2010年8月30日月曜日

2010五島列島夕やけマラソン(その1:長崎市内~福江島上陸編)

8月最後の週末は、北(北海道)ではなく、南の五島列島に行ってきました。

夕やけマラソンは土曜の17時半スタート、
無理をすれば、土曜出発の1泊2日でも可能ですが
かなり慌ただしくなるので、金曜日に休暇をとって、
2泊3日のスケジュールで計画しました。

夕やけマラソンが開催される五島列島の福江島へのアクセスは、
・博多からは飛行機、フェリー
・長崎からは飛行機、ジェットフォイル、フェリー

飛行機は速いが、往復に2万円近くかかる。
フェリーは安いが、博多から9時間半、長崎からでも3時間半以上かかる。
ジェットフォイルなら、フェリーの倍の料金(往復1万円強)ですが
長崎から片道1時間半で到着する。

ということで、ジェットフォイルでの旅を選択しました。
しかし、土曜夜の宿泊先は、色々探しましたが
旅行会社などが完全に抑えてしまっていて、どこも満室でした。
自力で探すのは断念して多少割高になりますが、旅行会社の長崎発着のツアー(ジェットフォイルとホテル1泊)を申し込みことにしました。

ただ、このツアーの申し込みも開始からすぐに一杯になり、宿泊は結局
ビジネスホテルの会議室で10数人の相部屋という条件で申し込むこととなりました。

そして、出発の前日、五島列島の天気予報チェックして、
晴れで問題なさそうだと確認して、8月27日(金)の午後、自宅を出ました。
羽田へ向かう京急線内では、同じ車両で急病人が発生して途中駅で担架に運ばれ、電車が遅れましたが、飛行機の出発時間には間にあって、長崎に向けて出発しました。

夕方6時に長崎空港に到着して、リムジンバスで長崎の海と坂の車窓の景色を楽しみながら、19時前に長崎市内に入りました。
(ちなみに、九州本土の空港利用は7つ目(福岡、北九州、熊本、宮崎、大分、鹿児島、長崎)であと佐賀空港だけになりました。)

長崎市内は初上陸で、噂通りの坂の街で、海と山が接近していて、平坦な場所がほとんどありませんでした。

長崎港そばのホテルにチェックインを済ませた後は、夜の長崎市街を特に目的場所を決めず散策しました。出島、グラバー園、オランダ坂、新地中華街と、他の都市と違って、やはり異国情緒漂う街、坂がきついですが、歩いていて全く飽きることなく楽しめます。普通の住宅街からの夜景も綺麗でした。


あと歩いていて、
長崎のラーメン屋さんはおでんや焼き鳥がある店が多いことと、
街に野良猫がとても多いこと、お弁当屋さんの数が多いことが気になりました。

夕食は、長崎のラーメン(博多ラーメンに近い感じ)とお弁当屋さんで売られた鯨フライなど、
長崎名物っぽいものを組み合わせて食べました。


8月28日(土)

朝6時前に起きると、晴れ、朝から暑いです。
しかし、天気予報を見ると五島付近だけが雨の予報。
雨はまったく考えていなかったので、どうしようかと思いつつ、ホテルで朝食をとって7時過ぎにチェックアウトして長崎港のフェリーターミナルに向かいました。

ターミナル内には、すでにマラソン参加者と思われる人たちでいっぱいでした。



旅行会社のカウンターで、チケットをもらおうとしたら、
「7時40分発のジェットフォイルが欠航になりました。」と知らされました。島に上陸できないのかなと思ったら、
「8時発のフェリーは運航しているので、代わりにそちらをチケットをとりましたのでお渡ししますがよろしいですが。」と尋ねられ、「はい」と答えました。

もし、個人で予約していたら、自分で払い戻しの手続きとフェリーの券の購入を長蛇の列に並んでしなければいけなかったので、それを全部、旅行会社がしてくれたのでラッキーでした。(フェリーとジェットフォイルの差額分も今夜電話があり返金されました。)

