2016年4月9日土曜日

2016日本平桜マラソン 完走記

2016年4月3日(日)日本平桜マラソン(静岡・23.5km)
http://nihondaira-sakura-marathon.jp/

桜マラソン
第1弾は、静岡・日本平桜マラソンです。

7年前の2009年に1度走ったのですが、難コースに最後は歩いてしまうなど、失敗レースだった思い出があり、そのリベンジとしてエントリーしました。

今週・来週は青春18きっぷを利用して、日帰り鈍行列車のマラソン遠征です。

しかし、大会数日前に、大会主催のテレビ静岡のディレクターから電話がかかってきて、当日朝、インタビューしたいとの申し出がありました。

普通列車だと、始発でも受付ぎりぎりになる予定でした。新幹線に変更したら、きっぷも無駄になってしまうので、どうしようか考えたら、渋谷まで自転車で行けば、8時20分には会場に到着することが分かり、そのような計画を立てました。

2016年4月3日(日)午前4時前 

早朝というか、まだ深夜に家を出ました。
自転車で行かなければいけないのに、外は雨がしとしとと降っていました。
レインコートを着て、重い荷物をカゴに乗せて、渋谷まで運転しました。


朝帰りの若者が集まる渋谷駅の山手線ホーム、4時49分発の電車に乗りました。

品川駅5時10分発の小田原行きの東海道線に乗り、その後、小田原、熱海で乗り換えて、JR草薙駅に8時前に到着。


そこから、さらに、静岡鉄道に乗り換えて2駅、会場の最寄り駅である県総合運動場に到着しました。

7年前の記憶があまり残っていなかったのですが、会場に近づくにつれて、当時の記憶が戻ってきました。


静岡・草薙総合運動場に到着、草薙球場の前には、沢村栄治・ベーブ・ルースの銅像がありました。

受付を済ませて、テレビ静岡のスタッフの元に行きました。


どのような事を聞かれるか、分からないまま、桜の前でインタビュー
今まで47都道府県の大会に参加したこと、桜マラソンの走り方について、オススメの大会についてなど、テレビ静岡のアナウンサーの質問に答える形で話しました。


本谷育美アナと吉澤美菜アナ


あっという間にスタート時間が迫り、陸上競技場内で準備をして、スタートラインに向かいました。


ずっと降っていて雨も止み、まずまずのコンディションの中、
午前9時20分、23.5kmのレースがスタートしました。


高低差250m、最初の9kmはほぼ上り坂、10kmから15kmは下り坂、その後はほぼ平坦な道で、箱根駅伝5区、6区を合わせたようなコースです。
(静岡ー清水間を走る静岡マラソンのコースに挟まれたの山側の起伏を走る感じです。)

青山学院大学、東洋大学など箱根駅伝の常連校が招待され、箱根駅伝5区、6区を目指す選手が数多く出場していました。


前回は、上り坂、下り坂を頑張りすぎて、15km過ぎてから地獄を見たので、今回は、15kmまでおとなしく、桜を楽しむながら走ることにしました。


トラックを周回して、草薙総合運動場を出ると、しばらくは平坦ですが、1キロを過ぎたあたりが上り坂が始まります。



日本平パークウェイに入ると、みかん畑の黄色、桜、木々の緑と色彩豊かです。


斜度が急になり、ペースを落として、ゆっくり上っていきますが、呼吸がきつくなってきました。


気温は高めで、給水でしっかり水分を補給して、頂上を目指します。






所々で満開の桜を楽しみながら、5キロを通過。
30分56秒、時折、キロ7分かかる坂道、もうしばらく我慢です。





5キロまではひたすら上り坂でしたが、5キロを過ぎると、時折、下り坂もあり、少し呼吸や身体を休めつつ、走っていきます。


目線の高い位置にランナーが見えると、心が折れそうになりますが、ともかく辛抱します。





トンネルを抜けると、テレビ塔が見えて、頂上が近づいていることを実感して、少し元気が出てきます。


そして、ようやく頂上に到着、ひとまずホッとしました。


桜を見ながら、日本平ホテルの庭園内に入りました。





そして、日本平から眼下に広がる絶景、お茶畑と清水平野、駿河湾を見たとき、苦労して上ってきて良かったと感じます。



しかし、富士山は、今回も見ることができず。晴れていたらこんな風景だったようです。

チャレンジ富士五湖、河口湖マラソン等、山梨の大会の出場した時には、天候に恵まれ富士山が見られる確率が高いのですが、なぜか静岡の大会に出場した時は、静岡マラソンに引き続き、曇りや雨の時が多く、富士山の見られる確率が低いです。


