2009年12月28日月曜日

箱根駅伝 過去10年間の大学別成績 (得意な区間、苦手な区間)

箱根駅伝の過去10年の区間別順位を大学別にみてみると、大学によって得意な区間、苦手な区間がはっきり分かれています。

大学別に各区間平均順位と総平均順位の差をとってみた(総平均順位-各区間平均順位) 
プラスが大きいほど得意な区間、小さいほど苦手な区間 を意味します。

その結果、東洋大学は、5区、6区が苦手な区間、2区、10区が得意な区間となっている。
これは、柏原選手が登場する以前は、山が苦手であったので、今回はこれがあてはまらず、むしろ2区、10区が課題となってきそうです。

早稲田大学は、平均しているので、あまり得意、不得意はないのですが、唯一8区を苦手としています。確かにこの区間で逆転されたり、リードを詰められたりされている傾向がみられます。

大東文化大学は、山の大東といわれるとおり、5区、6区を得意としており、それによってシード権を奪回したともいえます。

山梨学院大学はケニア人留学生、中央学院大学は木原選手と大エースがいるので、2区を得意としています。

日本大学は、1区を大の苦手としています。1区次第では、今回優勝争いに絡んできそうです。

明治大学は、前半型のため、後半8,9,10区を苦手としています。しかし、今年は復路にも充実したメンバーが組めそうです。

中央大学は、6区、3区と下りの区間を得意としている一方で1区、4区が鬼門となっています。

駒澤大学は、復路重視で9区を得意としています。しかし、1区、3区を苦手としています。今年は1~3区は重視したメンバーを組んできそうです。

東京農業大学は、2区が強いですが、5区を苦手としています。

日本体育大学は、穴はないほうですが、9区を苦手としています。

帝京大学は、1区が強いですが、8~10区を苦手としています。

城西大学は、1区がとても強いですが、2区、4区、5区、9区が鬼門となっています。一番、得意な区間と苦手な区間がはっきりしている大学といえます。

専修大学は、6区、8区が強い一方で、7区を苦手としています。

東海大学は、4区、7区が強いですが、6区、9区を苦手としています。

亜細亜大学は、9区、5区、10区が強く、6区、3区を苦手としており、持久力の必要な区間が得意、スピードを必要とする区間が苦手ということで、とてもはっきりしています。

法政大学は、6区山下りを得意としていますが、3区、7区を苦手としております。

学連選抜は、エース区間の9区、2区は苦手ですが、6区、10区を得意としており、今年も最後に波乱を起こしてくれそうです。






0 件のコメント:

コメントを投稿