2016年2月18日木曜日

2016紀州口熊野マラソン(その2:完走記)

紀州口熊野マラソン(和歌山県) 
つづきです

2016年2月7日(日)大会当日

朝6時過ぎに起床、食事をして、走る準備をして、朝7時過ぎにチェックアウト

昨日は暗くなってから到着したので、よく分からなかったのですが、白良浜の砂浜の景色は綺麗でした。



白浜温泉の滞在時間が短く、少し心残りでしたが、バスセンターに会場行きの路線バスが到着して、乗り込みました。


海、そして、川、山と車窓の風景が変化に富んでいました。そして、朝8時前に、上富田庁舎バス停に到着しました。



スタートまで2時間以上前なので、まだ会場は混雑していませんでした。



上富田文化会館内で準備を進めます。都市型のマラソン大会ではないのですが、周りは、外国人ランナーが多く、驚きです。



準備運動も兼ねて、会場内を散策、 徐々に人が増えてきました。





かみとんだ体操、エアロビクスと準備体操が行われて、スタートラインに向かいました。


知人とも遭遇して、待ち時間も長く感じませんでした。9時50分にハーフマラソンの部がスタートした後、午前10時フルマラソンの部がスタートしました。


事前にコース図を見た時は、かなり入り組んでいて複雑な感じです。
大まかに言えば、富田川の右岸・左岸を中心に、上富田町の街中を巡るコースで、一部、白浜町、田辺市も通ります。


今年、最初のフルマラソンで、調子も4時間を切るペースでは走れそうもなかったので、キロ4時間台前半で、余裕を持って走ることを目標にしました。


スタート位置が前方過ぎたため、最初の1キロは5分ちょうど、速いペースでスタート。これは、持たないと思いペースを落とします。


上り坂を超えて、朝来駅前の通りに入りました。道幅が狭いので、沿道との距離が近く、元気をもらって進んでいきます。




4km過ぎて、スタート地点付近に戻り、沿道の声援が増えてきました。ここから再スタートという感じです。


5kmは、26分48秒で通過。予定よりは速いペースですが、あまり無理しないように気をつけます。コースは国道311号線の歩道を走った後、富田川の支流の川沿いの道に入りました。


空は青く、風は心地よく気持ちいいです。


8km過ぎで折り返して、再び、スタート・ゴール地点方面に戻るコースになります。


10kmまでの5kmは、28分13秒。本日の予定のペースになってきました。後は、このペースで最後まで走り続けられるかが、今日の課題です。


11kmを過ぎて、スタート・ゴールが近づき、沿道の応援が増えてきました。ハーフマラソンの部とも合流して、上位ランナーがどんどん追い越していきます。


この付近は40km過ぎて、もう一度走ります。次通る時も、このペースで走れていれば良いのですが。



コースはそのまま富田川沿いを白浜方面に進みます。
今まで、それほど気にならなかった風が強くなってきました。



15km地点までの5kmは、28分34秒。安定したペースになってきました。


郵便橋と呼ばれる珍しい名前の橋を渡ると、白浜町に入りました。



熊野街道の歩道を走ってきましたが、コース最南端の17km手前で、左折して、再び、スタート・ゴール方面に向かいます。


のどかな光景が続きます。


お馬さんの応援も


エイドでは、みかん、梅干し、コーラがあり、コースの景色と共に、フルマラソンというよりは、ウルトラマラソンを走っている感覚になって、ペースもゆっくりになってきました。


そして、このコース最大の上り坂が始まり、足が止まってきました。


その後、下り坂がペースが改善されて、20kmを通過。この5kmは30分4秒。キロ6分かかるようになってしまいました。


川沿いの道に戻ると、また風を強く受けるようになりました。追い風になったり、向かい風になったり、風向きが微妙に変わっています。


そんな中、中間点を通過。ちょうど2時間。なんとか4時間10分ぐらいでフィニッシュできればと思いながら、後半戦が始まりました。


沿道の梅の木の花が咲き始めている中、再び、スタート・ゴール地点付近に近づき、たくさんの応援の方がいらっしゃいます。
(このコース、ゴールするまでに、4回スタート・ゴール付近を通るので、応援はしやすいかもしれません。)


