2012年11月16日金曜日

2012全日本マスターズロードレース

11月11日(日) 10km

5週間の遠征が終わり、今週は都内で開かれた第1回の全日本マスタードロードレースに出場してきました。

スタートはお昼ということで、久しぶりに日曜の朝はゆっくりと起き、10時半過ぎに家をでました。

会場は、調布飛行場に隣接した武蔵野の森公園、京王線の飛田給駅から味の素スタジアムの脇を通り、サッカーや野球などの競技場を見ながら、北へ20分程度歩いて、11時30分過ぎにようやく会場に到着しました。



午前中は、都道府県対抗全日本マスターズ駅伝競走大会が開かれていました。8区間42.195㎞、各区間の担当の年代・性別が決められていて、約半分の都道府県チームが参加してレースが行われていました。



今にも雨が降り出しそうな天気の中、芝生の上で、準備を始めました。こじんまりとした大会かと思ったのですが、千人近くのランナーが集まって、屋台も出て賑わっていました。



正午にまず5キロの部がスタートして、10キロの部は20分後。
マスターズ陸上なので、部門は5歳刻みに分かれていて6位までが入賞になります。女子は完走すれば、ほとんどの人が表彰対象で、男子も、いつもの大会に比べると入賞確率が高く、密かに期待して、スタートラインに立ちました。



しかし、思ったよりも多くの人が参加していて、さらに、午前、駅伝を走った各都道府県の代表の人も参戦しているので、ちょっと厳しいなと思いました。



12時20分に10キロの部がスタートしました。公園内の広場は少し丘のように高くなっていますが、その後は、左手に飛行場を見ながら、フラットな直接が続きました。曇り、微風で、絶好の天気で、前半抑えて走ったのですが、いいペースでした。味の素スタジアムが見えて、サッカーや野球などの運動場を回って、再び方向を変えて、公園に戻ります。

1周目5キロは22分28秒で通過。45分を切るペースですが、自己ベストは43分台なので、厳しくなりました。それでも、2周目はペースを上げて、前を走る選手について追いかけます。1周目よりペースを上げて、44分29秒でゴール。

自己2番目のタイムで、GPS付きの時計の計測では、多少距離が長かったような印象もありますので、まずまず満足のいくレースでした。

順位はM35の部で29人中10位。
9位とは4分差、入賞するには、40分を切らないといけなかったので、納得の順位です。


雨をしのげる場所が少ないので、降ったら大変でしたが、ゴール後まで雨は降らずに濡れずに済みました。

家からも近いので、しばしば武蔵野の森公園は利用したいと思います。


社団法人マスターズ陸上競技連合
http://www.j-master.gr.jp/index.html



タイム
前半 22分28秒
後半 22分01秒

ゴール 44分29秒

参加賞:Tシャツ

EPSON計測 1キロごと
4'13"-4'34"-4'14"-4'22" -4'33"
4'11"-4'27"-4'20"-4'12" -4'25"
0'51"(210m)

2012年11月8日木曜日

2012フードバレーとかちマラソン(後編)



2012フードバレーとかちマラソン つづきです。

11月4日(日) 大会当日

朝6時半起床、晴天。ただ風が強く吹いています。


ホテルの窓から見下ろすと、下の道路で交通規制が始まり、準備が進められていました。


今回は、スタート地点がすぐそばなので、チェックアウトせずに、ホテルで準備ができるので、トイレや荷物預かりの心配がなく快適です。

(この大会は、通常の荷物預かりの他に、スタート地点付近に上着・防寒着などが預けられる場所が用意されていました。)

ホテルのバイキングで朝食を済ませ、スタート付近でウォーミングアップ、東京よりは寒いですが、帯広の平年よりは気温が高いようで、風さえなければまずまずのコンディションです。





一旦、ホテルの自分の部屋に戻って待機して、8時半過ぎに、スタート地点に並びにいきました。
街の中心部なので、多くの方が応援に駆けつけて、歩道はいっぱいになっています。

陸連登録なので、前方に並んで、(かなり厳密に、番号順での整列でした。)スタートを待ちます。



陸連公認コースでのハーフマラソンは、今年最後のレースになるので、ここで2年ぶりの自己ベスト(1時間38分35秒)更新を目指して、積極的なレースを心がけました。

午前9時ハーフマラソンの部がスタートしました。

前方なので、勢いよく飛び出す人が多く、そのペースに連られて10キロや5000メートルのレースのスピードになっています。街のど真ん中、気持ちよいです。1キロは4分20秒、速すぎるので、ここから抑え気味になります。

そして、大きな建物がなくなり、まともな向かい風を受けるようになります。さらに前半は緩やかですが、上っており、多少のペースダウンは覚悟していたのですが、次の1キロも4分36秒で、速いペースを維持しています。