そして乗船開始、整理番号順に乗船していき、2等の客室は、座席はなく、絨緞が敷かれたスペースに乗船順に場所を確保していきます。ここでも、幸いに、整理番号が早い上、ツアー客専用のスペースが用意されていて、いい場所に座ることができました。


最終的には定員以上と思われるほど、いっぱいの人が乗ったので、外の通路や、階段に座っている人までいました。

定刻を過ぎて、フェリーは出発しました。船内ははじめのうちは、ワイワイガヤガヤ賑やかだったのですが、船が沖に出て30分ぐらい過ぎてから、大きく揺れ始めました。遊園地の海賊船を思わせる揺れ方で、船内を歩くのにも一苦労、だんだん船酔いになる人が増えてきてました。



皆、できるだけ酔わないようにするため、昼間なのに寝転がりはじめ、静寂に包まれ、まるで集団催眠術にかかったかのような光景でした。 揺れ続ける船内で、到着予定時間が1時間遅れの12時30分頃と発表された時には、悲鳴に近い(ちょっと大げさかも)声も出ました。



私は、幸い、船の中央部で揺れが少なめの位置に座れたので、船酔いにならずにすみました。

そして、12時過ぎ、福江港に近づいてきました。風は強かったですが、雨は降っておらず、無事にレースも開催されそうです。

ジェットフォイルだったら、9時過ぎには福江港に到着していたはずでしたが、予定より3時間半遅れで、ようやく五島列島の福江島に上陸することができました。

つづく

2010年8月28日土曜日

無事ゴール

五島列島夕やけマラソン

スタート時は暑くてたいへんでしたが

日が暮れてから風が心地よく、気持ちよく走れました。

高速艇が欠航した影響で100人ぐらい参加できなかったようです。
さて明日、無事戻れるか

詳細はまた後日に

スタート前

夕やけマラソン名物のバーベキューの準備が進められています

気温下がってきましたが
レース後のお肉がたくさん食べられるように、
ほどほどに頑張って走ります。

無事到着

風は強いですが
雨は降っていなかったです

暑いです

船内揺れてます

フェリーは、夕やけマラソン参加者が、高速艇から変更してきたため、かなり混雑してます

おまけに揺れがひどくなってきました。

五島付近はさらに揺れが酷くなる見込みで、船酔い必至です

無事スタートライン立てるでしょうか。

けれどハプニングを楽しんでいます

高速艇が欠航

長崎市内は晴れているのですか

五島列島は天候が荒れているようです。

フェリーは出航するので、二倍以上の時間船旅を楽しむことになりそうです。

2010年8月27日金曜日

長崎に到着

長崎港です

暑いけれど、潮風が爽やかです

明朝、福江島へ高速艇に乗って行きます。

夕やけマラソンは午後5時半スタートです。

宮崎は東国原知事だらけでしたが、
長崎は福山雅治(龍馬)だらけです。

2010年8月24日火曜日

説得力のない北海道マラソン攻略法

日曜は北海道マラソンですね。

北海道マラソンは、2005年の冬につくばマラソンでサブ4を達成して念願の出場権を得て2006年に初出場しました。
しかし、当日は30度を超える暑さ、調整の失敗、給水地点の水がなくなるなど不運が重なり、完敗。ハーフまで到達しないうちに打ち切られてしまいました。

そして、2度目の挑戦は2年後の2008年、今度は事前に暑さ対策、スタミナ対策など北海道マラソン完走に向けて準備してきましたが、冷夏だったにも関わらず、この日だけはまた暑くなってしまい、体が暑さに対応しきれず、それでも必死に粘って32キロ過ぎ、ついに後方の白バイから中止命令が出てリタイアとなってしまいました。

