来年の東京マラソンの応募者はついに30万人を突破しました。
フルマラソンでも約27万人の応募で、倍率8.5倍です。
東京マラソン、どうしたら当選するのか、ラン仲間ではよく議論されています。
遠方者、陸連登録者は当たりやすいのでは、という噂を聞きますが、その真偽は定かではありません。
ただ東京マラソンを確実に走れる方法は一つあります。
それは海外に在住して、JTBのツアーで東京マラソンを申し込むことです。
ニューヨークやボストンマラソンは、日本人向けに海外マラソンツアーがあり、
その場合、ツアー会社が出場枠を確保しているため、抽選とは関係なく、参加することができます。
しかし、それも、お金と時間がないと日本から一度、海外に出て、そこから日本に戻って出場するというのはなかなか実現できませんが。。
ここからはあくまで推測ですが、東京マラソンの抽選は完全に無作為にやっているかといえば、それは違うような気がします。
過去3年の東京マラソンの完走者のタイムを見てみると、どの大会も4時間台の完走者が多く、5時間台、6時間台の完走者の割合が徐々に減っていくという形になっています。
しかし、ランナーズによると日本でフルマラソンを昨年度完走した人は約14万人です。
応募者27万人であることを考えると、応募者の半数は、フルマラソンを走ったことがない人と推測されます。
そうすると、完全に無作為で抽選した場合は、5時間、6時間台の完走者が多くなっていいはずでずが、2009年もそのような結果になっていません。
大会主催者としても、大量の棄権者が出ると運営に差支えますし、同じようなタイムの人が集中しても給水、ゴール後の荷物返却等、混乱するので、極力分散させたいと考えるのが当然でしょう。
そうすると、自己ベストや予想タイムに応じて、当選者数を振り分けているのではないかと考えられます。
つまり、6時間台、5時間台や、初マラソンの方の応募者の倍率は高くなり、2時間台、3時間台の応募者の倍率は低くなるのではないかと思います。
実際、周りのランナーも、タイムのいい人ほど、東京マラソンに当選している傾向が高いです。
そう書いていますが、3時間台の記録をもつ私も過去3回、いずれも落選しています。
結局、タイムが速くても必ず当たるという保証はなく、最後は運任せとなります。
【東京マラソン・フルマラソンの部完走者の記録】
2009年 申込約23万人
2時間台 648人 2.2% ( 男子 601人 女子 47人 )
3時間台 5,625人 19.3% ( 男子 4,991人 女子 634人 )
4時間台 9,725人 33.4% ( 男子 7,821人 女子 1,904人 )
5時間台 8,603人 29.5% ( 男子 6,316人 女子 2,287人 )
6時間台 4,527人 15.5% ( 男子 3,078人 女子 1,449人 )
2008年 申込約13万人
2時間台 742人 2.7% ( 男子 721人 女子 21人 )
3時間台 6,197人 23.2% ( 男子 5,515人 女子 682人 )
4時間台 9,540人 35.7% ( 男子 7,529人 女子 2,011人 )
5時間台 7,029人 26.6% ( 男子 4,921人 女子 2,108人 )
6時間台 3,157人 11.8% ( 男子 2,052人 女子 1,105人 )
2007年 申込約7.7万人
2時間台 495人 2.0% (男子 479人/女子 16人)
3時間台 5,926人 23.6% (男子 5,274人/女子 652人)
4時間台 9,136人 36.4% (男子 7,208人/女子 1,928人)
5時間台 6,992人 27.9% (男子 4,908人/女子 2,084人)
6時間台 2,553人 10.2% (男子 1,636人/女子 917人)
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マラソンの記録
【フルマラソン】
◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)
◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)
◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)
◆自己記録 3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)
【100km】
◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)
◆自己記録 12時間13分41秒 2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)
◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)
◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)
◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)
◆自己記録 3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)
【100km】
◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)
◆自己記録 12時間13分41秒 2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)
記録
【ハーフマラソン】
◆男子世界記録 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録 1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)
◆男子世界記録 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録 1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)
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