帯広競馬場を過ぎて、直線が続きます。向かい風も吹き続けています。ただ、帰りは追い風になるから、前半踏ん張れば行けると思って、勇気を持って飛ばしました。キロ4分40秒台後半のペースを維持して、5キロ地点を23分5秒で通過、悪条件の中、自己ベストを出したときとほぼ同じタイムでした。

この後の5キロをペースを落とさないように我慢の走りを心がけました。6キロ過ぎで左折して、横風になり少し楽になりました。このあたりから、帯広の自然を感じるようなコースになってきました。7キロ過ぎて左折して追い風、ペースが上がってきましたが、8キロを過ぎて、このコース最大の上り坂が待っていました。この辺りが一番苦しかったですが、何とかしのいで、10キロ通過、46分38秒(ラップタイム23分33秒)でした。

3週間前の塩尻ぶどうの郷ロードレース10kmの時よりも速いタイムで、多少不安に感じつつ、つぶれてもいいので行けるところまで頑張るという気持ちになりました。折り返し地点で方向を変え、帯広の森運動公園内に一旦入って、再び、往路と同じ道を今度は下りはじめました。


しかし、13キロを過ぎてからは、向かい風になり、おまけに、集団から離れる位置で、まともに風を受ける状況で、キロ5分近くまでペースが落ちて心が折れそうになりました。

それでも何とかしのいで15キロ地点を通過、この5キロは23分35秒で、自己ベストは残り6キロの頑張り次第となりました。

ここからは、追い風、緩やかな下りで、背中を押してくれて、自然とペースが上がってきました。おまけに、後ろからペースアップしてきた女性ランナーのペースにしばらくつくことができ、16キロから17キロでは、4分22秒まで上げることができました。

その後も、長い直線でペースが落ちそうになりかけたところで、沿道の多くの声援が、最後の力になりました。キロ4分30秒台のペースを維持して、20キロ地点を通過、1時間32分46秒、この5キロは22分33秒で、過去最速ラップで、自己ベストが見えてきました。

ここまで来たら37分台のゴールを目指して、帯広の中心街をラストスパート、勢いよくゴールに駆け込んで、1時間37分49秒、2年ぶりの自己ベスト更新となりました。


2年前に自己ベストを出した坂東市いわい将門ハーフマラソンは、コースが平坦で、気象条件も曇り無風の絶好の条件だったので、更新するのは結構、厳しいかと思ったのですが、この強風下で、積極的な走りができて、ベストが出て嬉しかったです。あとは、今年中にフルマラソンもベスト更新して、3時間30分台で走れればと思っています。





ゴール後は、再び、ホテルに戻り、11時までのチェックアウトに間に合いましたが、部屋でゆっくりしたかったので、1時間チェックアウトを遅らせて、大浴場で入浴して、部屋で寛ぎました。

帯広の中心部は、大会後も、一部、歩行者天国で、出店やイベントなどが行われました。参加賞のチケットで、スイーツや飲み物、お土産を購入して楽しみました。




ゆるキャラのショーも行われていました。


帯広市内のスイーツのお店をしばし散策して、遅めの昼食は、駅構内のお店で豚丼を頂きました。やはり美味しいですね。


前日、帯広空港から幸福駅が近いことを知り、旅の最後の目的地は、幸福駅を目指すことにしました。

ローカル線の広尾線は25年前に廃線になりましたが、バスが代替運行しています。
帯広のバスターミナルで、幸福行きの切符を購入、愛国駅から幸福駅までの記念乗車券も購入しました。

「愛の国から幸福へ」愛国駅・幸福駅

590円なので、それほど時間はかからないだろうと思ったのですが、バスに揺られること約1時間、幸福バス停に到着、16時半でしたが、この時期の北海道、日没が早く、かなりうす暗くなっていました。

バス停から歩いて300メートルほどで、幸福駅に到着しました。とても趣きのある佇まい、自然の中に、解け込んでいます。駅舎の中には、無数の紙が貼られています。神社のように、願い事が書かれているのかと思ったのですが、実際に幸福になった人の報告の写真が、目立っていました。




