2007年8月22日水曜日

【ニュース】ホノルルマラソンを走る ツアー締切迫る

 マラソンファンが憧れるレースの1つ、「JAL ホノルルマラソン2007」の参加ツアーの受け付けが始まった。今年は旅行大手各社が1週間以上早く売り出し、既に残りが少なくなりつつある。来年の東京マラソン2008が定員オーバーで抽選になったことからも分かるように、このところのマラソン熱は高まるばかり。今年で35回目を数えるホノルルマラソンは約3万人ものランナーを集めると見られている。今年は12月9日に開催される予定で、申し込みの締め切り時期が迫っている。

 冠スポンサーである日本航空(JAL)グループ、ジャルパックのツアーはさすがにサポートも手厚い。デラックスバスでのコース下見(自由参加)では、車内ビデオでコースのポイントを分かりやすく解説する。当日は雨天・防寒用のポンチョ、ツアーデスクでの荷物預かり、スタート地点の専用トイレ、ゼッケンのラミネート加工など、心憎いサービスだ。

 コース上に設置されたカメラで様々な角度から撮影した、参加者の走る姿を収めたパーソナルDVDもパックツアーの料金に含まれている。走る姿を収めたDVDは自分では絶対に用意できない記念の品だけに、大切な記念の品になる。

 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡からの出発があり、日数も5~7日間が選べる。東京発の12月6日出発(6日間、モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート)の場合、料金は21万2800円~21万2800円だ(食事は朝1回、昼2回)。

 エイチ・アイ・エス(H.I.S.)関東営業本部も参加ツアーの受け付けを始めた。H.I.S.専属コーチが手ほどきするマラソン攻略講習会や、参加者同士の交流会などをパッケージに組み込んだ。

 ツアー参加者向けには大会への登録をはじめ、現地での事前トレーニングや講習会、送迎の手配、レース当日の街頭応援、目標時間に合わせたペースランナー&ウォーカーの用意など、様々なサポートを用意している。有料でのコース下見&アドバイス、完走交流パーティーにも参加できる。

 HISのツアー商品は日本航空の羽田発着チャーター便を利用するホノルル7日間(12月5日出発)の場合、価格が13万7800~19万8800円(食事なし、大人2人1室使用、ホノルルマラソンエントリー代金、成田空港施設使用料、出入国税などがが別途かかる。

 阪急交通社もホノルルマラソンのツアーを発売した。フルマラソンを走りきる自信がない人や、大会の雰囲気は味わいたいけれど、疲れ果てるのはどうもという人向きのレースデー10キロウオークに参加するプランを10種類以上も盛り込んでいる。6、7日間の場合、価格は17万9800~23万7800円(東京発)。

 ツアーを利用しなくても、公式サイトからエントリーキットの発送を申し込める。国内事務局宛てに必要書類を郵送する締め切りは、第1期が10月26日まで、第2期は11月9日までだ。参加料は1期が1万5000円、2期が1万6800円。

 ホノルルマラソンは年末のハワイの風物詩。2006年は2万8000人余りのランナーがエントリーした。そのうち約1万8000人が日本からの参加だったという。海外にはほかにも「心臓破りの丘」で有名なボストンマラソン、世界最大級の規模を誇るニューヨークシティマラソン、北京五輪とほぼ同じマラソンコースを走る北京マラソンなどの人気大会がある。

 JTBは8月16日、海外の人気マラソン大会を中心に、内外の40大会に参加できる「ワールドマラソンツアー」を発売した。人気の大会は応募多数の場合、抽選になるが、このツアーに参加すれば、抽選なしで参加できる。ホノルルはもちろん、ニューヨークやベルリンなどの大都市型大会や、グアム、マウイなどのリゾート大会などを盛り込んだ。2008年の北京オリンピックを目の前にした北京マラソンにも申し込める。専用電話の「ワールドマラソンツアーデスク」で受け付ける。

 ホノルルマラソンではスペシャルゲストに有森裕子さんを迎えた。有森さんはトークショーや応援にも参加。当日はレースデーウオーク10キロを一般ランナーと一緒に歩いてくれる。

 海外でのマラソンに本気で取り組む人が増えてきたのを受け、近畿日本ツーリストは「世界を舞台にするスポーツ愛好家を本気で応援します」と宣言したランニング情報サイト「Run the World」を7月にオープンした。ホノルルをはじめ、ニューヨーク、ロンドン、ベルリンなど世界の主要なマラソン大会11レースを紹介。各大会のレース概要、アスリートとベテラン添乗員のリレーブログ、同社ツアーの案内などを掲載している。制限時間や登録方法、地図なども見やすく紹介されていて、お目当ての大会を探すのに便利だ。

日本経済新聞 ホームページより
http://waga.nikkei.co.jp/play/sports.aspx?i=20070820d3000d3

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)