名栗U字連山スーパートレイルラン 2009年5月31日 28km
先日、下見に行ったトレイルランの本番を迎えました。
木曜日から断続的に降り続いている雨、下見で実感したコースの厳しさから、コースが短縮されないかなと淡い期待を抱いていたのですが、予定どおり28キロで開催されました。
自然溢れる名栗湖周辺に、1000人近い人が集まって壮観です。見る人・見る人逞しい体をしていて、場違いなところに来てしまったのではないかとちょっと弱気になってしまいました。
午前9時レースがスタートしました。5kmまでは舗装道路です。下見の時の経験から、ここは抑えてゆっくり走ることにしました。5kmを通過して登山道に入りました。下見の時に苦労した沢を渡るコースです。渋滞がひどくて、思ったよりは楽に上ることができました。
11kmまではゆっくりペースだったので余裕があり順調だったのですが、この時から、雨が激しくなってきました。最高地点の日向沢ノ峰まで向かう道、足場がどんどん悪くなり、よく滑ります。尻もちをつくこともしばしば、そして、また渋滞ができていると思ったら、大きな壁のような坂でした。どこを見ても滑った跡があり、どこに足をかけたらいいのか分からず、いちかばちかで前に進みました。しかし、案の定、滑って下がってしまったり、枝につかまれば大丈夫だろうと思って、つかまったら、枝が折れて滑り落ちてしまうなど、もうどうしようもない状態で、全身泥だらけになりました。他のランナーも同じような状態で、まるで、昔の『風雲たけし城』(知っている人少ないかも)のような感じでした。
なんとか頂上までたどりついて、下っていくと、全身けいれんしているランナーと手当しているランナーに遭遇しました。係員がいるところまではかなりの距離がある、ランナー同士が助けあって、マッサージや自分の食べ物を分けたり、服を着せたり協力しました(自分は荷物運びぐらいしかできませんでしたが。。)。ロードレースであれば、すぐに救急車が来ることができますが、山では、ランナー同士が助け合うしかないので、救急処置が大事だなと実感させられました。
その後は、得意の下りですが、走れる場所があまりありません。ブレーキをかけながら、滑りながら、転びながら進んでいきました。途中、またけが人がいて、大変なレースに参加しているなと思いながら残り4キロ、呼吸は苦しくないのですが、足の他に手をたくさん使ったので、上半身が痛くなってきました。それでも下りきって、ようやくゴールが見えてきました。6時間42分かかってのゴール、何とか制限時間の8時間以内にたどりつきました。
ゴール後は、泥だらけの足を洗いに川に入り、山菜の天ぷらを食べ、近くの温泉で泥を落としました。
この雨の中、エイドも充実して関係者の方の熱意が伝わるいい大会でした。
参加賞:タオル、山菜天ぷら、ごはん、そばがき、温泉割引券
エイドでは、おにぎり、サンドイッチ、おかゆ、果物、各種ジュースなど盛りだくさん
先日、下見に行ったトレイルランの本番を迎えました。
木曜日から断続的に降り続いている雨、下見で実感したコースの厳しさから、コースが短縮されないかなと淡い期待を抱いていたのですが、予定どおり28キロで開催されました。
自然溢れる名栗湖周辺に、1000人近い人が集まって壮観です。見る人・見る人逞しい体をしていて、場違いなところに来てしまったのではないかとちょっと弱気になってしまいました。
午前9時レースがスタートしました。5kmまでは舗装道路です。下見の時の経験から、ここは抑えてゆっくり走ることにしました。5kmを通過して登山道に入りました。下見の時に苦労した沢を渡るコースです。渋滞がひどくて、思ったよりは楽に上ることができました。
11kmまではゆっくりペースだったので余裕があり順調だったのですが、この時から、雨が激しくなってきました。最高地点の日向沢ノ峰まで向かう道、足場がどんどん悪くなり、よく滑ります。尻もちをつくこともしばしば、そして、また渋滞ができていると思ったら、大きな壁のような坂でした。どこを見ても滑った跡があり、どこに足をかけたらいいのか分からず、いちかばちかで前に進みました。しかし、案の定、滑って下がってしまったり、枝につかまれば大丈夫だろうと思って、つかまったら、枝が折れて滑り落ちてしまうなど、もうどうしようもない状態で、全身泥だらけになりました。他のランナーも同じような状態で、まるで、昔の『風雲たけし城』(知っている人少ないかも)のような感じでした。
なんとか頂上までたどりついて、下っていくと、全身けいれんしているランナーと手当しているランナーに遭遇しました。係員がいるところまではかなりの距離がある、ランナー同士が助けあって、マッサージや自分の食べ物を分けたり、服を着せたり協力しました(自分は荷物運びぐらいしかできませんでしたが。。)。ロードレースであれば、すぐに救急車が来ることができますが、山では、ランナー同士が助け合うしかないので、救急処置が大事だなと実感させられました。
その後は、得意の下りですが、走れる場所があまりありません。ブレーキをかけながら、滑りながら、転びながら進んでいきました。途中、またけが人がいて、大変なレースに参加しているなと思いながら残り4キロ、呼吸は苦しくないのですが、足の他に手をたくさん使ったので、上半身が痛くなってきました。それでも下りきって、ようやくゴールが見えてきました。6時間42分かかってのゴール、何とか制限時間の8時間以内にたどりつきました。
ゴール後は、泥だらけの足を洗いに川に入り、山菜の天ぷらを食べ、近くの温泉で泥を落としました。
この雨の中、エイドも充実して関係者の方の熱意が伝わるいい大会でした。
参加賞:タオル、山菜天ぷら、ごはん、そばがき、温泉割引券
エイドでは、おにぎり、サンドイッチ、おかゆ、果物、各種ジュースなど盛りだくさん
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