今年の東京マラソンを数字で振り返ってみたいと思います。
今年は過去4回の中でも、みぞれ交じりの冷たい雨の影響で一番厳しいコンディションとなってしまいました。
完走率の94.1%は、過去最低で、特に女性は91.1%と昨年よりも4ポイント下がりました。
その原因は、トイレ待ちのようです。雨の中、1時間近くスタート地点で待ってスタートして、序盤からトイレが混雑して、特に女性はどこのトイレも長蛇の列で、30分待ちというケースも多く、結果、関門に間にあわなかった人が多く出たようです。
ぎりぎり完走を目指す人は、雨の場合、あえてスタートで並ばず、屋根のあるところで待機して、9時前後にトイレに行き、最後尾からスタートするのがよい気がします。 最後尾からスタートしても、途中でトイレ行くよりは、ずっと早いです。
また、レース中トイレに行きたくなった場合、コンビニに並ばず、地下鉄の構内のトイレを使ったほうが、待ち時間を抑えられます。(お金がなくても、改札内に通してくれるそうです。乗ってゴールまで行ったらいけませんが。。)
東京マラソン2010 完走率
フルマラソン
全体
出走 32,080人(昨年30,145人)
完走 30,182人(昨年29,108人)
完走率 94.1%(昨年96.6%)
マラソン(男子)
出走 25,079人(昨年23,499人)
完走 23,812人(昨年22,788人)
完走率 94.9% (昨年 97.0%)
マラソン(女子)
出走 6,981人 (昨年6,646人)
完走 6,358人 (昨年6,320人)
完走率 91.1% (昨年 95.1%)
<<外国人ランナー>>
◆マラソン
男子 出走1755人 完走1676人 完走率95.5%
女子 出走493人 完走447人 完走率90.7%
全体 出走2248人 完走2123人 完走率94.4%
10キロ含む 出走2639人 完走2509人 完走率95.1%
また、今年は、AEDを伴う救急患者は出ませんでしたが、救護所を訪れた人数が昨年より300人以上増えています。寒さが影響したと想像できます。
<救護関係>
救急搬送者数 12人(昨年20人)
救護車輛出動数 7回(昨年13回)
救護所受付者数 1406人(昨年1096人)
AED装着件数 0件(昨年2件)
また、苦情件数は減っています。東京マラソンがかなり浸透してきた証拠でしょう。
<その他>
沿道人数 116万人(昨年136万人)
東京大マラソン祭り 観客数50万人(昨年59万人)
苦情件数(当日分) 14件(昨年24件)
問い合わせ ※ 237件(昨年107件)
参考:東京マラソン ホームページ
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