遠野じんぎすかんマラソン (2011年8月28日(日))
8月の最終週、一昨年は北海道、昨年は長崎五島列島、今年は岩手県遠野へ4年ぶりの大会出場です。
4年前ジンギスカンに釣られて参加したのですが、遠野の昔の田舎の面影を残す風景に魅せられて、さらに仕事で訪れる機会があり、震災後も6月に訪れて、今回で4度目の遠野になります。
遠野は岩手県の内陸部にあり、宮古、大槌、釜石、大船渡、陸前高田など、今回、甚大な被害を受けた三陸海岸の都市の災害支援・ボランティア活動拠点として、震災発生当時から活動しています。
高速バスは1年ぶり、前回は寝るのに苦労しましたが、今回は5時間ぐらいは寝ることができました。朝5時45分、道の駅遠野風の丘に到着しました。新幹線を利用しても在来線を乗り継いで遠野まで5時間かかるので、乗り継ぎなしの高速バスで7時間半は、結構快適でした。
道の駅では、岩手地産地消の自販機があり、遠野りんごジュースを飲みながら、会場まで歩き始めました。
(大会会場は一つ先のバス停(遠野駅)の方が近いのですが、早く着き過ぎてしまうので、約3キロ近く、ウォーミングアップで歩くことにしました。)
8月なのに早朝は肌寒く、田舎の道は歩いていて心地よかったです。
遠野駅に到着、カッパがたくさんいます。そこから歩いて10分、会場に到着しました。
受付をすまして、朝7時過ぎ、スタートまでは、まだ3時間あったので、スタート地点の喫茶で朝食をとりました。
朝8時を過ぎると、人が集まりはじめ、日も差し始め暑くなってきました。体育館で寛ぎつつ、ウォーミングアップをしつつスタートを待ちました。
ゴール後、振る舞われるジンギスカンの準備も始まりスタートが近づいてきました。
10時10分、10キロの部がスタートしました。今回は、夜行バスでの出場、暑いこともあり、前半は抑えて走りました。遠野市街地での長閑な応援を受けながら、フラットなコースを走って行きました。
今日、ハーフマラソンでなくて良かったと思いつつ、ラスト1キロ、ジンギスカンの香りが漂いはじめた中心市街地を走りぬけてゴールしました。
48分43秒、終わってみればイーブンペース、タイム以上に疲れたレースでした。
0-5km 24:15
5-10km 24:28
参加賞:Tシャツ、じんぎすかん
体育館でシャワーを浴びて、お待ちかねジンギスカン、4年前はハーフマラソンだったので、完走後は暑さと疲れであまり食べられなかったのですが、今回は、美味しく頂きました。
長閑な街、長閑な雰囲気、地元の温かさを感じられた大会でした。
※ 遠野のジンギスカンは穴あきバケツを使うのが特徴で町の金物屋さんで売っています。(写真左)
※ 遠野市のジンギスカンの元祖のお店(写真右)
その後、今回の震災で市内で一番大きな被害を受けた遠野市役所へ行きました。
3か月前は庁舎が残っていましたが、現在は取り壊されて更地になっていました。
(市役所機能の大半は、市内のショッピングセンター内に移動しています。)
6月の遠野市役所 |
現在の市役所
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それから遠野駅に戻ると、街中を馬車が走っていました。
午後は、駅でレンタサイクルを借りて、市内を散策、朝と同じく再び道の駅に立ち寄り、ジンギスカン定食を食べました。
(遠野市内中心部を車も少なく静かですが、バイパス沿いになると、交通量も激しく、人も多く賑わっています。)
さらに、自転車で30分ほどかけて南部曲り家千葉家へ行きました。地震の影響で一部損壊があり、ブルーシートがかぶせられていましたが、江戸時代にタイムスリップした気分を味わえました。
帰りは、ごまソフトクリームを食べつつ、再び自転車を飛ばして、遠野駅に戻って返却。日曜の夜は宿がとれたので、駅前の民宿にチェックインして、明日行うボランティア活動のため、遠野市総合福祉センターに徒歩で向かいました。
(ボランティア編に続く)
2007年遠野じんぎすかんマラソン http://marathon-world.blogspot.com/2007/08/blog-post_544.html
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