2007年12月26日水曜日

IAAF国際陸連のロードレース格付け

<IAAF GOLD LABEL ROAD RACES 2008>

アモイ国際マラソン CHN 05/01/2008
World's Best 10K Race PUR 24/02/2008
EDP Half Marathon of Lisbon POR 16/03/2008
パリマラソン FRA 06/04/2008
ロンドンマラソンGBR 13/04/2008
ボストンマラソン USA 21/04/2008
ベルリンマラソン GER 08/09/2008
RTP Half Marathon of Portugal POR 28/09/2008
シカゴマラソンUSA 12/10/2008
北京国際マラソン CHN 19/10/2008
Vodafone Delhi Half Marathon IND 19/10/2008
ニューヨークシティマラソン USA 02/11/2008

<IAAF SILVER LABEL ROAD RACES 2008>

Standard Chartered Mumbai Marathon IND 20/01/2008
大阪国際女子マラソン JPN 27/01/2008
青梅マラソン JPN 03/02/2008
東京マラソン JPN 17/02/2008
びわ湖毎日マラソン JPN 02/03/2008
香川丸亀ハーフマラソン JPN 03/03/2008
名古屋国際女子マラソン JPN 09/03/2008
Fortis City-Pier-City Run NED 15/03/2008
Maratona Città di Roma ITA 16/03/2008
ソウル国際マラソン KOR 16/03/2008
Hervis Prague Half Marathon CZE 29/03/2008
Turin Marathon ITA 13/04/2008
Fortis Rotterdam Marathon NED 13/04/2008
長野マラソン JPN 20/04/2008
Conergy Marathon Hamburg GER 27/04/2008
Maraton de Madrid ESP 27/04/2008
Maratona S.Antonio Padova ITA 27/04/2008
Volkswagen Prague Marathon CZE 11/05/2008
Course Féminine de Casablanca MAR 18/05/2008
MDS Nordion 10K CAN 24/05/2008
ING Ottawa Marathon CAN 25/05/2008
Freihofer's Run for Women USA 01/06/2008
北海道マラソン JPN 07/09/2008
Tilburg Ladies Run NED 07/09/2008
Tilburg Ten Miles NED 07/09/2008
Fortis Half Marathon Rotterdam NED 14/09/2008
Scotiabank Toronto Waterfront Marathon CAN 28/09/2008
Turin Half Marathon ITA 28/09/2008
Ford Köln Marathon GER 05/10/2008
ING Brussels Marathon BEL 05/10/2008
ING Amsterdam Marathon NED 19/10/2008
Classique Internationale Marseille-Cassis FRA 26/10/2008
Dresdner Kleinwort Frankfurt Marathon GER 26/10/2008
JoongAng Seoul Marathon KOR 02/11/2008
Athens Classic Marathon GRE 09/11/2008
Athens 10 KM GRE 09/11/2008
東京国際女子マラソンJPN 16/11/2008
Fortis Zevenheuvelenloop NED 16/11/2008
Tutta Dritta Torino ITA 30/11/2008
福岡国際マラソン JPN 07/12/2008

(資料:国際陸連のホームページより作成)

福岡国際マラソン ラップタイム比較




2007年12月2日に行われた北京五輪代表選考会の福岡国際マラソンを振り返ってみます。
優勝したワンジル選手と日本の招待選手5人の5キロごとのラップタイム(最後の2.195キロは5キロ換算で表記)をグラフにしてみました。

レース展開は、気温が高いわりにハイペースで、サバイバルレースの展開になりました。
グラフで見ると、マラソンは30キロ以降が勝負ということがよくわかります。世界のトップはハイペースの展開でも最後はペースを上げていますが、日本選手は一度ペースが落ちると下降の一途をたどります。追い上げた松宮選手もペースは上がっていません。世界と戦うには35キロ以降の走りが重要となってきます。

