2014年1月16日木曜日

2014下野市天平マラソン

2014年1月13日(月・祝) ハーフマラソン

前日の5キロに引き続き、ハーフマラソンに出場しました。

ここ数年は1月末に駅伝に出ていたので、1月のハーフマラソンは5年ぶりです。

場所は栃木県下野市、朝6時半過ぎに家を出て、電車を乗り継ぎ、赤羽駅からは東北本線で1時間10分ほど、小山駅の次の小金井駅へ到着しました。


駅を降りると、国分寺という地名が目に入りました。「小金井」「国分寺」まるで、東京・中央線沿線のようですが、栃木県です。(旧国分寺町が合併して下野市に)



駅からは、送迎バスで会場の天平の丘公園に向かいます。


丘となっているので、山の近くかと思ったのですが、一面、平野の田園地帯です。冬の澄んだ空気でとても綺麗です。


午前9時前に会場に到着。
通常の大会だと、音楽がかかって、人も集まって賑やかな感じなのですが、今回の会場は、地元の人を中心にたくさん集まっているのですが、音楽もなくとても静かな雰囲気です。


公園内を少し歩くと、歴史を感じる建物があり、静寂が合います。


寒くて準備がなかなか進むませんでしたが、体育館で上着を脱いで、荷物を預けて、スタート地点に向かいました。






水飲み場が凍結していて、東京よりも気温が低いことを実感します。
おまけに、風が吹き始めて、体感気温がさらに下がってきました。


そんな中、午前10時にハーフマラソンの部がスタートしました。
ハーフの参加者は1000人に満たないので、混雑なくスムーズに進み始めました。


コースは田園地帯を中心に10キロの周回コースを2周します。最初に端数分の距離を往復して1.0975キロ地点で、一旦スタート地点に戻って周回が始まりました。




今回は、まだ十分な練習ができていないので、足慣らし程度で、それほど無理せずにイーブンペースで走り切ることを目標にしました。

最初は集団だったので、それほど風は気になりませんでしたが、2キロを過ぎて、バラけてくると、吹きっさらしのコースは、まともに風を受けることになります。

道路上のコーンも、風で吹き飛び、大変なことになり始めています。

周回コースでカーブが多く、追い風、横風、向かい風と、状況が目まぐるしく変わる中、瞬時の状況判断が必要となってきました。

特に向かい風の時は、風の抵抗を受けないように、ペースが遅くなっても集団の後ろについていくか、一つ前の少し速い集団に無理して追いかけるか、体力の消耗度が変わってくるので、色々頭を悩ましながら走っていました。


最初の5キロは、23分48秒。100分ペースで通過しました。しかし、過去、強風の時は、ハーフマラソン以上25キロぐらい走る感覚でいないと、後半辛くなると思っていたので、これ以上、ペースを上げることはせずに我慢して走りました。


6キロを過ぎると駅が近く、住宅街で、多少風の影響もなく走れるようになり、少し落ち着きましたが、7キロを過ぎて再び、向かい風になり、また厳しい戦いが続きます。

10キロまでの5キロは23分52秒で通過。イーブンペースを維持していますが、足よりも頭が疲れてきている感じです。

1周目の周回を終えるところで、また強烈の向かい風に遭遇して、心が折れそうになってきました。

それにしても、追い風は体感温度も高くなる一方で、向かい風は、進まず、さらに体感気温も下がりきつい状況です。1年前、箱根駅伝の山上り5区で強烈な向かい風の影響で低体温症で棄権者が出たのもうなずけるほど、風の力は凄いと感じます。

2周目に入ると、1周目以上に、風が強くなり、方向も1周目と微妙に変わり、横風だと思ったら、向かい風だったりで、だんだんペースも落ちてきました。

15キロ地点は、24分17秒。耐えているものの100分切りはこの時点で難しくなりました。

2周目からは、45分遅れでスタートした10キロの部のランナーと合流し、そのランナーを抜くことで、気持ちを前向きにして、進んでいきます。

再び強烈の向かい風の地点に入り、集団の後ろを走っていましたが、キロ5分を越えるペースになって、前を出たのですが、全く進まず逆に体力を奪われてしまいました。

コースは再び、追い風になったのですが、ペースは戻らず、20キロ地点は、1時間37分台で、この5キロ25分かかってしまいました。

そして、最後の1キロは再び強烈な向かい風との戦いです。完全に心が折れてしまいましたが、ラストスパートをするランナーの後ろについて、よいリズムをもらって、残り300mからスパート。強風のためかゴールアーチや看板は片付けられてゴール地点が遠くからはっきりしない中、ゴールを駆け抜けました。

1時間42分34秒。とてもフラットなコースでしたが、風に苦しめられて、後半ペースを維持できず、ほろ苦い結果に。それでも、強風の中のレースは、頭で考えて走る必要があり、よい経験にはなりました。

ゴール後、
記録証の発行は行列ができていたので、後回しにして、名物かんぴょう汁の列に並びました。寒い中、自分の番で終わるのではないかとドキドキしました。何とか頂くことができました。

寒い日には、温かい汁物が格別です。


体育館で着替えて、記録証をもらった後は、会場の隣にある建物から美味しそうな匂いがするので、のぞいてみたら、作りたてのまんじゅうが売られていました。


3個300円、一気に完食してしまいました。




帰りも長閑な風景をみながら、駅まで送迎バスに乗って、東京に戻りました。





LAP TIME
 0- 5km 23:48
 5-10km 23:52
10-15km 24:17
15-20km 25:04
20-Goal  5:33

1時間42分34秒

参加賞:タオル、かんぴょう汁、温泉割引券(当日限り)
(参加費2500円)

(桜の名所)


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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)