それから1年後、2009年は、制限時間が緩和されて5時間となり、少々拍子抜けしてしまいましたが、2008年までの制限時間を意識して出走、30キロ過ぎまで苦しみましたが、北海道大学構内に入って元気になり、40キロ地点は、前年の制限時間の8秒前に通過して、ラスト2.195kmは今まで走ったフルマラソンで最速の11分台のスピードでスパートして、3時間59分17秒でゴール、3度目の挑戦でようやくサブ4で完走することができました。

目標達成したということで、今年は北海道マラソンの参戦はお休みし、同じ週の開催で気になっていた大会、長崎の五島列島での夕やけマラソンに参加してきます。北海道マラソンは、またコースが変わったら参加しようかと思っています。



ということで、完走確率3分の1なので、まったく説得力がないですが、北海道マラソンの攻略法です。


北海道マラソンを完走するためには、「暑さ」、「スタミナ」、「スピード」という3つの課題を克服しなければいけません。

【暑さ対策】
今年は今のところ雨の予報が出ていますが、気温は27度、昨年よりかなり高めで、蒸し暑くなりそうです。
晴れている場合は、折り返しを挟み、コースの3分の1を走る「新川通り」が日陰もなく、長い直線が続き、最大の難所になります。後ろにもひさしのある帽子、サングラスと共に、セームタオル(速乾性の汗ふきタオル)とネッククーラーなど、体温を上げないように心がける必要があるでしょう。
また、給水で頭にだけ水をかけても、顔に生温かい汗だけが垂れてくることもありますので、顔も十分に冷やすように心掛けましょう。最近のウェアは性能がいいので、あまり肌を露出させすぎないことも暑さ対策になるかと思います。


【スタミナ対策】
北海道マラソンでは、給食所が今までありませんでしたが。今年は28キロ地点に1箇所、設置されるようです。しかし、それだけでは十分とはいえないので、レース中の栄養補給のため、ゼリーやクエン酸系の顆粒などある程度持参して走る必要はあるでしょう。また、スタート時間が12時10分と中途半端なため、遅めの朝食で多めに食べておく必要はあるでしょう。(宿泊ホテルが朝食バイキングであればラッキーです。)

【スピード対策】
制限時間が伸びて、今までのように気にしなくてよくなりました。完走目的であれば前半はキロ6分ペース、サブ4を目指すのであれば、キロ5分半ペースであまり無理しないペースで走ることがよいでしょう。
最初の5キロは、前方に陸連登録の遅いランナー、後方に初マラソンだけど速いランナーが入り乱れて、走りづらいかもしれませんが、前方を気をつけながら、あまり蛇行せずにゆっくり進んだ方がいいかと思います。その後、創成トンネルに入ると、下りでペースを上げていけると思います。

【その他の対策】
大会当日は、まずドニチカ切符(地下鉄1日乗り放題)の購入をお勧めします。そして、地下鉄は中島公園の一つ先、幌平橋で下車した方が荷物預かりも近く便利でしょう。そして、トイレは幌平橋駅の近辺にありますし、駅改札内もドニチカ切符があれば、簡単に中に入れますので、比較的並ばずに済ませることができるでしょう。


25キロ過ぎの新川通りを折り返すと、はるか前方に、札幌駅のJRタワーが見えるので、精神的にも体力的にも一番辛いと思いますが、そこを過ぎれば、沿道の声援も増え、ラスト5キロからは北海道大学構内、北海道庁、大通公園と、完走への花道が続きます。(←と書いていたら走りたくなってきました。)

ゴールすると、完走メダル、そして、今年はミス北海道米からおにぎりが渡されるらしいので、頑張ってください。


おみやげは、個人的には

ルタオのドゥーブルフロマージュ http://www.letao.jp/item.shtml?id=703150228
モリモトのゆきむしスフレ https://morimoto-shinya.jp/yukimushi/yukimushisouffle/
小樽のフルーツトマト「アイコ」
がお勧めです。




北海道マラソン
公式サイト http://www.hokkaido-marathon.com/
北海道文化放送 http://uhb.jp/h_marathon/
北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2010hokkaido-marathon/