普段はそれほど食べないのですが、エイドでの梅干しは、とても美味しく感じました。



コースは生馬川沿いに。山間の長閑な光景が続きます。身体はまだ余裕がありましたが、ペースは徐々に落ちてきました。


25kmまでの5kmは、31分台。ここからが踏ん張りどころです。


27kmで再び、スタート・ゴール付近に戻って、ラスト3分の1は、富田川沿いの道を田辺方面に行きは左岸、帰りは右岸を走ります。


川沿いの景色、昨年10月に走った四万十川ウルトラマラソンに似ている感じです。


30kmまでの5kmは31分36秒。あまりペースを落とさずにきました。


日なたは暑かったのですが、日陰に入ると寒くなってきました。その寒さもあってかペースが落ちてきました。



それでも、途中、小学生の応援などあり、元気をもらって走ります。


1キロごとの表示では、地元の小中学生のイラスト・メッセージが書かれています。


コースの一番・北側(東側)田辺市の 鮎川新橋を渡って、折り返し、富田川の対岸へ、


今までは、上り坂、追い風でしたが、ここからは、下り基調ですが、強烈な向かい風が吹き付けてきました。


道も、交通規制がかかっていない、歩道のない道で、注意が必要です。
走りの他に、いろいろ神経を使わなければならず、ペースも下がる一方です。
35km地点までの5kmは、35分かかってしまいました。踏ん張りがきかなくなってきました。

おまけに、ガス欠(エネルギー切れ)が起きる寸前で、寒気を感じで、少し危ない状態になってきました。


とりあえず、アームウォーマーを再びつけて、次のエイドまで耐えました。


37.9kmのエイドに到達した時は、天国のように感じました。
ここで、パンなど補給して、少し休んで、再び走り始めました。


39km地点の看板は、「安心してください」。ペースは落ちましたが、完走は間近で安心しました。


40kmまでの5kmは、37分かかっていましたが、体力は回復、コースも日なたで、何とかなりそうです。


前半11km前後で走った道と同じ道に入りましたが、先ほどの勢いはありません。


それでも、ゴールが近づき、多くの方が応援してくれています。



ラスト7kmで苦戦して予定より少し遅くなりましたが、 4時間24分46秒でフィニッシュしました。


ただし、昨年の同時期の大会と比べると記録が落ちているので、まだまだ走り込みが足りず、もっと頑張らなければいけないと思いました。


紀州口熊野マラソン2016 スタートからフィニッシュまで動画



フィニッシュ後の完走賞は、バスタオルかポンカンの選択制、迷わずポンカンを選びました。

そして、紀州茶がゆの無料サービス



梅干しやかまぼこもトッピングできて、美味しく、冷えた体も温まりました。

着替えた後は、出店で、熊野ラーメンも頂きました。



ラーメンを食べていたら、プライベートで大会に参戦していた近藤真彦さんのトークショーも始まりました。大会前にスキーで肋骨を折りながら、5時間を切ってのフィニッシュだったようです。


帰りは、有料送迎バスで紀伊田辺駅へ


武蔵坊弁慶 像

16時半過ぎの特急くろしお号に乗り、新大阪から新幹線で、帰りも5時間の電車・新幹線乗り継ぎで、東京に戻りました。



南紀白浜は、パンダのいるアドベンチャーワールドもありますし、レジャーも豊富。
そして、海の幸も豊富、果物、ラーメン、梅干し、牛肉 等、美味しい食べ物も多く、1泊2日では、物足りない感じでした。

今度は、もっとゆっくり観光も味わいたいと思います。

 LAP TIME
  0-  5km 26:48 (5:21.6/km)
  5-10km 28:13 (5:38.6/km)
10-15km 28:34 (5:42.8/km)
15-20km 30:04 (6:00.8/km)
20-25km 31:16 (6:15.2/km)
25-30km 31:36 (6:19.2/km)
30-35km 35:10 (7:02.0/km)
35-40km 37:23 (7:28.6/km)
40-Finish 15:42 (7:09.2/km)
  
前半 2:00:08 (5:41.7/km)
後半 2:24:38 (6:51.3/km)

ネットタイム 4:24:46 (6:16.5/km)
グロスタイム 4:24:52


紀州口熊野マラソン 近藤真彦さん

参加賞・完走賞:Tシャツ、お菓子、梅ドリンク、ポンカン又はタオル、茶がゆ、梅干し
公式 http://kuchikumano-marathon.jp/index.shtml

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)