つづきです。
2007年10月7日 フル (北海道別海町)
当日の別海町は、気温15度曇りで、走るには絶好のコンディション、しかし、体調の方は、疲れが残っていることと、シーズン前で練習不足ということで、あまり記録を望めないと思い、キロ6分ペースで走ることにしました。
午前10時レースがスタートしました。最初は街の中心部を走るので、多くの声援を受けます。それから、長い直線が続き、家もなくなり、人よりも、牛の応援の方が多くなります。今年はやや強めの風が吹き、過去は感じなかったのですが、牛の肥料の臭いを強烈に感じるところがありました。
かなりペースを落としているのに、余裕がなく、徐々に足が止まってくるのを感じます。このコースは平坦なのですが、常に上り坂のような感覚になっていました。折り返しを過ぎると、完全に足が止まり、時より歩くことも、直線が長く感じます。
35キロ付近では、腰が半分以上曲がったおじいさんに抜かれました。その後、おじいさんは、給水所で、足がもつれて、転倒を何度か繰り返し、監察車も心配して、おじいさんの後をついてくるのですが、「大丈夫」と振り切って走り続けています。
この光景を見て、さすがに苦しくても頑張らなくてはいけないと思い、おじいさんを抜き返して、力を振り絞って走りました。
ようやく、別海市街に入り、声援が大きくなり、子供から「マラソン魂!」と言いながらハイタッチで気合を注入され、今までの別海町でのワーストではありますが、4時間38分でゴールしました。(ちなみにおじいさん4時間50分ぐらいでゴールしました。)
完走賞のバスタオルと鮭とスポーツドリンク、バターをもらって、芝生で寝転がるのが、至福のひと時でした。秋味(鮭)鍋と牛乳も無料で配られ、堪能しました。
そして、帰りは、大会の無料送迎バスで釧路空港へ、空港でスープカレーを食べて、楽しい旅行は終わりました。
今年で4回目別海町は第二の故郷のような感覚になってきました。
参加賞(完走賞):鮭一匹、特大バスタオル、バター、スポーツドリンク、牛乳、秋味鍋
アクセス:釧路空港から無料送迎バスで2時間半、中標津空港からバスで40分
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