また、高岡選手は、序盤に遅れましたが、ラストはペースを上げているあたり、レースを捨てない姿勢は素晴らしいと思いました。

2007年12月20日木曜日

2009年東京マラソンは3月22日

再来年の東京マラソンは、3月22日開催になったそうです。
東京国際女子マラソンと統合すれば、11月開催の可能性もあるかなと思ったのですが、これで3月で落ち着きそうな雰囲気です。

荒川マラソンは少なくとも2月開催に変更しそうな気がします。
湘南国際マラソンも、1月開催がありうるかもしれませんが、第2回大会次第でしょう。

話は変わって
東京国際女子マラソンは来年で終了し、代替開催地を検討中のようですが、代替地を勝手に予想すると、横浜が第1候補のような気がします。横浜国際女子駅伝と重なるのは気になりますが、現在行われている横浜マラソンと同時開催すれば、交通規制も1日で済みますし、東京の代替地となると、ネームバリューとして横浜が一番手でしょう。

対抗としては、湘南です。湘南国際マラソン、今年は朝日新聞が後援となっていますので、女子はエリートが参加して行うことも十分に考えられます。ただし、一般の男性の部と時差スタートをする必要が生じます。
その他、さいたま(浦和)、千葉、川崎、仙台なども考えられますが、もう一つインパクトがないかもしれませんので。。上記の2つが有力候補と考えます。

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時事通信社より

09年東京マラソンは3月22日
 日本陸連は17日、東京都内で理事会を開き、2009年の東京マラソンを3月22日に開催することを承認した。今年の第1回大会と08年大会はともに2月中の開催だったが、日本陸連が警視庁、東京都側と検討した結果、寒さなどの気象条件や警視庁の内部事情を考慮して変更した。
 同マラソンは現在、夏に開催される五輪や世界選手権の男子代表選考会に位置づけられているため、瀬古利彦理事が「3月下旬では準備期間が短く不安になる」と指摘したが、日本陸連の一存では決められないとの理由で3月開催が決まった。 
 また、来年の日本選手権(神奈川・等々力)を6月26~29日までの4日間、混成競技と同時開催することも正式決定。同30日の理事会、評議員会で男女マラソン以外の北京五輪代表選手を選考する。

2007年12月17日月曜日

東京国際女子マラソンが終了

東京国際女子マラソンが来年を最後に終わるようです。
東京マラソンとは統合しないようなので、東京以外の首都圏で新たな開催場所を探しているかもしれません。テレビ局側としても、女子単独で視聴率20%近く取れるコンテンツので、統合して、3局持ち回りよりは、女子だけの大会を新たに開催する可能性があるのかなと個人的には思います。


以下、朝日新聞の記事より
http://www.asahi.com/sports/update/1217/TKY200712170242.html************


東京国際女子マラソン、第30回大会最後に終了
2007年12月17日19時14分

 日本陸上競技連盟、朝日新聞社、テレビ朝日は毎年11月に開催している東京国際女子マラソンを08年の第30回大会を最後に終了することを決めた。今年2月に第1回大会が開かれた東京マラソンとの統合を東京都から要請を受ける一方、警視庁からは東京都心部で年2回のマラソンを開催し続けることは、交通規制の面から困難との考えを示された。主催3者が協議した結果、女子単独レースという形での大会継続は困難と判断した。

 東京国際女子マラソンは79年に国際陸上競技連盟が公認する世界で初めての女子マラソン大会として誕生。外国ではほとんどが男女混合レースだが、女子単独レースという新たな形態が日本で育つきっかけとなり、84年ロサンゼルス五輪での女子マラソンの正式種目採用にもつながった。

 今年新たな形で始まった東京マラソンは男女混合で、数万人規模の市民ランナーとトップ選手が一緒に走る大都市マラソン型。朝日新聞社は、女子単独レースとして育ってきた意義を重視しており、統合に応じることを見送った。

2007年12月13日木曜日

2007青島太平洋マラソン (レース編)

