2013年6月5日水曜日

2013阿蘇カルデラスーパーマラソン(100km) (その3)

阿蘇カルデラスーパーマラソン

つづきです。

2013年6月1日(土)午前5時

薄明かりの中、スタートして、いきなり上り坂から始まりますが、
緑豊かで、涼しい高原の空気、気持ちよく走れます。

日曜日に走ったトレイルの筋肉痛はようやくなくなり、普通に走れそうです。
しかし、中5日間での100キロレース、吉と出るか凶と出るか、レース終盤まで分からないので、少し不安が残ります。



2.5キロで早くも給水所が登場。通常100キロの大会は5キロ毎の給水なので、助かります。そのため、走っているランナーもポーチ等をつけずに、手ぶらで走っている方を多く見かけます。




20キロまで阿蘇の外輪山の内側を走るので、360度阿蘇の雄大な山々を眺めることができます。
そんな中、5キロを通過、30分50秒、キロ6分ペース、ほぼ予定通りの滑り出し。



まだ、雨が降りそうで降らない天気で、走りやすい気候なので、外輪山を越える20キロ先の急激な上り坂までに今のうち、距離を稼いでおこうと思いました。



緩やかな下り坂が続く中、10キロを通過、この5キロは30分10秒、悪くはないのですが、自分の走っている感覚よりはタイムが悪く感じて、今日の調子はそれほど良くないので、慎重に走ることにしました。


エイドでソーメンを食し、阿蘇の雄大な風景を楽しみながら、15キロ、20キロと淡々としたリズムで走っていきました。この間の5キロはそれぞれ、30分32秒、32分2秒で、可もなく不可もなくいったタイムで通過しました。





20キロを過ぎてからが、いよいよ本番。
カルデラの外側へ、急激な上り坂がスタートします。



道も、林道から牛が放牧されている草原への道に入りました。


ここは、無理せず歩いて、体力温存策をとります。


阿蘇の赤牛が優雅に寛いでいる中を、人間の集団が黙々登っていきます。

振り返ると、雄大な景色、まだ80キロ弱走らなければいけないことを考えなければ、とても気持ちよく感じました。


時折、「ヤッホー」と叫ぶランナー、ここは、楽しんだもの勝ちのようです。


ようやく頂上までたどり着いて、下り坂に入って再び走りはじめました。


25キロまでの5キロは、41分43秒。結構、歩きましたが、それほど悪くないタイムです。


この後は、阿蘇の山道・田舎道を下ったり、上ったりを繰り返します。

29.5㎞の第1関門を3時間17分で通過。当初の設定より15分以上早いタイムで、少し余裕ができました。


このあたりから、雨が徐々に強く降り始めてきました。もうすでに、大量の汗をかいているので、雨もそれほど気になりません。


序盤のペースからは落ちましたが、森の中の道を淡々とペースを刻み、30キロまでの5キロは、34分43秒、35キロは36分12秒。キロ7分ペースで進んで行きました。


39キロの第2関門は、4時間27分。
設定より15分、関門閉鎖時間より43分早く通過しました。

40キロまでの5キロは、トイレに並んで、39分14秒かかりましたが、ペースは維持できています。

雨が一段と強くなってきましたが、用意していたビニールのポンチョを着たら暑そうだったので、気にせず走ることにしました。

雨で靴が濡れてきましたが、幸い、長野マラソンの時のように足にマメができず足が重くなりながらも普通に走ることはできています。

42.5キロ地点の看板、ほぼフルマラソンの距離を4時間50分で通過。
ここからウルトラマラソンの始まりです。


このあたりは、下り基調の道で、速すぎず、遅すぎず、後半のことを考えながら、距離を刻みました。

雨の中でも、沿道の住民の方からの声援を受けて、励まされます。


そして、50キロの中間地点を5時間45分で通過。

45キロまで5キロを34分24秒、50キロまでの5キロを35分28秒のペースで、設定よりは少し遅くなりましたが、トータルでは予定より6分ほど早く、順調に半分まできました。

ほどなくして、50.8キロのレストステーション、阿蘇市波野支所に到着。
午前11時のスタートを待つ50キロの部のランナーが集まっていて、賑わっていました。

エイドでおにぎり、そば、果物、パンなど食べ、預けていた荷物を受け取り、その中から、前日買って美味しかった温泉食パンを頬張りました。

着替えは用意していましたが、靴下のみ履き替え、消炎クリームなどを塗って、補助食や飲み物を背中の荷物に追加して、後半に向けてスタートしました。



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