2014年3月23日日曜日

日本の三大女子マラソンのサブ3達成者数の推移

横浜国際女子マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソンのサブ3(3時間未満)で走った人数の推移をまとめてみました。

横浜は2009年から始まりましたが、出場資格が関門制限が以前の東京よりも厳しくなった影響があり、サブ3達成者が減っています。さらに、風・暑さに悩まされて記録が出しづらいようです。

大阪は、1月末の開催で気候が安定していて、70人前後で推移しています。

名古屋は、以前までは風が強く、関門制限も厳しく、サブ3達成者が少なかったですが、名古屋ウィメンズマラソンに変わって、出場資格が緩和され、さらにスタートが午前9時10分スタートとなったことで、風の影響が以前よりも少なくなり、好記録が出るようになっています。

サブ3達成者数と優勝タイム/優勝者

横浜国際女子マラソン(東京国際女子マラソン)
東京国際女子マラソン
2006年 59人 2:26:15 土佐 礼子
2007年 71人 2:21:37 野口 みずき
2008年 92人 2:23:30 尾崎 好美
横浜国際女子マラソン
2009年  55人 2:28:51 嶋原 清子 ※
2011年冬 32人 2:23:56 尾崎 好美
2011年秋 32人 2:26:32 木﨑 良子
2012年  52人 2:23:07 リディア・チェロメイ (ケニア)
2013年  36人 2:25:55 アルビナ・マヨロワ (ロシア)
※2009年はインガ・アビトワ(ロシア)が2:27:18で優勝したものの、後に、ドーピング検査で陽性となり、過去の成績が抹消されたため

大阪国際女子マラソン
2007年 60人 2:23:48 原 裕美子
2008年 74人 2:25:10 マーラ・ヤマウチ(英国)
2009年 63人 2:23:42 渋井 陽子
2010年 70人 2:25:14 アマネ・ゴベナ(エチオピア)
2011年 50人 2:26:29 赤羽 有紀子
2012年 62人 2:23:23 重友 梨佐
2013年 71人 2:23:58 タチアナ・ガメラシュミルコ (ウクライナ)
2014年 75人 2:24:37 タチアナ・ガメラシュミルコ (ウクライナ)

名古屋ウィメンズマラソン(名古屋国際女子マラソン)
名古屋国際女子マラソン
2007年 64人 2:28:49 橋本 康子
2008年 71人 2:25:51 中村 友梨香
2009年 56人 2:28:13 藤永 佳子
2010年 49人 2:27:11 加納 由理
2011年 中止
名古屋ウィメンズマラソン
2012年 90人 2:23:52 アルビナ・マヨロワ(ロシア)
2013年 74人 2:23:34 木﨑 良子
2014年 92人 2:23:44 マリア・コノワロワ(ロシア)


横浜国際女子マラソンについては、今後、2015年3月にフルマラソンの横浜マラソンの開催が予定されており、横浜市内の交通事情を考慮すると、存在意義が問われてきそうな気がします。

あくまでも、個人的な意見ですが、改善策を考えてみました。

改善策(1)
横浜マラソンと同時開催にして、女子エリートの部だけ30分〜45分ほど早くスタートする。 (ロンドン、ニューヨーク等の同じ形式)
(利点)交通規制が1日ですむ。午前スタートで記録が望める。 
(課題)開催時期は3月となる。11月にずらす場合は、湘南国際マラソンとの日程調整が必要となってくる。

改善策(2)
全日本実業団女子駅伝(宮城)と開催場所をチェンジする。
横浜で実業団女子駅伝を開催、仙台で女子マラソンを開催。
(利点)11月駅伝の方が交通規制の時間が短い。12月宮城の駅伝は雪の心配があったが解消される。
(課題)仙台はアップダウンが多く記録を狙いにくい。仙台国際ハーフ(5月)、実業団駅伝との調整が必要。

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