2010年8月22日日曜日

下田合宿

週末は、静岡の下田へ行って、ランニング合宿に参加してきました。
東伊豆、中伊豆は行ったことがあったのですが、南伊豆は初めてです。

週末は暑かったですが、風が吹くと気持ちよく、伊豆の険しい山道はアップダウンが厳しくきつかったですが、海沿いの風景は素晴らしいく、二日で30キロ走れました。

ラン後は、海に入ってクールダウン、潜れば色んな種類の魚も見ることができ、最高でした。

民宿の魚料理も美味しく、楽しい週末でした。

来週は、九州の海に(五島列島)へ行きます。

2010年8月19日木曜日

今後の出場レース

今年は前半、結構レースに出ましたが、
この秋冬も走る予定です。

この年末までのレースもほぼ決まりました。

2010.8.28 五島列島夕やけマラソン(長崎・ハーフ) 
http://www.gotokanko.jp/
五島牛の産地、口蹄疫の影響が心配されましたが、無事開催されます。

2010.9.11 ゆめリレー湘南ひらつか(神奈川・個人12時間)
http://www.r-wellness.com/hiratuka24/2010hiratuka.html
耐久レースの大会は避けてきましたが、初めての参加です。100km超えが目標です。

2010.9.19 ぶどうの里ふれあいマラソン(岡山・20km)
http://www.grnet.jp/run/
スーパー旅割のキャンセル待ちが取れたので、急遽参戦決定、倉敷に宿泊予定

2010.10.3 別海町パイロットマラソン(北海道・フル)
http://betsukai.net/blog/marathon/
今年で7回目、完走して7匹目の鮭を狙います。

2010.10.10 新潟シティマラソン(新潟・フル)
http://www.city.niigata.jp/info/sport/taikai/m_youkou/citym.html
2週連続のフルマラソン、新潟市内は久しぶり、前週の鮭を具に、コシヒカリのおにぎりを食べたいと思います。

2010.10.17 草加ふささらマラソン(埼玉・ハーフ)
http://www.sokafusasaramarathon.jp/index.shtml
昨年評判だった大会、ただ朝7時半スタートなので、家を朝5時には出なければなりません。

2010.10.24 江戸川マラソン(東京・10km)
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/sports/hiroba/jigyoshokai/marathon/index.html
1月の奥むさし駅伝に向けてスピード強化が目標、自己記録更新狙いです。

2010.11.14 坂東市いわい将門ハーフマラソン(茨城・ハーフ) <検討中>
http://www.lap.co.jp/iwai-masakado/
名古屋の前に、ここでもハーフ100分切りが目標です。参加賞に野菜ももらえます。

2010.11.23 名古屋ハーフマラソン(愛知・ハーフ)<予定>
http://event.chunichi.co.jp/nhalf/
ハーフ100分切って、仙台国際ハーフの資格を取ることが目標です。

2010.11.28 小江戸川越マラソン(埼玉・ハーフ)<予定>
http://koedo-marathon.net/
渋滞の激しい蔵のまち川越の中心部を走ります。この日だけは道がランナーで埋まります。

2010.12.5 奈良マラソン(奈良・ハーフ)
http://www.nara-marathon.jp/index.html
宿確保に苦労しましたが、スタート・ゴールすぐそばのユースホステルがとれました。ゆっくり観光も楽しめそうです。

2010.12.12 宮崎? (今年はとりやめようと思っていたのですが、口蹄疫からの復興祈念ということもあり揺れています。)
http://www.aotai.gr.jp/

2010.12.23 足立フレンドリーマラソン(東京・10km)<検討中>
http://adachi-rk.main.jp/afm2010/
奥むさし駅伝に向けて、短い距離の練習に。

