2016年7月2日土曜日

2016函館マラソン 完走記 (その2)


2016函館マラソン つづきです。

2016年6月26日(日)午前9時 フルマラソン・ハーフマラソン同時スタート
陸上競技場内は、渋滞しながら、トラックを一周して、マラソンゲートを出ました。


ハーフの部と一緒なので、全体的に速いペースで進んでいます。


最初は、五稜郭方面を周回します。大きな建物に囲まれているので、強風はあまり苦になりませんでした。


路面電車の線路を渡り、沿道の声援を受けながら、走っていると、ゲストランナーの金哲彦さんに遭遇。少し話をお聞きすると「今日は、4時間半で、全てのエイドを完食すること」が目標とのことでした。


自衛隊函館駐屯地、函館競馬場のそばが5km地点。
この5kmは27分45秒。今回は、エイドを楽しみつつ4時間半以内で完走できればと思っていたので、まずまずのペースでした。


コースは函館競輪場を通過して、国道278号線の漁火通に入りました。

海沿いになり、風が強くなりましたが、幸い追い風が続きます。


この辺りで、ハーフマラソンのトップ選手とすれ違います。
最初は元日のニューイヤー駅伝で子犬に転倒するアクシデントがあったポールクイラ選手(コニカミノルタ)などケニア選手の集団が通過。日本人トップで谷川智浩選手が通過。


その後、川内優輝選手をはじめ日本人集団が追走していましたが、向かい風で大変そうでした。

コースは、湯の川温泉街に入り、大きな建物で風は少し穏やかになってきました。


厚着をして沿道から多くの方が応援してくれています。


8.4kmハーフマラソンの折り返し地点を通過。ハーフの部は折り返す一方で、フルマラソンの部は直進します。ここから、しばらくはフルマラソンの部のみのコースになります。


スタート前に、地元の方の会話で、「ハーフマラソンのコースはフラット。フルマラソンのコースはアップダウンが激しい。」というのを聞いていましたが、フルマラソン専用のコースになったらすぐに、長い上り坂が始まりました。


沿道の温度計は13.9度
風さえなければ、マラソン日和ですが、応援や関係者・ボランティアの方にとっては、とても厳しい寒さだたと思います。


コースは、函館空港に向かう道に入り、また上り坂が続きます。
10km地点通過。この5kmは27分28秒。キロ5分半ペースで安定してきました。


10kmすぎて折り返して、下り坂に。
函館空港が近いということで、10.3kmのエイドは、ANAのキャビンアテンダントさんもいて、華やかでした。


コースは、函館空港と海の間で、並行して走る旧戸井線に。
この辺りから、小ぶりですが、雨が降り始めました。


風は海側が強く吹き付けていますが、ペースはそれほど落とさず走れています。


14km、このコース2度目の折り返し、初の給食がありました。


事前に給食が14km、28km、36kmの3箇所のみとチェックしていたので、バナナとトマトをしっかり食べました。


15kmまでの5kmは、27分56秒。少しペースを落としましたが、まだまだ身体は余裕がありました。


36kmの給食で提供されるスナッフルスのチーズオムレットの看板の交差点を右折して、コースは再び、海沿いの漁火通へ入りました。


ここから、しばらく向かい風が続く、正念場になります。


アップダウンが多いコースですが、沿道の声援を受けて、我慢して走ります。


湯の川温泉を過ぎると、20km地点を通過。


この5kmも27分52秒。向かい風ですがタイムを落とさずに踏ん張っています。


中間地点はおよそ1時間57分で通過。今年のフルマラソンの中で、一番速いタイムで、サブ4ペースですが、今回は、そこまで記録にこだわらず、無理のないペースで走っていきます。


土方・啄木浪漫館 を過ぎると、左側に建物がなくなり、風をまともに受ける厳しい状況に。


シーサイドで、函館山も見える天気だったら最高の道ですが、この日は試練の道となりました。


荒れ狂う波、潮の香り。そして、空にはカモメの群れ。
演歌の世界を走っています。


そして、自分の目の前に、何か落ちてきました。
何かと思ったら、イカの足でした。 カモメがくわえていたものを落としたようです。


雨も強くなりましたが、ようやく海沿いを離れ、函館駅近くの街中に入ってきました。


落ちていたペースは、増えてきた沿道の応援を受けたり、ハーフマラソンの部の後方のランナーを追い抜くことで徐々に戻って行きました。



コースは宝来町に入り、しばらく、函館市電沿いを走ります。市電は部分運休しているので、並走することができませんでしたが、函館らしさを感じる道です。


ハーフマラソンと共通コースでは珍しい上り坂の後、ハーフマラソンのコースは先に折り返しがあり、フルマラソンの部は直進します。


25kmまでの5kmは28分55秒。ペースは落ちましたが向かい風が厳しい区間の割には踏ん張っていました。


フルマラソン単独コースになり、再び、大きなアップダウン。市電の終点、谷地頭電停に向かって一山超えて下る形です。


そういえば、昨年見たテレビ・ブラタモリの函館特集谷地頭付近の地形は窪地で、昔は噴火口で、良い温泉が出るということを思い出しました。
函館ハーフマラソンは平坦ですが、函館自体は坂の街、そして、フルマラソンの坂の多いコース。改めて実感しました。


