2008年9月1日月曜日

2008北海道マラソン (レース編)





2008年8月31日

北海道マラソン当日です。前夜は珍しく少し興奮状態で寝たり起きたりという感じでした。ただスタートが昼なので睡眠時間は十分とれました。朝食はホテルのバイキングで多めに食べて、スタートの真駒内屋外競技場に向かいました。朝の天気は曇り、やや肌寒い感じでしたが、スタートが近づくにつれて、雲が晴れ、気温が上昇していきました。それでも「2年前よりは暑くない、大丈夫」と言い聞かせながらスタートの準備を進めました。ゼリー、団子(1串)、食べて、多めに水分を補給し、通気性をよくするために穴をあけておいたゼッケンにフリーダム、小銭等をはりつけて、レースに臨みました。

スタート地点は、陸連登録者でない一般競技者はスタジアムの外の公園内道路からのスタートになります。狭い道路に3000人近いランナーが並ぶので、号砲からスタートラインを通過するまでにかなり時間を要しそうです。

そして、12時10分レースがスタートしました。スタートラインまでは1分35秒、思ったよりはかからず少し余裕ができたので、最初の5キロはまわりに惑わされず、落ち着いたペースで走ることに心がけました。5キロは27分50秒、上りがあるため、まずまず予定どおり、しかしまだ体は重い感じでした。その後、5キロの給水、2年前は取ることができずパニックになってしまいましたが、今年は、人が群がる中、奥の方の給水所で水とスポーツドリンクを確保することができ、これで気持ちもペースも落ち着いてきました。

5キロを過ぎると下りでペースが上がりました。しかし、給水でがぶ飲みしているせいか、横っ腹がしばしば痛くなりましたが、5-10kmは27分9秒、10-15kmは27分28秒でキロ5分半ペースを維持して通過しました。2年前にリタイアとなった17km地点を通過して、今年はまだ余裕があります。しかし、15km以降はフラットになり、タイムも徐々に落ちていき、15-20kmは27分52秒でした。この時点で関門閉鎖時間までの貯金が4分、予定通りのタイムですが、体に余裕がなくなってきました。そして中間点は1時間58分22秒で、宮崎で自己記録出した時よりも50秒速いペースで通過しました。

後半は日差しを遮るものがなくなって、暑さをより感じるようになりました。このあたりで人をかなり抜かしてはいるのですが、自分のペースは上がってきません。20-25kmは29分11秒、関門閉鎖まで約3分となってしまいました。ここからは、ひざのサポータをはずして、最後の勝負に出ました。しかし25-30kmは、きついアップダウン2度ある区間、気持ちとは裏腹にペースが落ちてしまいました。

29キロの折り返し地点では、とうとう最後尾の収容車が視界に入ってきました。25-30kmは30分30秒かかってしまい関門閉鎖の25秒前にかろうじて、通過しました。30キロ地点を通過したところで自主的にレースを辞める人が多く見られましたが、最後まであきらめず走ることにしました。収容車からアナウンスでゼッケン番号が呼ばれると競技を終了しなくてはなりません。その音がだんだん大きくなって、迫ってくる恐怖を感じながら、自分の番号が呼ばれないことを祈りながら、必死に逃げました。32キロを通過して、しばらく、とうとう自分のゼッケン番号がコールされて、ここで終了、ゴールまであと10キロでした。悔しい気持ちでいっぱいになりました。

振り返ってみて、暑さやスタミナについては、リタイア後も走れる状態であり、十分に対応できたと思いますが、やはりスピードのなさが致命傷になってしまいました。完走するためには、5キロ26分台でも余裕を感じられる走りが必要だと思いました。力不足を実感しました。

2年前は、はるか遠くに感じたゴールが、今回はもう少しのところで届きそうなところに感じましたので、来年は何とか達成したいと思います。(大会後、制限時間を伸ばすと知事が発言していますが、この制限時間でできれば再チャレンジしたいです。)

参加賞:Tシャツ、トレーニングダイアリー、入浴割引券


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  通過時間 (男子総合順位) ラップタイム /関門閉鎖までの時間                   
5km地点:0:29:25 (3654位)0:27:50/+2分35秒        
10km地点:0:56:34 (3686位)0:27:09/+3分26秒
15km地点:1:24:02 (3676位)0:27:28/+3分58秒
20km地点:1:51:54 (3525位)0:27:52/+4分06秒
中 間 点 :1:58:22 (3460位)
25km地点:2:21:05 (3324位)0:29:11/+2分55秒
30km地点:2:51:35 (3157位)0:30:30/+  25秒

32km DNF

以下のホームページより
http://m.hokkaido-marathon.com/web2/2008/


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札幌市の2008年8月後半の最高気温
8月15日 24.4℃
8月16日 23.7℃
8月17日 24.7℃
8月18日 26.2℃
8月19日 25.5℃
8月20日 22.2℃
8月21日 22.5℃
8月22日 23.7℃
8月23日 20.1℃
8月24日 19.9℃
8月25日 24.4℃
8月26日 24.9℃
8月27日 20.9℃
8月28日 25.5℃
8月29日 24.5℃
8月30日 23.6℃
8月31日 27.8℃ 北海道マラソン当日

8月の後半の札幌の最高気温を調べると、大会当日が一番暑かったことがわかります。
ここ数年は、北海道マラソンの時だけ暑くなる傾向にあります。

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)