2011年5月26日木曜日

2011黒部名水ロードレース(その2:レース当日編)


つづきです。

2011年5月22日(日)

朝、5時半、起きると雨模様、ただ前日、いい天気の中、観光できたので、仕方ないかと思いつつ、朝風呂へ、6時半宿の朝食、ふぐが出てきて少しテンションが上がりました。7時にチェックアウトして、本降りの中、宇奈月温泉駅へ、黒部行きの電車に乗りました。



8時前に電鉄黒部駅へ到着、シャトルバスに乗車して、10分ほどで、会場の体育館に到着しました。雨が降ると大変な大会が多いのですが、ここは広めの体育館だったので、混雑はしていましたが、雨に濡れずに準備することができました。






当時の米国大統領のカーター氏の来訪を記念したマラソン大会ということで、開会式には直筆のメッセージが公開されました。
(陸上選手以外で人名が大会名になっているのは、美浜五木ひろしマラソンとこの大会ぐらいでしょうか?)




スタート40分前、サービスのますの寿司、名水だんご、名水鍋の配布が始まっていたので、ゴール後混雑することを予想して、レース前に受け取り、名水鍋と名水だんごは先に食べました。

 














名水鍋は、豚汁とカニ汁と選択できるのですが、カニがあまり得意ではないので、豚汁を頂きました。
カニ汁も豪華でいいのですが、豚汁も具沢山で、過去、色々な大会で汁物サービスを食べていますがトップクラスの美味しさでした。

 
雨は多少弱まってきましたが、風が強く吹き始め、かなり寒い中、午前10時にハーフマラソンがスタートしました。最初は黒部市内の中心部を走り、その後、田園地帯を走るコースで、陸橋のアップダウンが多少ありますが、ほぼフラットで走りやすいコースです。晴れていれば、北アルプスが見えるのですが、ちょっと残念です。

(レース中の写真も雨のため撮れませんでした。)


今回は、富士五湖の疲れで、体が重く感じていたので、キロ5分ペースで1時間45分ぐらいを目標に走ることにしました。最初は追い風もあり、楽に走れたのですが、1キロごとタイムを確認すると、自分の感覚より5~10秒くらい遅いタイム、調子が悪いことを実感しました。

黒部市の中心街、雨のため沿道の方は多くはなかったですが、傘を差しながら応援してくれてます。5キロは24分29秒で通過、ここから田園地帯のコースで、風をまともに受け、なかなか進みません。そんな中、道から遠く離れた家から大きな声で応援してくれる子供を見て、癒されました。

コース上には13か所に水、(場所によってスポーツドリンク、オレンジ)が用意されていましたが、涼しかったので、何か所かはスルーしましたが、それでもさすがに名水ロード、美味しい水でした。

10キロ49分で通過、もし仙台国際ハーフが開催されていたら、完全に収容車だったなと思いつつ、後半ペースを上げようとしましたが、上げているつもりがなかなか上がらず逆にこの5キロはラップを落としてしまいました。

最後の5キロぐらいしっかり走ろうと力を入れても、なかなか前に進まず、おまけに風も常に向かい風のような感じで、ブレーキがかかってしまいました。20キロのラップは25分44秒、どうやら1時間45分を越えてしまいそうです。

ラスト1キロは、下りと追い風で多少挽回しましたが、1時間45分を少しオーバーしてゴールしました。

昨年と同じ時期は、1週前野辺山100キロ走った後、雨の軽井沢ハーフで1時間43分だったことを考えると、今回はちょっと残念な結果ですが、昨年との走りこみの距離を比べたら、仕方ない結果でしょう。

ゴール後は、黒部の名水を飲んで、体育館で着替え、ますの寿司を食べ、外の出店で、地ビール、名水ポークバーガー、ブラックラーメンなど富山のグルメが並んでいる中で、ぶりラーメンが美味しそうだったので、食べました。
あっさり系のスープでぶりとよくあっていて美味しかったです。




 


会場では豪華賞品が当たる抽選会が続いていましたが、富山五鉄のうち残る3つの電車に乗る計画があったので、一時過ぎに会場を後にしました。

 


JRの黒部駅に着くと、ようやく北アルプスの山々が見えてきました。実家では、いつも反対側(長野県側)から北アルプスを見てきたので、少し不思議な感覚でした。










JR黒部駅から富山駅の一つ手前の東富山駅で下車し、ポートラムの駅を目指しました。歩いて15分ぐらいで着くかと思ったのですが、少し道に迷い40分ぐらいかかって、蓮町駅に到着、ちょうどよいタイミングで電車が来ました。



ポートラムはJRが廃線となって、5年前路面電車として生まれ変わった路線です。単線ですが15分に1本走っているのでとても便利です。15分ほどで終点の富山駅北に到着しました。