このほか、トラックレースも参加する予定です。とりあえず怪我に気をつけて、マイペースで走っていきたいと思います。

2010年8月9日月曜日

2010ナイタージョギングカーニバル

ナイタージョギングカーニバル 2010年8月7日 5000m 

土曜日は、葛飾で行われたナイタージョギングカーニバルに参加しました。

といっても、先週日曜の猛暑の奥武蔵ウルトラマラソンとの格闘のダメージは大きく、筋肉痛も、体の疲労も、残ったままなので、無理しない程度で走ろうと思いました。

京成線の青砥駅から歩いて15分、川を渡ると、陸上競技場が見えてきました。
6コースだけしかないので競技場は小さめですが、バックスタンドもあり、トラックも全天候型で走りやすそうです。
ただ、この日も夕方ですが、日差しが強く暑かったです。

ジョギングクラブ主催のアットホームな大会ですが、参加賞もあり、おにぎり、ドリンク、手ぬぐいなど頂きました。
種目はペア800m、女子3000m、男子5000mなど、5000mは、年代別に20代以下、30代、40代、50代、60代以上、一般(エリートランナー向け)があり、30代は5000mの中で一番最初のレースでした。

30代は2組に分かれていて、私は2組目、1組目は17時前にスタートしました。1組目は全員驚くほどハイペースで、トップは16分前半、アットホームな雰囲気とは正反対で、どうしようかと思ってしまいました。

そして2組目、周りを見渡すと、1組目ほど速そうな雰囲気の人は多くないと思って一安心、17時半前、ゆっくりペースでスタートしました。2組目は、速い集団とゆっくり集団と分かれて、私は後ろから2人目で、無理せず走りました。途中、一人を抜いて、2500m以降は、前の人について最後までと思ったのですが、やはり暑さと疲れで徐々に遅れて23分ちょうどでゴールしました。

そのあとは、トラックの外側のレーンで行われている一人一周ずつ、バトンをつないでいく、フルマラソンリレー(無料)に参加しました。申告タイム通り走れば、商品がもらえるのですが、残念ながらタイムが遅かったようです。ただ参加賞でバナナをもらいました。

夜7時過ぎると、四方で花火の音が聞こえました。江戸川や市川、手賀沼などの花火も見ることができました。

参加規模は小さいですが、色々と楽しめる大会でした。


参加賞:おにぎり、ドリンク、手ぬぐい + バナナ

2010年8月4日水曜日

第17回奥武蔵ウルトラマラソン2010

奥武蔵ウルトラマラソン 2010年8月1日 77km

今年も真夏の77キロに参加してきました。
前日は、飯能市内で来年1月に行われる奥むさし駅伝のコースの試走を5キロほどしたのですが、都心よりも気温が低めだったのにもかかわらず、大粒の汗が流れて、翌日のレースの厳しさが容易に想像できました。

レース当日の朝5時半、外はすでに生温かい空気、今年は暑い奥武蔵です。
暑いレースは汗っかきでもあり、大の苦手としておりますが、奥武蔵だけは暑くないと楽しめないという気持ちもあり、この暑さは歓迎でした。(スタート前の気持ちとしては。。。。)

宿泊先の飯能から、走友の車に同乗して、6時前に到着、今年も1000人を超える変わり者?が集結しました。この暑い中、着ぐるみなどの仮装している人も多かったです。

朝7時、熱い一日がスタートしました。過去3回の経験で、スタートから15㎞は標高が低く木陰が少ないため暑くてきついところで、それを我慢できれば、上は木陰で涼しくそれなりに走れます。前半はあまり飛ばし過ぎず、我慢の走りでした。

昨年の5キロごとLAP表を持参して走ったのですが、5キロは32分で昨年より若干遅めに通過し、長い上り坂があった10キロでは約36分かかり昨年と3分近く遅いタイム、体も熱く呼吸もきつくなってきて、この気候では昨年のタイムは参考にならないとあきらめて、マイペースに切り替えました。

15キロを通過して、一旦、スタート地点のそばに戻ってくるのですが、この暑さでリタイアする人も多く、ふとそんな誘惑に駆られつつも、前を目指しました。昨年は走っていた上り坂も歩いてしまい、なんでこんな暑い中走っているのだろうと後悔しつつ、鎌北湖を抜けて、いよいよ往復60キロの奥武蔵グリーンラインの林道が始まりました。

