2011年6月6日月曜日

2011南木曽町・妻籠健康マラソン

南木曽妻籠健康マラソン 2011年6月5日 10キロ

6月は、10キロ、50キロ、30キロ、三週連続遠征です。今週は10キロなので気楽だと思っていたら、一週間風邪気味の状態が続いて、金曜日に悪化、高熱を出してしまい、必死に冷却剤?投入して、頭を冷やして、何とか土曜日の朝は、熱が下がり動ける状態になりました。

走れるかどうか分かりませんが、とりあえず、土曜日の午後、高速バスで安曇野へ帰省しました。この時期に帰るのは珍しかったので、久しぶりに田んぼのカエルの鳴き声の合唱を聞いた気がしました。

6月5日(日)大会当日、鼻水は出るものの体は回復していたので、参加を決断(ハーフより長かったら欠場していたと思います。)松本7時4分発の特急列車に乗って1時間、南木曽まで行きました。駅からは無料のシャトルバスに乗って5分ほどで、会場の南木曽会館に到着しました。

山と川に囲まれた木曽谷、限られた平地に集落があり、その一つに南木曽会館がありました。会議室や和室、結婚式場などがある多目的ホールで、小分けされた部屋に参加者が陣取り準備をしています。

場所は長野県ですが岐阜県の隣町ということもあり、参加者の半数は愛知県からで649人(岐阜県は174人)、長野県は324人で参加者の4分の1程度ということで、会場内で聞こえる会話は、名古屋弁でした。


種目は妻籠宿からスタートする3.2キロが9時から、6キロが10時から、そして10キロが11時からなので、しばらく、木曽川付近を準備運動も兼ねて散策することにしました。木曽川と山の木々に囲まれ自然豊かな場所です。


妻籠宿は、江戸時代中山道の宿場町、ということで甚平とちょんまげ姿で走ることにしました。3.2キロ、6キロの部が終わり、スタート地点のグラウンドへ、木曽ヒノキのアルプホルンでの演奏後、午前11時、10キロの部がスタートしました。



最初から1キロは上り坂、狭い山道を約700人のランナーが上っていきます。今回はジョギングペースですが、上り坂は辛かったです。1キロ上りきるとようやく緩やかな下り坂、グリーンシャワーロードと呼ばれている緑の囲まれた林道を走ります。


ようやく集落らしきところで、沿道の応援があり、子供に「お侍さん」と呼ばれ、それに答えます。ゆっくり走っていますが、鼻づまりがひどく、呼吸がしづらく、喉も乾きやすく、給水で十分に水を飲んで、鼻をかみながら、走っていました。


おまけに、甚平は走りやすいのですが、はだけやすいので、紐でしっかり結ぼうとしたら、紐が切れてしまって、落ち武者のようになってしまい、途中立ち止まって、安全ピンで止めたりしながら、走っていました。

3キロで折り返し、仮装している人が思ったより少ないなと思いつつ、5キロの中間地点は28分ほどで通過、6キロ過ぎ、急な下り坂を下るとこのコースのハイライト、妻籠宿に入りました。ようやく仮装とマッチする場所です。


昔ながらの佇まいで、江戸時代にタイムスリップしたようで、観光客も多く、仮装のおかげでいつもより多くの声援を受け、調子に乗って走っていました。(サングラスで走っていたのですが、そのことに対する突っ込みはありませんでした。)


美しい風景とは裏腹に、妻籠宿からは上り坂が続き、苦しいところ、呼吸が辛く大変でしたが、今回は無理せずペースを落として上りきり、最後の1.5キロちょっとは下り坂、いつもより抑えたペースで下って、ゴールに向かいました。

57分かけてゴールし、給水をしていると、肩をたたかれ、仮装賞の札を頂きました。本部へ行って仮装賞の賞状と副賞の蕎麦2束を頂きました。(仮装の個人賞受賞は、京都でのサンタクロースマラソン以来6年ぶり?)

今回は、ゆっくり走りましたが、本気モードで走ったら、アップダウンがきつく大変なコース、でも面白い、楽しめるコースだと思います。


ゴール後は、風邪の影響もなく元気(汗をかいてすっきりした感じです)、名物の五平餅を食べて、南木曽駅に戻り、駅周辺を散策、桃介橋(「電力王」福沢桃介によって、発電所建設のための資材運搬用ににかけられた木造の橋)の下では、フリスビードッグの大会が開かれていて、見事にフリスビーをキャッチする犬に見入ってしまいました。

南木曽駅からは、名古屋経由で帰京、N700系のぞみは無線LANが使えるので快適でした。

参加賞:ポンチョ、飴玉、各種施設割引券 等
仮装賞:蕎麦2束
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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)