女子マラソンは、2時間20分を切るタイムを持つ有力選手が相次いで欠場したことにより大混戦となりました。
レース展開も大方の見方どおりスーローペースで25キロ以降からレースが動き、30キロから35キロは16分31秒までペースがあがり、最後は中国の白雪選手が抜け出して優勝しました。
まず、日本選手は赤羽選手が苦戦しましたが、そのほかの選手は実力通りの結果だと思います。尾崎選手が銀メダルになりましたが、昨年の東京国際の強いレース展開を見れば、予想通りの結果だともいえます。実力の割にあまり注目されなかったのもよい結果になったともいえます。
今回は、中国勢の強さが目立ちました。このメンバーでは、周春秀選手が優勝の最有力候補かと思われましたが、4位に終わりました。しかし、35キロから40キロは、唯一の16分台を出しており、戦略ミスだったかもしれません。
白雪選手の最後の2.195kmは、7分5秒で、男子の佐藤選手を上回るタイムです。そう考えるとやはりラスト勝負となると日本は弱いので、金メダルを狙う場合は、シドニー、アテネのような早めのスパートが必要になってくるといえるでしょう。
女子は、まだアフリカ勢が上位に来ておらず、戦力図も欧州、アジア、アフリカと分散して面白いです。ロンドンまでに2時間20分を切る選手が何人出てくるか注目です。
世界陸上 ベルリン大会 女子マラソン結果 【2009年8月23日】
1 Xue Bai 中国 2:25:15
(自己記録2:23:27 5位)
0-5㎞ 17:43
5-10㎞ 17:21
10-15km 17:07
15-20km 17:37
20-25km 17:44
25-30km 17:01
30-35km 16:31
35-40km 17:06
40-ゴール 7:05
2 Yoshimi Ozaki 日本 2:25:25
(自己記録 2:23:30 6位)
3 Aselefech Mergia エチオピア 2:25:32
(自己記録 2:25:02 14位)
4 Chunxiu Zhou 中国 2:25:39
(自己記録 2:19:51 1位)
5 Xiaolin Zhu 中国 2:26:08
(自己記録 2:23:57 7位)
6 Marisa Barros ポルトガル 2:26:50
(自己記録 2:26:03 25位)
7 Yuri Kano 日本 2:26:57
(自己記録 2:24:27 8位)
8 Nailiya Yulamanova ロシア 2:27:08
(自己記録 2:26:30 27位)
9 Alevtina Biktimirova ロシア 2:27:39
(自己記録 2:25:12 16位)
10 Kara Goucher 米国 2:27:48
(自己記録 2:25:53 21位)
11 Desireé Davila 米国 2:27:53 (2:31:33 42位)
12 Julia Mumbi Muraga ケニア 2:28:59 (2:26:00 22位)
13 Weiwei Sun 中国 2:29:39 (2:25:15 17位)
14 Yoshiko Fujinaga 日本 2:29:53 (2:28:13 31位)
15 Svetlana Zakharova ロシア 2:29:55 (2:21:31 2位)
16 Bezunesh Bekele エチオピア 2:30:03 (2:23:09 4位)
17 Sabrina Mockenhaupt ドイツ 2:30:07 (2:26:22 26位)
18 Lisa Jane Weightman オーストラリア 2:30:42 (2:32:32 46位)
19 Zivilé Balciünaité リトアニア 2:31:06 (2:25:15 18位)
20 Kum-Ok Kim 北朝鮮 2:31:24 (2:26:56 29位)
世界陸上 賞金
個人
1st 60,000 ドル
2nd 30,000
3rd 20,000
4th 15,000
5th 10,000
6th 6000
7th 5000
8th 4000
リレー (チーム毎)
1st 80,000 ドル
2nd 40,000
3rd 20,000
4th 16,000
5th 12,000
6th 8000
7th 6000
8th 4000
マラソン団体
1st 20,000 ドル
2nd 15,000
3rd 12,000
4th 10,000
5th 8000
6th 6000
世界記録 100,000ドル
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マラソンの記録
【フルマラソン】
◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)
◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)
◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)
◆自己記録 3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)
【100km】
◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)
◆自己記録 12時間13分41秒 2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)
◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)
◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)
◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)
◆自己記録 3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)
【100km】
◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)
◆自己記録 12時間13分41秒 2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)
記録
【ハーフマラソン】
◆男子世界記録 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録 1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)
◆男子世界記録 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録 1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)
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