2015年7月23日木曜日

改善続ける京都マラソン

海外




【ランナー募集要項 発表!】今日の京都はとても暑いですね〜(><;)みなさんいかがお過ごしですか?京都のまちなかでは、祇園祭の鉾が立ちとても賑わっております(*^_^*)♪本日は「ランナー募集要項」など、たくさんの情報を公式HPに...
Posted by 京から明日へ。京都マラソン on 2015年7月13日



2012年に始まった京都マラソン。
当初は、開催に伴い大規模な赤字の発生、大規模な交通規制による寺社仏閣等、市内観光地への影響等、決して評判は高くはありませんでした。

しかし、様々な課題があった京都マラソンは、回を重ねるごとに改善を続けており、応募者数が減少傾向にある関西地区の都市型マラソン大会の中で、増加傾向で人気を維持しています。

具体的にどのような改善が行われているか整理します。

◆ 予算不足の問題(第1回大会は2億円以上の赤字)
対策→京都市スポーツ振興サポートランナー枠の採用
10万円以上の寄付で優先エントリー(第2回大会より)
その他、運営の見直しを実施


 当日、交通規制で観光客が減る寺社、仏閣からの不満
対策Inter Faith 駅伝(宗教者駅伝)の併催 
http://interfaith-japan.com/
異なる宗教者(例:仏教・神道・キリスト教・イスラム教等)で4人1チームをつくり、世界平和を願うタスキをつなぎながらゴールを目指す駅伝(第3回大会より)
→お寺、神社が京都マラソンに参加する立場になることで、マラソン大会への理解を深めることに。

 交通規制によるマラソン以外の観光客の減少
対策→3月開催から2月開催に変更
観光客が一番少ない2月開催に変更して、マラソン以外の目的の観光客への影響を最小限にとどめる(第3回大会より)



 2月開催による寒さの問題
対策→古着を着て号砲まで温まれるようになる。
スタート地点で、不要なセーターやジャンパーなどの衣類を着用できるように着用された衣類は回収し、リユースや資源としてリサイクル(第4回大会より)



そして、
第5回(2016年)大会では、ボランティアを経験した人を対象とする出場優先抽選枠新設されました。

●ボランティア経験者枠<別途手続不要>
(マラソン 100人、グループエントリーは対象外)
京都マラソン2012~2015のいずれかの大会でボランティア経験者を対象に優先抽選を行い、同枠落選者は、再度、全体抽選の対象。ボランティアとしての参加大会数が多いほど当選しやすい。


今後、市民マラソンの大会は飽和状態になる可能性が高いですが、京都マラソンは、抱える問題に対して、柔軟に改善を続けて、よりよい方向に進むのではないかと思います。



京都マラソンの応募者数
2012年 48,436人 
2013年 47,134人
2014年 53,281人 (開催を2月に変更)
2015年 59,929人
2016年 65,442人
2017年 58,678人
抽選大会のフルマラソン大会の申込者数の推移  http://bit.ly/1BE9JNQ
国内

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