2018年3月3日土曜日

2018姫路城マラソン(その2)

2018年2月11日(日・祝)姫路城マラソン(兵庫・フルマラソン)

つづきです

レンタカー

午前9時、気温は6度、日差しがあり、風もないので、体感的にもそれほど寒く感じません。
今回は、2週後の東京マラソンでサブ4を目指して、4時間10分以内を目標に走ることにしました。


最初は姫路城を背に、姫路駅に向けてメインストリートの大手前通りを走ります。


気持ちよく進んでいきます。


その後、しばらくは姫路市内の街中を走ります。


沿道からの応援も多く、ペースも上がり気味になりますが、キロ5分40秒ほどに抑えて走ります。




サブ4のペースランナーに早くも抜かれましたが、本日は気にせず走ります。




5kmは、28分43秒で通過。目標のペース設定通りで、まずまずのスタートです。


沿道の応援が続く中、コースは市街地から夢前川沿いへ






上流に向かって、上り基調の道を北上していきます。


都会の景色から一気に、山間の自然豊かな風景に変わりました。
福知山、篠山といった関西の老舗のマラソン大会のコースに雰囲気です。


山間で、風が舞って、一定せず、追い風になったり、向かい風になったりしていましたが、ペースは安定しています。



北へ北へ、コースが進むほど体感温度が下がって、日陰になると寒さを感じます。
温度計は2度を示しています。
スタートしてから気温が上昇するレースがほとんどですが、スタートして気温が下がるレース(夕方ではなく朝に)は、あまり記憶がありません。

このような条件だとペースダウンした時に、より寒さを感じて動けなくなるので、一定のペースを守って走り続けることが大事になります。




10km地点を通過、この5kmは、28分18秒。目標通りのペースで走れています。


さすがに市街地より応援は少なくなりましたが、それでも、住宅街になると、熱心に応援してくれています。


夢前川を渡り、川の右手に見るようになると、対岸に、折り返して戻ってくる先頭ランナーの姿を遠くに見えてきました。







山奥にきた感じですが、コースは思ったほど、上り坂と感じず、イーブンペースで走れています。



しかし、空はどんよりとしてきて、かなり暗くなり始め、気温もさらに低くなってきていると感じるようになりました。



天気予報も兵庫県南部は晴れ、北部は雪の予報、その通り、晴れと雪の間で走っている感じです。



ついに、雪が舞い始めてきました。



15kmまでの5kmは、28分36秒で通過。ペースはそれほど落ちておらず、まだまだ余力があります。

コースの北側、一番寒く、雪が降る中ですが、応援は相変わらず熱く、元気が出ます。



16km過ぎ、熱気球の炎を見ながら、右折して折り返します。
コースの最高地点で、ここから下り基調の道になります。一番北に位置するので、ここからは、気温も上がり、天気も回復することが見込まれます。