このあたりから、頻繁に吐き気を催し、上り坂は歩いていても気持ちが悪くてなってきて、レースが続けられるかどうかも厳しくなってきました。回復することを願って、ペースを落としながら、10キロ近く歩を進めました。

こんなときは、3キロごとのエイド、沿道からの声援が力になりました。スイカ、メロン、トマト、きゅうり、そーめん、冷奴、今年もたくさん頂きました。そして、氷、かぶり水で体温を下げて、何とか走り(歩き?)続けることができました。

30キロ過ぎて、例年だとペースが上がってくるところなのですが、エンジンがかからず苦しい状況が続きました。ただ、昨年よりかなり遅いペースだったのですが、先頭ランナーとなかなかすれ違いません。今年はみな苦しんでいるだと感じました。

37キロぐらいで、ようやく体が軽くなって、上りも走れるようになってきました。ここからは折り返してきたランナーとエールを交わすことで、元気を頂きました。

42.195キロ地点は5時間45分で通過、ようやく完走が視野に入ってきました。46キロ過ぎの折り返し、ここは名物カキ氷、そして水着のお姉さんが水をかけてくれます。ここまで来れて良かったと感じつつ、残りの30キロを走りはじめました。

帰りは、得意の下り中心で、勢いよく下って、前半抜かれされた人数ぐらい抜き返しました。50キロ過ぎトイレに行きましたが、今回はこの1回だけ、相当エイドで水分を補給したのですが、相当汗をかいたということでしょう。

55キロ、60キロと勢いよく通過すると、エイドのビールが気になりだしました。65キロ手前のエイドでは、4年目にして初めてビールを頂くことに、あまりの美味しさに一気に飲み干してしまいました。

あと10キロになり、走りの勢いを増したいところでしたが、山から下りてきて、気温がまた上昇しているのを感じ、また途中現れる上り坂に苦慮して、思うように速く走ることはできませんでした。それでも、下り坂で勢いをつけて走りました。

そして、再び鎌北湖に戻るとあと3キロ、ここまでくるとゴールは間近、平地になってかなり暑さを感じましたが、ラストスパートしました。残り2キロゴールが見えてもなかなか近づかず、大変でしたが、ようやく運動公園へ、4度目の出場で一番厳しいコンディションでしたが、何とかゴールテープを切りました。

9時間46分39秒、自己ベストからは50分、セカンドベストの記録より30秒ほど遅く、少々残念ですが、総合順位は昨年とあまり変わらず、厳しいコンディション、苦手な暑いレースの中では、粘走だったかなと思います。

ゴール後、体育館に入ると、仰向けになって寝ている人が多数いました。それだけ昨年と違って大変なレースだと実感しました。自分自身もゴール後の疲労度は過去4回で一番で、なかなか疲れが抜けませんでした。

それでも、走りたくなるのが、奥武蔵ウルトラマラソン。
今年も暑い中、尽力してくださった運営スタッフ、ボランティア、
応援の方々に感謝したいと思います。

参加賞:Tシャツ、ゼリー

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LAP TIME ( )は、昨年

0- 5km 32:05 (31:33)
5-10km 35:57 (33:09) 
10-15km 31:30 (29:12)
15-20km 45:57 (37:57)  
20-25km 47:55 (37:50)
25-30km 44:38 (39:29)
30-35km 48:23 (43:31)
35-40km 41:39 (38:53)
40-45km 38:47 (37:31)
45-50km 39:07 (34:57)  
50-55km 34:13 (33:26)
55-60km 31:46 (32:06) ※
60-65km 32:16 (30:17)
65-70km 37:03 (34:35)
70-75km 33:49 (31:24)
75-77km 11:34 (11:04)

ゴール 9時間46分39秒

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)