3月11日(金) オフィスで地震に遭遇しました。
途中から激しい揺れで、棚の本が落ち、机のパソコンも倒れかけ、必死で抑えました。
震度5強、初めての経験で、意外に冷静だったと思ったのですが、携帯メールをしようとしたら
手が震えていて、なかなか文字が打てませんでした。
そして、テレビでは、仙台での津波の映像が流れ、これは過去最悪の災害になると実感しました。
そして夜
都内は鉄道が完全にストップし、街は駅とは逆方向に、多くの人々が歩いていました。
道路は、大渋滞でほとんど動いていません。コンビニは行列ができ、食べ物は品薄状態でした。
ただ、ドラッグストアは比較的すいていて、そこで食物は調達できました。
(食堂や居酒屋も普通に空いていましたが。。。。)
会社と自宅まで10数キロ、通常の金曜日も途中まで歩いて帰ることも多く、先週の日曜日も、
走って帰宅したばかりだったので、普段と同じ感覚で、歩いて帰りました。
いつもと違ったのは、歩いている人の数の多さです。
(地震が起きたら、帰宅難民が出て、道路に人が溢れると言われていましたが。。。
まさに、現実になるとは思っていませんでした。)
途中、246号線を横切ったのですが、渋谷のスクランブル交差点以上の混雑で驚きました。
それにしても、皆冷静に歩いていましたし、大渋滞での道路でほとんどクラクションを聞きませんでした。
また、途中、温かいお茶をふるまっているお店もいくつかあり、まるでウルトラマラソン私設エイドの雰囲気でした。
2時間ちょっとかけて自宅に無事到着、本棚などが倒れているのではと覚悟して入ったのですが、すべて無傷で、何も倒れていませんでした。
ただ、ガスはさすがに止まっていたので、復帰ボタンを押して、無事作動もしました。
その日の夜は、早朝の緊急地震速報が何度が流れ、余震も続き、あまり眠れず夜を明かしました。
土曜日は家で仕事をしようと思ったのですが、なかなか仕事が手に着かない状態で、テレビやツイッターで
地震情報を追いかけていました。
http://www.city.hidaka.lg.jp/6,13752,24,105.html
日曜日は日高かわせみマラソンが出場する予定でしたが、土曜日にホームページで中止が発表されました。
鉄道も止まっているところもあり、役場の人、警察の人は、地震対応に追われていただろうから、当然の判断でしょう。
関東地区のマラソン大会では、立川・昭島マラソンは自衛隊立川駐屯地を利用するため中止、熱海湯らっくすマラソンは津波警報発令中のため中止など、地震の影響で中止が相次ぎました。
ただ、残念なのは、足利で北関東道開通記念の二度と走れないマラソン大会 も中止で一度も走れずに大会が終わることになりました。
その中で、能登和倉万葉の里マラソンは予定通り、行われました。能登も4年前の地震の被災地であり、復興祈念で開催されました。(中止にするのが無難という考えがある中で、開催を決断したのは素晴らしい判断だったと思います。)
週末、スポーツ、音楽のイベントで、自粛して中止にするケースが目立ちました。まだ、地震直後で、余震の可能性もあり、安全面を考えれば、仕方ないと思いますが、
来週以降に関しては、こういう時こそ、スポーツやコンサートは開催してほしいと思っています。復興するため、生きるためには、前に進まなければいけません。地震のニュースだけ見ていたら、気持ちは沈んでしまいます。スポーツ、音楽は、元気・勇気をもたらしてくれます。
自粛していても、復興にはつながりません。マラソン大会も義援金を集める機会とすれば、中止するよりも効果的です。参加賞も寄付にまわす窓口を作れば、衣類も集まります。
安全面の確保、節電の必要は当然ありますが。
来週、板橋Cityマラソンなど予定されていますが、是非とも中止せずに開催してほしいです。
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