谷地頭電停で降り返して、再び、上り坂。踏ん張りどころが続きます。


しかし、徐々に空腹が気になり始めました。
コーラの私設エイドを飲まずに通過したことを後悔しながら、スピードは徐々に落ちていきます。
空腹になると、寒気も感じ、28km過ぎのエイドが待ち遠しくなってきました。


かなりペースを落として、ようやくエイドに到達。
ここでは、バナナ、ミニトマトの他に、五勝手屋本舗(江差)の丸缶羊かんがありました。

空腹状態の時には、最高の品。ようかんを食べて、生き返りました。


食べたことによって、徐々に走りが戻ってきました。


ハーフマラソンの部とフルマラソンの分岐を過ぎると、30km地点通過。
この5kmは、31分51秒。エネルギー切れ(ガス欠)を起こしてペースが落ちました。


ここからは、またフルマラソンの単独コース。ということは、また大きなアップダウンが続きます。


まずJRの跨線橋です。きつめの坂を一気に登っていきます。坂の上に到達すると、前方に橋が見え、ランナーが走っているのが見えます。


この橋も上るのかと思いつつ、一旦、下っていきます。


函館の 港らしい景色を見ながら、再び、前方に大きな橋が見えてきました。


先ほど見た橋は、ともえ大橋。函館の観光スポットの1つです。
しかし、この日、最大の難所となってきました。

橋の上りはじめの急な坂と、真正面からまともな向かい風と重なって、全く前に進まない状況になっていました。


空腹からは解放されていましたが、ペースは全く上げることはできませんでした。


しかし、橋の上では、左に函館駅や函館朝市、前方に函館山、右に函館湾の海と素晴らしい景色が広がっていました。


全長2km近い橋を渡りきると、赤レンガ倉庫群、函館ベイエリアに入りました。


石畳の道もあり滑らないように気をつけながら走っていきます。


この辺りで走っているランナーの最大の関心事は、36kmの給食で海鮮丼が残っているかどうかです。


このあたりで、再び一緒になった金哲彦さんも気になっているようでした。


函館どつく前近くの折り返し付近が35km。この5kmは32分3秒でした。


コースは緑の島に。36kmの給食が待っています。


気になる海鮮丼(700食限定)は残っていました。チーズオムレット、冷やし塩ラーメン、夕張メロン、カステラ饅頭も残っていました。


ここは、時間を気にせず、ゆっくり味わって、海鮮丼をいただきました。うに、いくら、イカ、贅沢な中身です。


マラソン大会では、食中毒に配慮して、ご飯物や生ものは、中々提供されないのですが、数量限定でしたが、よく提供して頂いたなとつくづく感じました。


3−4分ほどエイドにいたので、かなり元気になって再び走り始めました。


このコース最後(5度目)の折り返し地点、ミス函館の応援を受けて、ゴールを目指します。


体はかなり余裕があるのですが、スピードは上げられない。そのような状況でキロ6分ほどのペースで帰りの赤レンガ倉庫群、ともえ大橋を走っていきます。



橋の上では、金哲彦さんが、NHK BSのランスマの取材で走っているリサっちとすれ違い、海鮮丼の中身について興奮気味に説明していました。(おそらく、エイドに着く頃には海鮮丼は無くなっているだろうなと思いましたが)


帰りのともえ大橋は、追い風気味で多少楽になりました。



そして、次は、JRの跨線橋の上り坂、アップダウンが続きます。


40km地点は3時間59分、この5kmは35分かかりましたが、エイドの滞在時間を差し引くと、31分台で、キロ6分ちょっとのペースで踏ん張っています。


後半に2つの橋を往来するコース、大阪の泉州国際市民マラソンを思い出します。
上り坂と下り坂でペース・リズムを取り戻せるので、個人的にはそれほど苦にせず、ラストの2.195km走っていました。


