2014年6月27日金曜日

もし全日本大学駅伝方式でW杯の出場枠を決めたら

2014FIFAワールドカップ ブラジル大会

南米勢が活躍する一方で、日本、韓国、オーストラリア、ブラジルのアジア勢は結局1勝もできず、次回のアジア枠の削減が叫ばれています。

毎年11月に開催される全日本大学駅伝は、前年の成績に応じて、次年の地域別出場枠が決定されます。

具体的には、8地区に1校ずつの基本枠、6位までの大学にシード権(関東6校)、7位〜17位までに入った地区(関東7校、関西4校)に成績枠が配分されるので、今年は、

  • 北海道  1
  • 東 北  1
  • 北信越  1
  • 関 東  14
  • 東 海  1
  • 関 西  5
  • 中国四国  1
  • 九 州   1

となっています。
http://daigaku-ekiden.com/hirokoji/

これを今年のワールドカップの成績で当てはめてみます。

【基本枠】
欧州、南米、アフリカ、北中米カリブ海、アジア、オセアニアに 1カ国ずつ

【成績枠】
予選落ちチームを勝ち点、得失点で順位付けをすると

17位 エクアドル
18位 ポルトガル
19位 クロアチア
20位 ボスニア ヘルツェゴビナ
21位 コートジボワール
22位 イタリア
23位 スペイン
24位 ロシア
25位 イングランド
26位 ガーナ
*****************************
27位 イラン
28位 韓国
29位 日本
30位 オーストラリア
31位 ホンジュラス
32位 カメルーン

26位までに入った国は、地域別に以下のようになります。
欧州 13 
(オランダ、ギリシャ、フランス、スイス、ドイツ、ベルギー、ポルトガル、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イタリア、スペイン、ロシア、イングランド)
南米 6
(ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイ、アルゼンチン、エクアドル)
アフリカ 4
(ナイジェリア、アルジェリア、コートジボワール、ガーナ)
北中米カリブ海 3
(メキシコ、米国、コスタリカ)
アジア 0
オセアニア 0 (不出場)

したがって、次回大会の出場枠はこのようになります。

  • 欧州 14  (13)
  • 南米 7 (5.5)
  • アフリカ 5  (5)
  • 中南米 4  (3.5)
  • アジア 1 (4.5)
  • オセアニア 1 (0.5)


実力的には、確かに、この方がいいかもしれませんが、
地域バランスとしては、悪くなってしまいますね。

ちなみに、前回、南アフリカ大会は、アジアのチームが26位以内に3カ国入ったので、アジア枠4.5は妥当だったのですが。

次回、ロシア大会、出場枠はどうなっているでしょうか。

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