2008年5月25日(日)100km
後半戦です。
コースは、本来なら最大の難所となるの横手林道の峠を通るはずでしたが、今年はこの道が通行止めのため、宍道湖方面に南下するルートに変更になりました。そのため、後半は最初にやや大きなアップダウンがありましたが、その後はほぼ平坦な道です。
残り46kmで7時間、過去2回よりは速いタイムできていますが、予定よりは15分ほど遅く、制限時間に間に合うか微妙な状況です。しかし、前半のアップダウンで足を使ってしまい、足が重くスピードがなかなか出ず苦しくなってきました。55km、60kmと距離表示をみる度に、キロ何分でいけば間に合うのか、頭の中で計算ばかりしていました。ランナーの間隔も徐々に空いてきて、エイドとエイドの間の約5kmで抜くことも、抜かされることもない区間もありました。
64kmのエイドを過ぎると、宍道湖が見えてきました。ここからはゴールに向かってひたすら西に向かって走ります(Go WESTです)。しかし、湖沿いで強烈な向かい風、ゴールまではこの風とお付き合いしなければなりません。5kmごとのラップは落ちてきました。それでも、完走するための最低限のタイムはクリアしていました。
70km地点を通過、残り時間は4時間40分あまり、過去2回のウルトラでは70kmから失速してしまったので、この10kmが勝負と踏ん張りました。73kmのエイドではしじみ汁が美味しかったです。78kmのエイドでは、お土産で用意したかりんとうが、このエイドのボランティアの方に渡されたようで、「かりんとうの人です」と拍手で迎えられました。
http://nishikihorin.com/
80km地点を通過、残り時間は3時間15分、なんとか耐えて完走が見えてきましたが、まだ、油断できない時間、ゆっくりながら走り続けます。宍道湖を離れ、平田の市街地に入ります。道路標識にも出雲大社の看板が出てきました。84kmのエイドを探して走ったのですが、探しているうちに85km通過、どうやら飲み物がなくなり閉鎖してしまったようです。ショックでしたが、注意事項にも書いてあったので、気をとり直して、自販機でコーヒー牛乳を購入して飲みました。
国道沿い、時折、声援を受けながら、90km地点通過、残り時間は1時間45分、キロ10分でいっても大丈夫、これで完走できると確信して、ガッツポーズが出ました。そして、前方には出雲ドームが見えてきて、ゴールが近くなってきたのを実感します。60km以降は100m間隔で4~5人のランナーが、抜きつ、抜かれつ、順番が変わりながら、時には励ましつつ進んできました。
途中、道を歩いているお婆さんからいきなり飴を差し出され、驚きましたがありがたく受け取りました。95km最後のエイドに到達、自分の後ろにはあと7人しかいないことが分かりました。54km地点では、後ろに30~40人ほどいたので、かなりの人がリタイアしたのだと思い、レースの厳しさを実感しました。
95km地点で残り1時間、辺りも暗くなりはじめました。最後はキロ9分でゆっくり着実に進み、1キロごとカウントダウンが始まります。99km、出雲大社の鳥居が見えました。時間もあったので、ここで記念撮影、10月の出雲駅伝のスタート地点で、テレビでよく見た景色に感激です。そして、そこからは下り、大鳥居をくぐって、大社前ご縁広場のゴールを目指します。すでに完走された方からの声援を受けながら、ついにゴール、13時間48分 長い一日がようやく終わりました。
昨年の富士五湖では、70km以降、冷静さを失った部分がありましたが、今年は終始冷静に、気持ちを切らさず走ることができました。自己ベスト1時間10分の更新です。
ほどなくして、制限時間の14時間になり、ゴール会場の撤収が始まりました。その時、一人のランナーが短距離走のようなスピードでゴールに向かって猛ダッシュ、あわててゴールテープが用意されてゴールしました。その勢いでこの方まで完走が認められて、レースが終了しました。
ゴール後は、近くのホテルで、荷物を受け取り、無料で温泉に入りました。参加費5000円でここまでしてくれるのは、本当にありがたいです。ライトアップされた大鳥居をくぐって会場を後にしました。
参加賞:Tシャツ、わかめ、出雲大社の鈴、一畑電車・当日乗車無料、温泉無料入浴
荷物預かりは、有料500円で、中間地点経由ゴールへ運搬
エイドは約5kmごと (コーラは人気があり、なくなっている場合がある。)
ラップ表
0- 5km 33'25"
5-10km 33'45"
10-15km 35'51" (このあたりからリレーの部に抜かされ始める)
15-20km 39'25" (峠あり)
20-25km 41'27"(5分食事:おにぎり、味噌汁・イカの煮物、スイカ)
25-30km 39'53" (峠あり)
30-35km 36'11" (景色がきれい)
35-40km 41'03" (峠あり)
40-45km 39'53" (峠あり)
45-50km 35'23" 50km:6時間16分 (制限時間まで7時間44分)
50-55km 54'38" (約15分間休憩あり)
55-60km 41'15"
60-65km 41'17"
65-70km 39'55"
70-75km 48'26" (シジミ汁のエイド 約5分休憩あり)
75-80km 41'50"
80-85km 43'44"
85-90km 45'56"
90-95km 46'51"
95-100km 47'30"
13時間48分ぐらい (ゴールタイム押し忘れました。後日、正確なタイムが分かると思います)
