2011年7月18日(月)
朝4時に起きて、女子サッカー決勝を見ながら出発の準備をしました。
延長戦後半、米国が再びリードを奪い、これで万事休すかと思い、試合途中でしたが、朝6時に家を出なければいけなかったので、駅に向かいました。
ちょっと気になって、ラジオを聞いてみると、2対2でPK戦に突入したとのアナウンスが入りました。試合を聞きたいところですが、電車は地下に入ってしまいました。乗換で地上に上がった時に、再びラジオが聞こえ始めると、日本は優勝していました。
完全によい場面の見逃し、聞き逃してしまいましたが、感動的な試合でした。
そして、上野駅に着き、7時発の特急電車に乗って、いわき市に向かいました。
いわき市は、個人・1日でのボランティアを受け付けていて、都心から日帰り可能なこともあり、この場所を選びました。
http://www.iwaki-shakyo.com/saigaiborasen.html
いわきまで特急で通常1万3000円くらいかかりますが、18日は乗り放題切符でJR東日本パス(1万円)も使えましたが、さらにえきねっとで40%割引の設定があり、往復7660円で行くことができました。
http://jreast.eki-net.com/tokudane/
(ちなみに高速バスは所要時間3時間で往復6700円というのもあります。)
http://www.tobu-bus.com/pc/kousoku/10.html#times
電車が土浦を過ぎたあたりから、民家の屋根はブルーシートが目立ってきました。茨城県は、なかなか報道されませんが、震災の影響がまだまだ残っていました。
9時20分過ぎいわき駅に到着、いわき駅自体は、海から離れていて、津波の影響は受けていないので、一見被害が少なかったように見えたのですが、歩いてみると、道路は凸凹で、民家も半壊、全壊の家も何軒が見受けられました。
駅から歩いて15分ほどに、いわき市災害救援ボランティアセンターがありました。ここで、初参加の場合、ボランティアの登録を行い、ボランティア保険に加入して、作業内容・注意事項等のオリエンテーションを受けて、何人か集まったところで、仕事の依頼を受けます。
このセンターには、全国から自治体職員の方が応援に来ていて、天草、神戸の方がいらっしゃいました。
今回は、津波で側溝にたまった砂・泥を取り除く作業になりました。マイカーで来ている人の車に分乗して、作業場所の四倉地区に向かいました。
海沿いには、オープンして1年ちょっとの「道の駅よつくら港」がありましたが、津波でほぼ崩壊していましたが、残った建物の一部で、仮営業していました。
現場に到着して、作業開始、長靴をはき、ゴム手袋をはめ、側溝のふたを、借りてきて器具で開け、スコップで泥をすくって、その泥を土のうに入れていきます。普段、デスクワークの仕事ばかり、力仕事は久しぶり、おまけに30度を超す暑さで、正直きつかったです。
ボランティアの方は、結構常連の方がいらして、効率的にやっているので、見よう見まねでやりますが、重いものを持つ力があまりないなと再認識してしまいました。
途中休みを入れながら、そして、別の場所から助っ人もあり、担当の箇所の除去は終了しました。(かなり泥だらけになりましたが。。)その後、土のうをがれきの仮置き場に何往復かして、16時半過ぎに、ボランティアセンターに戻り、作業が終了しました。
都心から、いわき市内から、全く知らない人たちで集まりで、作業を開始しますが、終わるころには、和気あいあいのムードになりました。
現地の方にいろいろお話を聞いて、いわき市の複雑な心境も伺うことができました。
作業場所は、福島第一原発から約30キロの距離で、原発事故発生当時は、いわき市内の人も半分以上は避難して、1ヶ月間はゴーストタウン化していたそうです。しかし、放射線量が県内の中では低いことが分かりはじめてからは、徐々に人が戻りはじめて、現在は、逆に、県内で放射線量が多い地域から避難しているが増えて、ホテルやアパートなどはかなり埋まっているそうです。
ボランティア後は、食事をして、お菓子などお土産を購入して、特急に乗って東京に戻りました。