2007年12月9日 青島太平洋マラソン フルマラソンの部 9時半スタート







朝6時前起床、6時20分にホテルの朝食バイキングでやや多めに食べて、7時に無料送迎バスで現地に向けて出発しました。会場まで20分程度の距離ですが、途中から渋滞しはじめて、7時45分、会場まで若干距離は離れていてましたが、車が進まないということで途中下車して歩いて会場まで向かいました。ここで、走友と合流し、準備を始めました。


開会式会場、いるはずのゲストの欽ちゃんが見当たりません。やはり渋滞に巻き込まれて到着が遅れているとのこと、しばらくすると大型タクシーが到着、欽ちゃんが現れました。周りはすぐに人だかりとなり、騒然とした雰囲気になりました。ゲストランナー色々と見てきましたが、やはり欽ちゃん人気は別格でした。


今年は過去最高の1万人の参加で、スタート時間が近づいても、会場までの道は大渋滞、果たして時間通りスタートできるのかと思いつつ、スタート地点に並ぶと、アナウンスがあり、「30分遅れのスタートになります。」との連絡があり、トイレに行くなどして時間をつぶし、何か食べようかと思ったのですが食べるものがなく、再びスタート地点に戻りました。

9時半スタートしました。右足に多少違和感があり、無理をしないペースで前半は走りました。20kmまではほぼイーブンペースで、3度目となる宮崎の道を走っていきました。沿道の声援は例年以上に大きく感じました。シーガイア付近で折り返し、このあたりがこのコースのハイライト、海と松林の絶景です。中間点はちょうど2時間(自己記録の時より数分遅いタイム)でした。

ここ何回かのフルマラソンは折り返し直後からペースダウンして崩れていったので、踏ん張ろうとしましたが、やはり前の5kmより1分遅いタイムで、今回も駄目かと思い始めた直後でした。27kmあたり、右足のひざかんたん(テーピング)が剥がれかかっていたので、思い切ってはがしたら、足が急に軽くなった感じになり、ペースが上がっていきました。

30km以降も、周りがペースを落とす中で、キロ5分半のペースで、どんどん抜いていき、とても気持ちよく走ることができました。自己記録3時間58分の更新も射程圏内となってきた、残り4km、ペースが上がらなくなりました。どうやらエネルギー切れの兆候が、最後の給水所も過ぎており、何とかゴールまで粘りたいそんな状況になってきました。

40km地点は3時間47分20秒、サブ4までは12分40秒、周りを走っているランナーも、いける、いけないとサブ4をめぐる攻防が始まりました。しかし、どうもがいても力が入らなく、ペースが上がりません。サブ4を目指してスパートをかけているランナーにどんどん抜かれていきました。競技場まで、こんなに遠く感じたことはありませんでした。そして、競技場に入った時には、アナウンスで4時間までのカウントダウンが始まっていました。グロスタイムのサブ4はあきらめて、後はネットタイムでのサブ4は何とか死守したいと思いました。意識朦朧の中、倒れこむようにゴール、グロスタイムは4時間1分でしたが、ネットタイムは3時間59分36秒、2年ぶりの好タイムでのゴールでした。
ゴール後、しばらく動けなくなったのは久しぶりでした。

ふとスタートが30分遅れていなかったら、エネルギー切れを起こせずゴールできたかもとも思いましたが、これもマラソン、4時間をめぐる攻防は終わってみると楽しかったです。

帰りは青島温泉へ入浴して、宮崎空港経由で東京へ、今年のフルマラソンは終わり、長距離遠征もしばしお休みです。今回のレースで北海道マラソンの出場権(ネットタイムで4時間以内)はとれましたが、この走りでは完走は無理なので、来年4月の長野マラソンで自己記録更新を目標に、頑張りたいと思います。

<参加賞>
Tシャツ、タオル、ハンドタオル、タクシー10%割引券、温泉割引券、弁当200円
<その他>
JTB経由で宿泊すると、ホテルで受付、会場までバスの無料送迎を受けられる。


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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)