ホームの横には、鐘があり、時折、心地よい音が鳴っていました。


幸福の鐘を鳴らしてゴールする。幸福を目指すウルトラマラソンがあったら、面白いのにとふと考えてしまいました。

幸福駅からは、空港行きのバスもありますが、時間が中途半端なので、5キロ以上ありましたが、歩いて帯広空港を目指しました。

辺りが暗くなり、夜空の星が綺麗に輝き、幻想的な風景に遭遇して、貴重な体験を得ながら、無事、帯広空港に到着、今年3度目の北海道の旅が終わりました。



帯広の中心街を走る大会、第2回大会も是非、開催してほしいと思いました。

LAP TIME
 0- 5km  23:05 (4:37/km) 4:20-4:36-4:41-4:44-4:45
 5-10km  23:33 (4:43/km) 4:45-4:44-4:32-4:48-4:45
10-15km 23:35 (4:43/km) 4:45-4:42-4:30-4:52-4:47
15-20km 22:33 (4:31/km) 4:32-4:22-4:26-4:36-4:38
20-Goal   5:03 (4:36/km)

1時間37分49秒 (4:38/km)

参加賞:ペットボトルホルダー付きウェストバック、スイーツめぐり券(500円相当)、出店金券千円相当、バナナ、スポーツドリンク、もち、各種試供品、割引券、防寒用ビニール

http://hokkaido-run.jp/obihiro/



2012年11月7日水曜日

2012フードバレーとかちマラソン(前編)



5週連続の遠征のラストは、今年3度目の北海道でした。


北海道へは、毎年複数回行って、主要都市はかなり廻ったのですが、帯広へは行ったことがありませんでした。
今回、帯広市開拓130周年記念・市制施行80周年で、新たにハーフマラソンが開催されることになり、エントリーしました。

2012年11月3日(土)
湘南国際マラソンが開催されている最中、羽田から久しぶりのAIR DO機で北海道に向かいました。


午後2時前に、とかち帯広空港に到着、機内から降りたら、もう冬の気候、温度計は9度を指していました。


空港からバスに乗って、広大な畑を見ながら、帯広市内へ到着しました。そのまま歩いて、前日受付会場の帯広市役所へ向かいました。


バナナやボトルホルダー付きウェストバック、防寒用のビニールなどの他に、スイーツめぐり券(500円相当)、当日の出店・お土産店で利用できる金券(1000円相当)が入って豪華です。









宿泊したホテルの向かいの建物は、六花亭本店だったので、まずは、先週のブルボンの続き、今週も六花亭のお菓子を大人買いしました。















そして、遅めの昼食は、帯広の商店街の中にあるラーメン店みすずで、とかち牛じゃん麺を大会参加者特典のコーンのトッピングをつけて、頂きました。









夕方は、明日のコースでもある帯広競馬場へ、世界で1か所だけ開催されているばんえい競馬を見に、ジョギングしながら向かいました。

馬券は1回だけ購入したことはありましたが、競馬場の中に入るのは、初めてです。スイーツめぐり券提示で、100円の入場料が無料になります。


施設内の雰囲気は、もっとピリピリした感じかと思ったら、そんなこともなく、女性や家族連れも目立ちました。


入ったときに、すでに次のレースの締切が近かったので、とりあえず単勝の馬券200円購入、外に出て、スタート地点に向かいます。中にいた観客もスタートが近づいて、ぞろぞろと集まってきます。


そしてレーススタート。重い重量のそりを曳きながら、馬たちが歩きだしました。通常の競馬と近い、観客が並走しながら、応援でき、思ったよりも間近でレースの様子が見られます。


ゴール前の坂は急で、立ち止まってなかなか上りきれない馬がいる一方で、後ろから一気に駆け上って逆転する馬など、自分がどの馬にかけていたか忘れて夢中になっていました。


1レース目ははずれて、2レース目はパドックで馬を眺めてみました。通常の競争馬がランナーに対して、ばんえい競馬の馬は、力士のように、体、足の太さが違います。実際、体重は1トン前後で、通常の倍の体重があるようです。


2レース目は、単勝で1番人気の「サカノテツワン」100円の他に、複勝で大穴の「ワタシハキレイデス」100円を名前につられて買ってみました。


結果はの「サカノテツワン」が見事に1着、「ワタシハキレイデス」が3着以内に入ればかなりの配当だったのですが、残念ながら下位で、それでも、初めて当たって、280円をゲット、このレースだけでは+80円儲かりました。

このまま、夢中になりそうだったので、3レース目を最後のレースにして、馬連と単勝で勝負したのですが、はずれて、収支は-320円のところでやめました。

ばんえい競馬は、存続の危機に立たされているので、もう少し負けたほうがよかったかもしれません。
(見るだけでも楽しめてしまうので、1人当たりの掛け金が少ないのかもと思ってしまいました。)

競馬場内及び隣接施設には、飲食店、土産物店が並び、ばんえいマッシュルームや豚丼を買ってみました。

ばんえい十勝オフィシャルサイト








その後、市内中心部に戻って、夕食はスープカレーを食べ、ホテル内で無料の夜鳴きそばを食べ、温泉に入って明日のレースに備えました。



つづく

Buy me a coffee

マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)