富山駅北口から南口に出て、最後に市内電車に乗車しました。こちらも、5分間隔で電車が走っているので、待ち時間なく乗れました。市内電車は昔ながらのレトロ調の雰囲気でした。終点の南富山駅に到着して、そこから歩いて、市内の温泉施設、花の湯館へ行きました。



ここで、雨と汗を流して、ゆっくり疲れをいやしました。(時間があったので、入浴後、富山空港まで45分ほど歩いてしまいましたが。)
富山空港では、氷見うどんを食べて、グルメをしめくくりました。



富山は、山も海も近く、水や食べ物も美味しく、中心部の交通アクセスも良く、結構住みやすそうな街に感じました。

<ラップタイム>
0- 5km 24:29
5-10km 24:31
10-15km 24:52
15-20km 25:44

ゴール 1時間45分04秒

参加賞:Tシャツ、メダル、名水鍋(豚汁又はかに汁)、名水だんご、ますのすし、その他各種割引優待券

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2011年5月25日水曜日

2011黒部名水ロードレース(その1:レース前日編)

5月22日(日)はカーター記念黒部名水ロードレースに出場しました。
10年ぶりの富山県、貯まったマイルで、空路で行ってきました。

5月21日(土)朝3時半に起きて、5時前に家を出て羽田空港へ、6時55分発飛行機に乗りました。ウトウトしていたらあっという間に富山の上空、海沿いに家が多いなと、地震後だと、ついそんなことを気にしながら、かなり街中にある富山空港に8時過ぎに到着しました。










バスに乗って15分ほどで富山駅に着き、しばらく街をぶらぶら、富山だけに薬屋さんが
目立ちます。富山駅は、南口に市電、北口にポートラム、そしてJRと富山地鉄が走っていて、今回は、この4つに黒部峡谷鉄道(トロッコ列車)を加えた、5つの鉄道を制覇することにしました。










駅でマスと鯖のお寿司を買って、宇奈月温泉行きの富山地方鉄道に乗り込みました。2両編成でゆっくり、駅舎が古く趣があります。海沿いから山沿いへ1時間半かけて、終着の宇奈月温泉に到着しました。








宇奈月温泉駅から少し歩いて、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅へ、立派な駅舎です。切符を購入して、12両編成のトロッコ列車に乗車、出発時間帯によっては、団体旅行客が多く、満席になることも多いそうですが、11時過ぎの電車は、それほど多くなく、狭い車両ですが、広々としていました。





普通車は、屋根も窓もない車両、右側に黒部川を眺めながら、峡谷の中を走り、スリル満点です。「ビックサンダーマウンテン」のようだと思います。(実は乗ったことありませんが。)

新緑がまぶしく、遠くの山は雪化粧、まさしく絶景です。
(ちなみに車内アナウンス(観光案内)は室井滋さん(富山県出身)でした。)
途中トンネルに入ると、涼しさを通り越して寒いくらいです。それにしても、この険しい谷に、よく鉄道を通したなと関心してしまいます。
 


水力発電の工事用の作業列車を観光列車として利用されているのですが、現在も作業員が利用しているので、すれ違う列車では作業員の方も乗車していました。冬季は、列車の運行がないので、作業員は片道6時間かけて歩くそうです。
電気を作るのは、大変だなとここでも実感しました。

途中、いくつか駅があるのですが、一般の人は、黒薙、鐘釣の駅のみ下車できます。行きは、終点の欅平まで乗車しましたが、1時間20分楽しめました。

 

欅平からは、祖母谷温泉を目指そうとしたのですが、まだ閉鎖中で、駅そばの温泉や足湯の施設もオープンは6月からということで、散策できる場所は限られてしまって少々残念でしたが、絶景を楽しみました。




落石注意の看板がいたるところにあり、ヘルメットも置いてありました。ここでは命の保証はなく、行動はすべて自己責任でということだそうです。

欅平からの帰りは、唯一温泉が営業している黒薙駅で下車して、狭い崖の道を歩くこと15分で、一軒家の温泉旅館に到着しました。車も通れない道でよくこんな建物が建てられたなと関心しました。







川を間近に見ながら入る広い露天風呂は、運良く貸切状態で、気持ちよかったです。再び、黒薙駅に戻って、トロッコ列車にのって、宇奈月に戻りました。



宇奈月温泉の宿にチェックインして、温泉街を散策、食堂で刺身定食を食べて、宿の露天風呂に入って今朝は早起きだったので、早めに就寝しました。

つづく



黒部峡谷鉄道 http://www.kurotetu.co.jp/
富山地方鉄道 http://www.chitetsu.co.jp/train/index.html
富山ライトレール http://www.t-lr.co.jp/
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2011年5月22日日曜日

黒部名水ロードレース結果

雨風が強い中のレースで、スタート前は寒かったです。
1時間45分で、ゴール。
予定通りですが、まだ富士五湖の疲れがあって、速く走ることができないという感じです。(というよりも走る前に名水鍋など食べ過ぎていたかもしれません)
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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)