雨は30km付近以降は止んでいましたが、悪天候の中、沿道で多くの声援を受けて、陸上競技場付近の道路を走っていきます。


マラソンゲートをくぐり、トラックを100m走って、ゴール。
4時間12分台。途中、ガス欠でペースダウンしてしまいましたが、余力を残して、今季、一番のタイムでした。


強風と雨がありましたが、気温が下がったことで、まずまずの記録で、エイドも楽しめたので、満足な結果でした。



レース後は、イカめし、函館牛乳、じゃがバター、夕張メロンが数量限定でおもてなしがあるのですが、残念ながら、残っていたのは函館牛乳だけでした。

その後、着替えて、5時間20分の最終ランナーを見届けた後は、市電に乗りました。

ホテルのある湯の川温泉に行く前に、函館競馬場に途中下車しました。


ちょうど、中央競馬が開催されていたので、せっかくなので入ってみました。
競馬場は、フードバレーとかちマラソンを走った時に帯広のばんえい競馬に訪れたことはありましたが、中央競馬の競馬場は初体験です。


帯広の時は、タバコの煙が気になったのですが、函館は禁煙のようで、場内は清潔で、とても綺麗な施設でした。



1レースだけ単勝200円の馬券を購入して、レースを観戦しました。


ラストの直線で追い込んで、勝ったと思ったのですが、アタマ差で2着。
単勝で11倍、複勝で3.7倍だったので、とても惜しかったです。


その後は、再び、市電に乗って、湯の川温泉のホテルにチェックインをして、温泉で疲れを癒しました。



そして、夜の打ち上げでは、函館の海鮮料理を堪能しました。


そして、その後は、函館山のロープウェイへ


霧が多い函館山ですが、一日強風が吹き続けたおかげで、この日は綺麗に夜景を見ることができました。


夜景のくびれの部分、右側は前半、左側は後半、函館マラソンでも走りました。



2016年6月27日(月)大会翌日は、湯の川温泉からバスで函館空港へ。
7分230円、新函館北斗駅よりも、かなり近くて安くて便利です。
北海道新幹線は苦戦するだろうなと、つくづく思ってしまいました。




帰りの飛行機は、ランナーでかなり混雑する中、東京に戻りました。




初めてフルマラソンが開催された函館マラソン。
ハーフマラソンと同時開催ということで、色々混乱がありましたが、函館らしいコース、函館らしい料理を食べることができて満足しました。

もし、改善するとしたら、
ハーフマラソンは、エリートランナーのみ (制限95分以内ぐらい)でフルマラソンより10分ほど早くスタートさせて、フルマラソンの先頭に抜かされたら失格、といった感じで、ハーフとフルのランナーが並走しない方式が良いと思います。
(例:湘南国際マラソン、熊本城マラソン)



LAP TIME
  0-  5km 27:45 (5:33.0/km)
  5-10km 27:28 (5:29.6/km)
10-15km 27:56 (5:35.2/km)
15-20km 27:52 (5:34.4/km)
20-25km 28:55 (5:47.0/km)
25-30km 31:51 (6:22.2/km)
30-35km 32:03 (6:24.6/km)
35-40km 35:06 (7:01.2/km)
40-Finish 13:28 (6:08.1/km)

前半 1:57:30 (5:34.2/km)
後半 2:14:54 (6:23.6/km)

ネットタイム 4:12:24 (5:58.9/km)
グロスタイム 4:12:35

参加賞:リュックサック、キャップ、水、タオル
参加料:フル9000円

2016函館マラソン スタートからフィニッシュまでダイジェスト https://youtu.be/veSYi4TYJTg


2016函館マラソン 結果(ラップタイム)完走率 http://bit.ly/28ZGRXy
http://hakodate-marathon.jp/

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Books

マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間02分57秒 デニス・キメット (ケニア) 2014年9月 ベルリンマラソン (2分55秒/km)

◆男子日本記録 2時間06分16秒 高岡 寿成 2002年10月 シカゴマラソン (3分00秒/km)

◆女子世界記録 2時間15分25秒 ポーラ・ラドクリフ (英国) 2003年4月 ロンドンマラソン (3分13秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間13分33秒 砂田 貴裕 (日本)  1998年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分44秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 58分23秒 ゼルセナイ・タデセ(エリトリア) 2010年3月(ポルトガル・リスボン)(2分46秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分25秒 佐藤 敦之 2007年10月(伊・ウディネ)(2分52秒/km)
◆女子世界記録 1時間05分06秒 ペレス・ジェプチルチル (ケニア)2017年2月(RAKハーフマラソン・UAE) (3分05秒/km)
◆女子日本記録 1時間07分26秒 福士 加代子 2006年2月 香川丸亀国際ハーフマラソン) (3分12秒/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)