10kmを通過、この5kmは31分46秒。余裕を持って走っているとはいえ、今大会の制限時間は2時間半、このペースだとギリギリ、ちょっと焦ってきました。



しかし、ここから5kmは下り坂、余裕を持ちつつも、ペースを上げて、下っていきます。


1時間ずっときつかっただけに、海を見ながらの下り坂は、天国のようです。


IAIスタジアム日本平(清水日本平運動公園球技場)が見えて、下り坂が終わりに近づいてきました。






スタジアムを前を通過して、下り坂が終わり、15kmを通過1時間30分35秒。この5kmは27分53秒。7年前より約10分遅いペース、ここから挽回しても、7年前のタイムは上回れそうにありません。実は、7年前は、それほど失速ではなかったことが、この時、分かりました。


余裕を持っていたので、ここからは、キロ5分ペースで走ろうと思っていたのですが、足が思うように動きません。


フルマラソンの30km地点のような足の感覚で、身体の余裕度と反して、全くペースが上がりません。


市街地で応援が増えて、ペースダウンは抑えられたのですが、7年前に苦しめられた19キロ手前の「ジャスコの坂(当時:現在はイオンの坂)」でペースが落ちてしまいました。


ただ、その坂を越えると、お寿司の私設エイドがあり、それを頂いて、少し復活しました。


20キロ地点は、2時間1分32秒で通過。この5kmは30分57秒かかりました。


あと3.5km、制限時間まで28分、結構ギリギリになってしまいました。


このコースに返り討ちにあったなと思いつつ、フィニッシュ地点を目指します。

テレビ静岡の社屋が見えて、ゴールが近づいたと感じ、運動公園内の周回道路に入りました。


足が棒になりながら、トラックに入り一周、ネットタイム2時間22分22秒でフィニッシュしました。


7年前は、制限時間2時間20分だったので、とても危なかったですが、無事完走できました。


前半飛ばしても、余力を残しても、どちらにしてもラスト8kmが足にはとてもきつく、このコースを攻略できませんでした。

完走率も7割程度で、ハーフマラソン2時間以内の走力がないと完走は難しいコースですが、日本平からの景色は魅力的で、苦しい上り坂も我慢できました。


練習量が足りないと結果が出ない、ごまかしの効かないコース、また挑戦してみたいです。




その後は、往路と同様、青春18きっぷで、JR草薙駅から東海道線を乗り、沼津で途中下車して、ラーメンを食べました。




沼津から熱海、小田原で乗り換えて、人で溢れた渋谷へ、渋谷から自転車で自宅に戻りました。


新幹線と比べると、5分の1の値段で、行くことができましたが、学生時代と違って、やはり結構疲れました。。。(笑)

新幹線利用の場合(往復) 11,980円
青春18きっぷ+静岡鉄道 2,610円(日)


LAP TIME
  0-  5km 30:56 (6:11.2/km) /09年 29:32 (5:54.4/km)
  5-10km 31:46 (6:21.1/km) /09年 27:50 (5:34.0/km)
10-15km 27:53 (5:34.6/km) /09年 23:33 (4:42.6/km)
15-20km 30:57 (6:11.4/km) /09年 29:42 (5:56.4/km)
20-23.5k 20:50 (5:57.1/km) /09年 21:54 (6:26.5/km)
ネットタイム 2:22:22 (6:03.5/km) 
グロスタイム 2:22:48 2009年 2:13:33 (5:42.4/km)

参加賞:タオル、リポビタンD

大学招待の部結果
1 貞永 隆佑 (青山学院大学) 1:14:11 (3:09.4/km)
2 山本 修二 (東洋大学) 1:14:40 (3:10.6/km)
3 山田  攻 (順天堂大学) 1:15:00 (3:11.5/km)
4 甲斐 大貴 (順天堂大学) 1:15:09 (3:11.9/km)
5 小野津隆珠 (青山学院大学) 1:15:12 (3:12.0/km)


静岡マラソン コース
2009日本平桜マラソン http://bit.ly/1N0eR9b
2014静岡マラソン(その1) http://bit.ly/1lyoInn
2014静岡マラソン(その2) http://bit.ly/1ifDC1t

湾曲した茶畑と富士山、駿河湾Curved tea plantation, Mt. Fuji and Suruga-bay
富士山撮影(Mt Fuji photo)さんの投稿 2016年4月4日

2016日本平桜マラソン スタートからフィニッシュまでダイジェスト動画
 https://youtu.be/7V2mvTEUOBo

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)