いわき市は、いわきサンシャインマラソンが行われており、会場のマリンパークや道路など、かなり被害がありましたが、来年2月、実施を前提に準備を進めているようなので、できれば、参加したいなと思っています。
いわきサンシャインマラソン
にほんブログ村
朝4時に起きて、女子サッカー決勝を見ながら出発の準備をしました。
常に日本が押され気味の展開で、耐えつつも後半に失点を許し、このまま終わるかと思ったら、同点に追いつき延長戦へ突入しました。
延長戦後半、米国が再びリードを奪い、これで万事休すかと思い、試合途中でしたが、朝6時に家を出なければいけなかったので、駅に向かいました。
完全によい場面の見逃し、聞き逃してしまいましたが、感動的な試合でした。
いわき市災害救援ボランティアセンター
http://iwakisaigaivc.blog.fc2.com/http://www.iwaki-shakyo.com/saigaiborasen.html
いわきまで特急で通常1万3000円くらいかかりますが、18日は乗り放題切符でJR東日本パス(1万円)も使えましたが、さらにえきねっとで40%割引の設定があり、往復7660円で行くことができました。
http://jreast.eki-net.com/tokudane/
(ちなみに高速バスは所要時間3時間で往復6700円というのもあります。)
http://www.tobu-bus.com/pc/kousoku/10.html#times
電車が土浦を過ぎたあたりから、民家の屋根はブルーシートが目立ってきました。茨城県は、なかなか報道されませんが、震災の影響がまだまだ残っていました。
駅から歩いて15分ほどに、いわき市災害救援ボランティアセンターがありました。ここで、初参加の場合、ボランティアの登録を行い、ボランティア保険に加入して、作業内容・注意事項等のオリエンテーションを受けて、何人か集まったところで、仕事の依頼を受けます。
今回は、津波で側溝にたまった砂・泥を取り除く作業になりました。マイカーで来ている人の車に分乗して、作業場所の四倉地区に向かいました。
海沿いには、オープンして1年ちょっとの「道の駅よつくら港」がありましたが、津波でほぼ崩壊していましたが、残った建物の一部で、仮営業していました。
現場に到着して、作業開始、長靴をはき、ゴム手袋をはめ、側溝のふたを、借りてきて器具で開け、スコップで泥をすくって、その泥を土のうに入れていきます。普段、デスクワークの仕事ばかり、力仕事は久しぶり、おまけに30度を超す暑さで、正直きつかったです。
ボランティアの方は、結構常連の方がいらして、効率的にやっているので、見よう見まねでやりますが、重いものを持つ力があまりないなと再認識してしまいました。
途中休みを入れながら、そして、別の場所から助っ人もあり、担当の箇所の除去は終了しました。(かなり泥だらけになりましたが。。)その後、土のうをがれきの仮置き場に何往復かして、16時半過ぎに、ボランティアセンターに戻り、作業が終了しました。
都心から、いわき市内から、全く知らない人たちで集まりで、作業を開始しますが、終わるころには、和気あいあいのムードになりました。
現地の方にいろいろお話を聞いて、いわき市の複雑な心境も伺うことができました。
作業場所は、福島第一原発から約30キロの距離で、原発事故発生当時は、いわき市内の人も半分以上は避難して、1ヶ月間はゴーストタウン化していたそうです。しかし、放射線量が県内の中では低いことが分かりはじめてからは、徐々に人が戻りはじめて、現在は、逆に、県内で放射線量が多い地域から避難しているが増えて、ホテルやアパートなどはかなり埋まっているそうです。
ガイガーカウンターで計測も日常であり、駅前の映画館では、「本日の放射線量」が入口に掲示されていて、県内のテレビでは、放射線情報が流れていて、どの場所の数値が高いか、実際の公表数値はどう判断すべきか、かなり詳しかったです。
ボランティア後は、食事をして、お菓子などお土産を購入して、特急に乗って東京に戻りました。
いわきサンシャインマラソン
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