つづきです。
2011年5月22日(日)
朝、5時半、起きると雨模様、ただ前日、いい天気の中、観光できたので、仕方ないかと思いつつ、朝風呂へ、6時半宿の朝食、ふぐが出てきて少しテンションが上がりました。7時にチェックアウトして、本降りの中、宇奈月温泉駅へ、黒部行きの電車に乗りました。
8時前に電鉄黒部駅へ到着、シャトルバスに乗車して、10分ほどで、会場の体育館に到着しました。雨が降ると大変な大会が多いのですが、ここは広めの体育館だったので、混雑はしていましたが、雨に濡れずに準備することができました。
当時の米国大統領のカーター氏の来訪を記念したマラソン大会ということで、開会式には直筆のメッセージが公開されました。
(陸上選手以外で人名が大会名になっているのは、美浜五木ひろしマラソンとこの大会ぐらいでしょうか?)
スタート40分前、サービスのますの寿司、名水だんご、名水鍋の配布が始まっていたので、ゴール後混雑することを予想して、レース前に受け取り、名水鍋と名水だんごは先に食べました。
名水鍋は、豚汁とカニ汁と選択できるのですが、カニがあまり得意ではないので、豚汁を頂きました。
カニ汁も豪華でいいのですが、豚汁も具沢山で、過去、色々な大会で汁物サービスを食べていますがトップクラスの美味しさでした。
雨は多少弱まってきましたが、風が強く吹き始め、かなり寒い中、午前10時にハーフマラソンがスタートしました。最初は黒部市内の中心部を走り、その後、田園地帯を走るコースで、陸橋のアップダウンが多少ありますが、ほぼフラットで走りやすいコースです。晴れていれば、北アルプスが見えるのですが、ちょっと残念です。
(レース中の写真も雨のため撮れませんでした。)
今回は、富士五湖の疲れで、体が重く感じていたので、キロ5分ペースで1時間45分ぐらいを目標に走ることにしました。最初は追い風もあり、楽に走れたのですが、1キロごとタイムを確認すると、自分の感覚より5~10秒くらい遅いタイム、調子が悪いことを実感しました。
黒部市の中心街、雨のため沿道の方は多くはなかったですが、傘を差しながら応援してくれてます。5キロは24分29秒で通過、ここから田園地帯のコースで、風をまともに受け、なかなか進みません。そんな中、道から遠く離れた家から大きな声で応援してくれる子供を見て、癒されました。
コース上には13か所に水、(場所によってスポーツドリンク、オレンジ)が用意されていましたが、涼しかったので、何か所かはスルーしましたが、それでもさすがに名水ロード、美味しい水でした。
10キロ49分で通過、もし仙台国際ハーフが開催されていたら、完全に収容車だったなと思いつつ、後半ペースを上げようとしましたが、上げているつもりがなかなか上がらず逆にこの5キロはラップを落としてしまいました。
最後の5キロぐらいしっかり走ろうと力を入れても、なかなか前に進まず、おまけに風も常に向かい風のような感じで、ブレーキがかかってしまいました。20キロのラップは25分44秒、どうやら1時間45分を越えてしまいそうです。
ラスト1キロは、下りと追い風で多少挽回しましたが、1時間45分を少しオーバーしてゴールしました。
昨年と同じ時期は、1週前野辺山100キロ走った後、雨の軽井沢ハーフで1時間43分だったことを考えると、今回はちょっと残念な結果ですが、昨年との走りこみの距離を比べたら、仕方ない結果でしょう。
ゴール後は、黒部の名水を飲んで、体育館で着替え、ますの寿司を食べ、外の出店で、地ビール、名水ポークバーガー、ブラックラーメンなど富山のグルメが並んでいる中で、ぶりラーメンが美味しそうだったので、食べました。
あっさり系のスープでぶりとよくあっていて美味しかったです。
会場では豪華賞品が当たる抽選会が続いていましたが、富山五鉄のうち残る3つの電車に乗る計画があったので、一時過ぎに会場を後にしました。
JRの黒部駅に着くと、ようやく北アルプスの山々が見えてきました。実家では、いつも反対側(長野県側)から北アルプスを見てきたので、少し不思議な感覚でした。
JR黒部駅から富山駅の一つ手前の東富山駅で下車し、ポートラムの駅を目指しました。歩いて15分ぐらいで着くかと思ったのですが、少し道に迷い40分ぐらいかかって、蓮町駅に到着、ちょうどよいタイミングで電車が来ました。
ポートラムはJRが廃線となって、5年前路面電車として生まれ変わった路線です。単線ですが15分に1本走っているのでとても便利です。15分ほどで終点の富山駅北に到着しました。
富山駅北口から南口に出て、最後に市内電車に乗車しました。こちらも、5分間隔で電車が走っているので、待ち時間なく乗れました。市内電車は昔ながらのレトロ調の雰囲気でした。終点の南富山駅に到着して、そこから歩いて、市内の温泉施設、花の湯館へ行きました。
ここで、雨と汗を流して、ゆっくり疲れをいやしました。(時間があったので、入浴後、富山空港まで45分ほど歩いてしまいましたが。)
富山空港では、氷見うどんを食べて、グルメをしめくくりました。
富山は、山も海も近く、水や食べ物も美味しく、中心部の交通アクセスも良く、結構住みやすそうな街に感じました。
<ラップタイム>
0- 5km 24:29
5-10km 24:31
10-15km 24:52
15-20km 25:44
ゴール 1時間45分04秒
参加賞:Tシャツ、メダル、名水鍋(豚汁又はかに汁)、名水だんご、ますのすし、その他各種割引優待券
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