ぎ、湘南大橋を渡り、平塚中継所の手前の花水川橋の手前のコンビニで大休憩をとりました。








暑過ぎて、食べものの選択に困りましたが
ここでは、冷やしとろろそばを買って、空腹を満たしました。



走りを再開して、しばらくすると、大磯のエイドがありました。
スタートから37km。半分を切り、元気も回復してきました。


カップ麺を食べる感じではなかったので、ここでは杏仁豆腐を頂いて、すぐに出発しました。


コースは箱根駅伝4区に入っています。


国道1号線に再び、戻ると、アップダウンの連続した道になってきました。


こうして実際走ってみると、箱根駅伝は3区よりも4区の方がハードだと実感できます。



時計は深夜0時を回っていますが、暑さが続いています。


二宮を過ぎ、ついに、小田原市へ。

ここまで来ると、ゴールが近づいてきたと実感します。


小田原の中心部に入り、旧箱根駅伝の小田原中継所(メガネスーパー前)を通過。


ここからあと、5kmだと思って、気持ちが上向いてきました。


ペースも10時間ペースを維持しています。



小田原の中心部を抜けると、上り坂が続きます。


現在の小田原中継所、鈴廣前を通過。あと少しになりました。


そして、箱根町へ。


辺りが多少、明るくなってきた感じもあります。

箱根湯本の駅前の明かりが見えてきました。


多少10時間は超えてしまいましたが、10時間2分で、箱根湯本駅に到着しました。


余力を残して、走ったつもりでしたが、フィニッシュ後は、結構、疲労が溜まって動けなくなっていました。


フィニッシュでは、おにぎり、ビール、スープなどを頂きました。


始発までの1時間ちょっと、ゆっくり休み、着替えが終わると、外は明るくなっていました。






始発の時間が近づいたので、箱根湯本駅のホームへ移動






徹夜で走ったランナーは、電車の中で眠りに入っている人も多く見られました。




大会スタッフに見送られて、午前5時半過ぎ、箱根湯本駅を出発。小田原方面に戻りました。


この時期のウルトラマラソンの練習には最適で、いいトレーニングになりました。



タイム 10:02:25 (ネットタイム)
グロスタイム 10:07:25


参加賞・サービス
タオル、経口補水液、水素水、ビール、カップ麺、おにぎり、スープ

(横浜ー箱根湯本)第11回Over Night 60kmみちくさウルトラマラソン 動画https://youtu.be/bn1O8-55xoc 

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)