後半戦です。
コースは、本来なら最大の難所となるの横手林道の峠を通るはずでしたが、今年はこの道が通行止めのため、宍道湖方面に南下するルートに変更になりました。そのため、後半は最初にやや大きなアップダウンがありましたが、その後はほぼ平坦な道です。
残り46kmで7時間、過去2回よりは速いタイムできていますが、予定よりは15分ほど遅く、制限時間に間に合うか微妙な状況です。しかし、前半のアップダウンで足を使ってしまい、足が重くスピードがなかなか出ず苦しくなってきました。55km、60kmと距離表示をみる度に、キロ何分でいけば間に合うのか、頭の中で計算ばかりしていました。ランナーの間隔も徐々に空いてきて、エイドとエイドの間の約5kmで抜くことも、抜かされることもない区間もありました。
64kmのエイドを過ぎると、宍道湖が見えてきました。ここからはゴールに向かってひたすら西に向かって走ります(Go WESTです)。しかし、湖沿いで強烈な向かい風、ゴールまではこの風とお付き合いしなければなりません。5kmごとのラップは落ちてきました。それでも、完走するための最低限のタイムはクリアしていました。
70km地点を通過、残り時間は4時間40分あまり、過去2回のウルトラでは70kmから失速してしまったので、この10kmが勝負と踏ん張りました。73kmのエイドではしじみ汁が美味しかったです。78kmのエイドでは、お土産で用意したかりんとうが、このエイドのボランティアの方に渡されたようで、「かりんとうの人です」と拍手で迎えられました。
http://nishikihorin.com/
80km地点を通過、残り時間は3時間15分、なんとか耐えて完走が見えてきましたが、まだ、油断できない時間、ゆっくりながら走り続けます。宍道湖を離れ、平田の市街地に入ります。道路標識にも出雲大社の看板が出てきました。84kmのエイドを探して走ったのですが、探しているうちに85km通過、どうやら飲み物がなくなり閉鎖してしまったようです。ショックでしたが、注意事項にも書いてあったので、気をとり直して、自販機でコーヒー牛乳を購入して飲みました。
国道沿い、時折、声援を受けながら、90km地点通過、残り時間は1時間45分、キロ10分でいっても大丈夫、これで完走できると確信して、ガッツポーズが出ました。そして、前方には出雲ドームが見えてきて、ゴールが近くなってきたのを実感します。60km以降は100m間隔で4~5人のランナーが、抜きつ、抜かれつ、順番が変わりながら、時には励ましつつ進んできました。
途中、道を歩いているお婆さんからいきなり飴を差し出され、驚きましたがありがたく受け取りました。95km最後のエイドに到達、自分の後ろにはあと7人しかいないことが分かりました。54km地点では、後ろに30~40人ほどいたので、かなりの人がリタイアしたのだと思い、レースの厳しさを実感しました。
95km地点で残り1時間、辺りも暗くなりはじめました。最後はキロ9分でゆっくり着実に進み、1キロごとカウントダウンが始まります。99km、出雲大社の鳥居が見えました。時間もあったので、ここで記念撮影、10月の出雲駅伝のスタート地点で、テレビでよく見た景色に感激です。そして、そこからは下り、大鳥居をくぐって、大社前ご縁広場のゴールを目指します。すでに完走された方からの声援を受けながら、ついにゴール、13時間48分 長い一日がようやく終わりました。
昨年の富士五湖では、70km以降、冷静さを失った部分がありましたが、今年は終始冷静に、気持ちを切らさず走ることができました。自己ベスト1時間10分の更新です。
ほどなくして、制限時間の14時間になり、ゴール会場の撤収が始まりました。その時、一人のランナーが短距離走のようなスピードでゴールに向かって猛ダッシュ、あわててゴールテープが用意されてゴールしました。その勢いでこの方まで完走が認められて、レースが終了しました。
ゴール後は、近くのホテルで、荷物を受け取り、無料で温泉に入りました。参加費5000円でここまでしてくれるのは、本当にありがたいです。ライトアップされた大鳥居をくぐって会場を後にしました。
参加賞:Tシャツ、わかめ、出雲大社の鈴、一畑電車・当日乗車無料、温泉無料入浴
荷物預かりは、有料500円で、中間地点経由ゴールへ運搬
エイドは約5kmごと (コーラは人気があり、なくなっている場合がある。)
ラップ表
0- 5km 33'25"
5-10km 33'45"
10-15km 35'51" (このあたりからリレーの部に抜かされ始める)
15-20km 39'25" (峠あり)
20-25km 41'27"(5分食事:おにぎり、味噌汁・イカの煮物、スイカ)
25-30km 39'53" (峠あり)
30-35km 36'11" (景色がきれい)
35-40km 41'03" (峠あり)
40-45km 39'53" (峠あり)
45-50km 35'23" 50km:6時間16分 (制限時間まで7時間44分)
50-55km 54'38" (約15分間休憩あり)
55-60km 41'15"
60-65km 41'17"
65-70km 39'55"
70-75km 48'26" (シジミ汁のエイド 約5分休憩あり)
75-80km 41'50"
80-85km 43'44"
85-90km 45'56"
90-95km 46'51"
95-100km 47'30"
13時間48分ぐらい (ゴールタイム押し忘れました。後日、正確なタイムが分かると思います)