2012年4月12日木曜日

2012日立さくらロードレース

日立さくらロードレース
2012年4月8日 ハーフマラソン

昨年エントリーしていましたが、東日本大震災で大きな被害を受けて、開催中止となり、2年ぶりの大会に参加することとなりました。

昨年のエントリー者は、昨年の参加料から準備段階での経費を差し引いた残額1000円/人が今年の大会に持ち越され、1000円引きの2000円で出場することができました。

4月は、宿泊での遠征が続くため、今回は日帰りでの参加にしました。日立までは、普通列車、特急列車、高速バス、3つの手段がありますが、スタートが9時20分と早いため、上野7時発の特急スーパーひたち号に乗ることにしました。

今回は、昨年7月にいわきを往復したときと同様に、通常の4割引(往復5760円)となるJR「トクだ値」を利用したので、普通運賃とあまり変わらない値段で行くことができました。
http://jreast.eki-net.com/tokudane/

2012年4月8日 

朝4時半過ぎに起きて、事前に送付されたゼッケン・計測チップを装備して、6時頃家を出ました。普段であれば、電車を1本ぐらい遅れてもレースには間にあいますが、今回は、7時上野発に乗り遅れたらアウトなので、上野まで電車が遅れないことを祈りつつ、無事上野に到着、乗客の2~3割程度はランナーと思われる電車が出発しました。

常磐線沿線、水戸を過ぎると、震災から1年が経ちますが、屋根にブルーシートがかかっている家が目立っています。あまり報道されないのですが、茨城県の被害の大きさを感じさせます。

上野から1時間半、8時34分に日立駅に到着、日立といえば工場の街のイメージだったのですが、駅に降りて、正面には太平洋の海を、素晴らしい景色を見て高揚してきました。

駅を降りて、駅前広場が大会会場、1万人規模の大会なので、賑わっています。さくら祭りも行われていて、市全体でマラソンを盛り上げている雰囲気です。

参加賞を受け取り、荷物を預けて、スタート地点に向かいました。
名物のスタート地点の桜並木は、残念ながら、この冬の寒さの影響でまだ蕾でした。

9時5分に10キロの部がスタートした後、9時20分にハーフマラソンの部がスタートしました。

今回は、熱やだるさなどはないのですが、咳やくしゃみが頻繁に出ていて、万全ではない状態で、来週の長野マラソンに向けて、無理をしない、けれどゆっくりすぎない、を目標に1時間45分目途に走ることにしました。

スタートは、桜(蕾)のトンネルの平和通りを走ります。街の中心部で、沿道の声援も多く、日立市の観光大使「日立さくらメイツ」の応援などもあり、華やかな雰囲気の序盤でした。


その後、海と並行して走る国道245号線に入ると、道はうねるように上り坂と下り坂が何度も繰り返される道になりました。序盤なので、無理しないで、上り坂を少し頑張り、下り坂で力を抜く走りで、同じペースで走っている人とは、上りで追い抜き、下りで抜かされる状態が何度も続きました。

5キロは24分4秒、普段よりもやはりスピードが出ていないと感じましたが、今日は無理せず、ペースを維持することを考えました。

折り返して、来た道を上って、下ってを繰り返す道。昔はアップダウンの多いコースは苦手でしたが、最近は心地よくも感じてきました。

10キロのラップは24分8秒、予定通りで通過、コースは、海の上に作られた日立シーサイドロード(6号日立バイパス)に入りました。

見晴らし良く、風も心地よく、追い風に乗ってペースが上がってきました。こんなに景色がよいところを走れるとは思いもしなかったので、気持ちよくなってきました。

その後、公設市場の周回コースを走り、強烈な向かい風に晒されながら、15キロを通過、23分55秒で、もう少し速いかと思ったのですが、それでもよいペースです。

再び、バイパス道路に戻り、折り返して、ラストは、向かい風、そして、上り坂が続く道に。市内中心部では、穏やかだった風が、海沿いは、強烈に襲いかかってきます。

2~3キロはそれでも、耐えながら前へ前へ、ランナーを追い抜きながら、進んで行きましたが、徐々に気持ちが萎えてきて、ペースが落ちてきました。

20キロは、24分39秒で通過、何とかキロ5分を切るタイムを維持しました。ラスト1キロも上り坂が続くコースで、きつかったですが、増えてきた沿道の声援を力に、なんとかゴールしました。

1時間42分、厳しいコース、時折を咳やくしゃみをしながら走りでしたが、それを考えると、まずまずのタイムでゴールしました。

帰りは、都内で花見の予定だったので、電車出発までの1時間、マラソンとさくらまつりで賑わう市内の中心市街地を散策しつつ、駅に戻りました。

日立駅構内では、ガラス張りの窓からシーサイドロードを走る5キロの部のランナーを眺めることができました。





特急で1時間半、東京に戻ると、桜は満開でした。

LAP TIME
 0-  5km 24:04 
 5-10km 24:08
10-15km 23:55
15-20km 24:39
20-Goal  5:24

ネットタイム 1時間42分10秒

参加賞:Tシャツ、タオル、あんぱん、スポーツドリンク、バナナ

日立さくらロードレース
http://www.hasa.or.jp/sakura/

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)