2008年9月13日
この連休は、正月の箱根駅伝の往路、東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの108.0kmを走遊会のメンバー20数人でつなぐイベントに参加してきました。
通常の大会とは違うので、たすきの中継地点の設定、区間配置、配車計画、ドライバーの確保、宿の手配など、全て自分達でやらなければいけないので、各自役割分担をして当日を迎えました。
スタートは9月13日の午前1時半(なぜこんな深夜にと思われるかもしれませんが、この時間にスタートしないとゴールの箱根に明るいうちに到着できないので。)、金曜日は21時ぐらいまで仕事だったので、仮眠をとれず、そのまま参加することになりました。
金曜の深夜にランナーの怪しい集団がスタートの大手町・読売新聞社前に集まり、箱根に向けて出発しました。正月の箱根駅伝は1区間20km前後を5人で繋ぎますが、今回は1区間平均4kmずつに分けて計26区間を2チームで走ります。1人2~3区間を受け持ち平均10km走ることになります。(私は2区の中盤と、5区の最初と終盤を走りました。)
終電を過ぎたオフィス街はタクシーだけが道を占領しているという状態で、その中を車が走り、歩道をランナーが走ります。東京タワーを過ぎ、品川駅では、終電を乗り過ごした人たちが、あちらこちらで寝ている光景が目に入ってきました。
その中をリレーして、しながわ水族館、蒲田と通過し、蒲田では怪しい集団と思われたのか、警察官に職務質問される場面も。。
1区鶴見中継所を過ぎて、明るくなりはじめ、走る番がまわってきました。新子安から戸部までの間で、横浜駅を通るコースなのですが、歩道がコース沿いになく、横道に反れて走っていたら、本ルートがどんどんはずれて、みなとみらい方面まで出てしまいました。慌ててコースを戻り、何とか中継所にたどり着き、次の走者へ。
花の2区の山場、権太坂を過ぎて、戸塚中継所手前の上りの急さに驚き、3区では、県道30号に入らなければいけないところ、そのまま国道1号を直進する車が続出して、ランナーが中継所に到達しているのに、次走者の乗った車が来ないというトラブル発生、10数分後、再出発できましたが、今度は湘南海岸を左に見る134号線に入って、連休の初日で好天に恵まれたことにより、大渋滞が発生し、車が全く動かない状態に、ランナーの方がはるか前方に行き、平塚中継所には、ランナー到着後45分遅れで車が到着、ここまでで予定より1時間30分遅れ、日没までにゴールできるか不安がよぎります。
4区の区間に入って、車はスムーズに動くようになったのですが、気温が上昇し、睡眠不足の参加者にとっては健康状態も不安な状況です。それでも途中でコンビニで食べ物や飲み物を補給しながら、何とか小田原中継所まで到達しました。道中、背広姿で背中に「ひとり箱根駅伝実施中」と書かれたランナーに遭遇、仲間意識を感じました。
5区の最初の数キロは、私の担当で小田原本町から風祭までを走りました。箱根が近づいて、足取りも幾分軽くなってきました。そして、いよいよ箱根湯本を抜けて、山道に入ってきました。テレビでよく見る光景ですが、実際やはり険しい坂です。歩道もなくランナーは車に注意しながら走ることになりますが、函嶺洞門、大平台、宮ノ下と進みました。富士屋ホテルのあたりで、一段と賑やかになり、小湧園を過ぎて、ついに国道1号の最高地点874mを通過、ここからまた私の担当で、そこからの下りを気持ちよく下っていきました。元箱根で最終走者にバトンタッチ、あとは余祐のある人は後ろから追走します。大鳥居をくぐって、ついに芦ノ湖のゴール。
1時40分に大手町をスタートして、到着は16時半をまわっていました。約15時間の長旅でした。
最後は記念撮影をして、箱根のコテージへ移動してバーベキューによる盛大な打ち上げをしました。仲間と一つになって、大きなことを成し遂げるというのは、フルマラソンやウルトラマラソンとは、また違う魅力を感じました。
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マラソンの記録
【フルマラソン】
◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)
◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)
◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)
◆自己記録 3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)
【100km】
◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)
◆自己記録 12時間13分41秒 2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)
◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)
◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)
◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)
◆自己記録 3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)
【100km】
◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)
◆自己記録 12時間13分41秒 2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)
記録
【ハーフマラソン】
◆男子世界記録 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録 1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)
◆男子世界記録 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録 1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)
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