折り返し後は、方角的には追い風ですが、風は相変わらず一定しておらず、目まぐるしく変化して、時折、向かい風になったりしています。


そろそろ小腹が空いてきたところで、竹炭うどん のエイドが登場。

一口サイズで食べやすく、塩分もあり美味しく頂きました。


南下すると再び、青空も見え出し、暖かくなり始めましたが、コース上日陰も多く、汗もほとんどかいていません。




のどかな風景が続く場所で、応援が減るところですが、いくつものかかしが応援してくれています。






ちょっと ほっこりします。



さらに、地元のFM局が 「FMゲンキ夢ブース」を設けて、ランナーの応援メッセージをずーっと読み続けています。


踏ん張りどころでありがたい応援です。



20kmまでの5kmは、28分47秒で通過。まだ、目標通りのペースで走れています。









ほどなくして、中間点を2時間45秒で通過。後半の落ち込みを考慮しても目標の4時間10分以内では行けそうな気がしてきました。




エイドでフルーツ、トマト、おしるこなどをいただいて、後半に備えました。



南側に進むにつれて、青空になってきましたが、風は強くなってきた感じです。





再び、姫路の中心部の近くに戻ってきて、応援も増えてきました。


25kmまでの5kmは、28分56秒で通過。まだ目標通りのペースを維持していますが、徐々に足の疲れを感じはじめていました。 



ゲストランナーの小林祐梨子さんに抜かされましたが、順位としては上がってきています。


この辺りでは、エイドで確実に食べ物、飲み物を摂取して、無理のないペースで走ることに心がけます。






コースは、夢前川の側道、サイクリングロードで道幅が狭くなってきます。細かなアップダウンも気になり始めました。





30kmまでの5kmは、30分9秒で通過。初めてキロ6分を超えるペースに落ちました。しかし、まだ余力は残っており、順位は上がっています。



まともな向かい風ではないのですが、強い風、微妙に続くアップダウンに、ペースが段々と落ちてきました。


そして、32km過ぎ、新蒲田橋 コースで一番南側にある橋を渡って、対岸へ


向かい風が強くなってきました。

体は余裕があるものの、自分の感覚よりもペースが遅くなっています。




35kmまでの5kmは、31分2秒。順位はかなり上げていますが、ペースは落ちて、4時間10分以内が微妙になってきました。



ここから切り替えようと思い、足を動かそうとするのですが、なかなか伸びてきません。



37km、長かった夢前川沿いの道が終わりました。
ラスト5kmは、姫路城のフィニッシュに向かって、都市型の市街地コースに戻ります。

ここからは、背中から風が押してくれます。


しかし、ペースがなかなか上がらず、むしろ落ちています。




沿道の応援が増えて、音楽が至る所で流れる中、ラスト、力を振り絞ります。




40kmまでの5kmは、33分17秒で通過。追い風でラップタイムを落としてしまいました。4時間10分切りまで、12分少し、かなり厳しくなりました。




お城を目指して、最後は、一歩、一歩、必死に頑張ります。




残り1km 前方に姫路城も見えてきました。



お堀沿いの道に入り、ペースを上げていきます。






広い道、係員がランナーを真ん中の車線に誘導しています。
何か緊急事態があったと想像されます。

近づくと、救急車が止まっていました。

後で、新聞記事を読むと20代男性が倒れ、心肺停止となりAEDで蘇生して、病院へ搬送するところだったようです。

つい、先月、AED講習を受けてきたばかりだったので、もし自分だったら、どう救助するか、救助できたか考えてしまいました。
(人ごとではないので、気をつけたいです。)


そして、救急車が病院に搬送するため、一旦ランナーストップがかかりました。

通過後、再び、スタートして、姫路城の大手門をくぐりました。
なかなか、このようなコース設定はないので、気持ちよく感じます。



天守閣を見ながら、数百メートル走って、最後はお城を背にフィニッシュ。






4時間12分18秒(ネットタイム)

30kmまでは理想的な走りができましたが、終盤、思うように走れず、目標のタイムに届きませんでした。

寒かったですが、コースの難易度を考えると、それほど厳しい条件ではなかっただけに
2週間後の東京マラソンでのサブ4はかなり、厳しいと感じさせられました。




フィニッシュ後は、メダル、タオルを頂き、隣の姫路市立動物園内を通って、




チーかまドッグ、オニオンスープなどを頂きました。





記録証発行に長い列ができていたので、後回しして、地下で着替えてからもらいました。



姫路の様々な景色を味わえ、たくさんの応援を受けて良い大会だと感じました。




その後、商店街の中のお店で軽い打ち上げをしました。




姫路駅からは新大阪駅まで新快速で戻りました。新快速だと1時間ちょっと、快適でした。



日曜の夜は、江坂で宿泊して、月曜の朝に大阪空港から東京に戻りました。

姫路と大阪の距離感がつかめ切れていなかったのですが、
東京で例えれば、小田原のような街の雰囲気・距離感で似ているのではないかと感じました。

そして、東京から姫路へは、やはり新幹線の方が早くて便利だと実感しました。


LAP TIME
  0-  5km 28:43 (5:44.6/km)
  5-10km 28:18 (5:39.6/km)
10-15km 28:36 (5:43.2/km)
15-20km 28:47 (5:45.4/km)
20-25km 28:56 (5:47.2/km)
25-30km 30:09 (6:01.8/km)
30-35km 31:02 (6:12.4/km)
35-40km 33:17 (6:39.4/km)
40-Finish 14:30 (6:36.4/km)
  
前半 2:00:45 (5:43.4/km)
後半 2:11:33 (6:14.1/km)

ネットタイム 4:12:18 (5:58.8/km)
グロスタイム 4:13:24 

参加賞・完走賞:Tシャツ、バスタオル、ドリンク、チーかまドッグ、甘酒、オニオンスープ、ゼリー、チョコ、姫路城無料入場券、完走メダル

2018姫路城マラソン スタートからフィニッシュまでダイジェスト https://youtu.be/bt9qgvHHV4U


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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)