2017年4月7日金曜日

2017四万十川桜マラソン(その2)

2017年3月26日(日)四万十川桜マラソン(高知・フルマラソン)

レンタカー


つづきです

3月26日(日)大会当日朝

昨日からの雨は、弱くなりましたが、降り続いてます。

今年は、フルマラソン、天候に恵まれてきましたが、今回は雨の中のスタートになりそうです。
(昨年の土佐の国横断遠足瀬戸内海タートル・フルマラソンと四国限定の雨男となっています。)

朝食をとって、友人の方の車で会場へ
午前8時前に窪川小学校に到着しました。


フルマラソンですが、参加者は1400人ほどなので、程よい混み具合です。



雨のため、会場の体育館は、スタート時間が近づくにつれてランナーでいっぱいになってきました。



ゲストランナーは 湯田友美さん  https://youtu.be/S4DGanIxhnA


過去、4度ウルトラマラソンを高知で走ってきたので、過去に同じ大会を走った方など、顔見知りの方が多く、まるで地元の大会のようです。

(地元でも、そんなに知り合いの方に会うことが少ないので、不思議な感じです。)

コースは、四万十町の旧窪川町・旧大正町・旧十和村と四万十川沿いを走るワンウェイで、フィニッシュ地点は、四万十町昭和のふるさと交流センターなので、フィニッシュ後の荷物を預けました。


小降りの雨で、昨日に比べると気温が高く、まずまずのコンディションの中、


午前9時、スタートしました。


2週前の能登和倉万葉の里マラソンでは、サブ4達成しましたが、その後、軽く風邪をひき、鼻づまりもあり、走れておらず、ざっくり4時間〜4時間半ぐらいで、楽しんで走る事にしました。


国道381号線を中心に、四万十川沿いを走るコース
スタート付近が、旧窪川町で、コースの中で最も人口密集地域、住宅・店舗も多く、たくさんの方に見送られて、走っていきます。


混雑なくスムーズなので、最初の1キロから5分20秒前後で、思ったより速いペースで進んでいます。



徐々に建物がなくなり、自然豊かな風景に変わっていきました。


良いペースですが、鼻づまりがひどく、鼻をかみながら、走っている状況が続いています。


それでも、小雨で湿度があり、まだ呼吸しやすいコンディションだったので助かっていました。


四万十川を左に見ながら、5km地点を26分28秒で通過。
思ったよりも速く、もしかして、今回もサブ4できるかもと、欲が出てきました。


どんよりとした景色、蕾のままの桜の木
その中、序盤は淡々と走っていきます。


ワンウェイのコースなので、強い向かい風が吹いたら大変だと気になっていたのですが、この日は微風で走るには全く問題のない風です。




10kmまでの5kmは、26分32秒。鼻水が気になりますが、安定したペースで走れています。


雨は完全にやみ、被っていたビニールも脱いでポケットにしまい、四万十川の上流から下流へ、緩やかに下っていく道を走っていきます。


蛇行する四万十川をショートカットするトンネルを潜ると、遠くに沈下橋が見えてきました。




住民の方の応援、車でスタートから移動してきての応援を受けながら、上宮沈下橋への道を下りました。



橋の手前には、豪華な私設エイドがあり、いちごを頂いて橋を渡りました。



橋の下では、万が一に備えて、スタッフの方が見守っています。


四万十川ウルトラマラソンでも沈下橋を2つ渡りますが、それとは別の沈下橋で、ここは幅も狭めで、落ちないように気をつけます。


橋を渡ると、きつめの上り坂があり、国道を離れ、初めて、右側に四万十川を見ながら走ります。



長閑な山間の景色を順調に走っていきます。


15kmまでの5kmは、26分57秒。四万十川を渡る時のアップダウンで多少タイムが落ちましたが、ここまで26分台をキープしてきました。


予土線の打井川駅前で、再び、四万十川を渡り、国道381号線に戻りました。


順調に進んできましたが、このあたりから、後ろからランナーに抜かれ始めました。
自分の感覚と実際のペースが合わず、1キロ5分30秒を超えるペースに落ちてきました。


エイドで、トマトを食べて、気分転換しますが、ペースがみるみるうちに落ちてきました。


やはり、万全の体調ではないと、フルマラソンはごまかせないと感じます。



道路には気温8度の表示、昨日が寒かった分、走っていれば寒さを感じませんが、後半、歩くようなスピードになれば、影響しそうな気温です。
もう、無理せず完走を最優先に考えて走ります。


20kmまでの5kmは、28分25秒。とりあえず、この後は、大幅にペースを落とさないように走るだけです。


中間点は、1時間55分2秒。前半の貯金でサブ4が狙えそうなタイムですが、呼吸はきつく、余力がすでになくなっており、4時間10分前後で走れればという気持ちになっていました。


コースは、道の駅四万十大正前に、駐車場もあり、コース一番の応援ポイントとなっています。



ペースが落ちていることを実感するようになり、応援を受けて、奮起します。



コースは土佐大正の駅前、四万十高校の応援を受けて、左折、橋を渡ります。



ワンウェイコースなので、折り返し地点はないと思っていたのですが、
橋を渡ったところで、折り返しポイントがありました。


(未公認コースなので、距離はアバウトだと思っていたのですが、しっかり距離調整をしていました。)


国道を離れて、景色も変わり、リズムを変えられるかと思ったのですが、ペースは落ちるばかりでした。


25kmまでの5kmは、29分17秒で通過。
かろうじてキロ6分を切っていますが、まだ15km以上、かなり厳しくなってきました。


その後の給食で、果物やおにぎり、味噌汁など頂いてリフレッシュしますが、もうペースは上がる気配はありません。


景色も給食も走りのペースも、フルマラソンというよりは、完全にウルトラマラソンモードになってきました。


道は、再び、国道381号線に戻り、左に四万十川の景色になりましたが、
トンネルの前で、また道は、四万十川沿いの側道に入ります。



森の中、気持ち良さそうな道ですが、身体はかなり疲労がたまり、呼吸もきつくなってきました。



橋を渡り、沈下橋を下に見ながら、絶景の中、走っていきます。




国道を離れ、右側に四万十川、左側に山。
野鳥のさえずり、川の流れ、しばらく自然の音しか聞こえてきませんでした。


30km地点を通過。この5kmは、33分14秒。予想以上にペースが落ちています。


下り基調のコースが、たまにある上り坂で足が止まりそうになります。


川の反対側の国道から、大きな声で応援している人もいて、何とか頑張ろう、そんな気持ちになりました。


前日、乗ったトロッコ列車から見た芽吹手沈下橋とその後の上り坂が徐々に近づいてきました。


最初の沈下橋と違い、重い足取りとなりました。


それでも、楽しむ心を持ちつつ、橋を渡りました。



しかし、橋を渡ってからが、このコース最大の難所、国道381号線まで続く上り坂です。



ついには、坂の途中で、歩いてしまいました。


坂を登り切ると、エイドがありました。
ここでは、少し休んで、パンや梅干し、色々と食べました。


しばらく緩やかな下り坂が続いて、35km地点を通過。この5kmは35分5秒。ついにキロ7分ペースにまで落ちてしまいました。


もう着実にゴールまで、完走することだけが目的となりました。


知り合いのランナーにも、どんどん抜かれました。
緩やかですが、長い上り坂で、完全に足が止まって、ゆっくり走るだけで精一杯の状況です。



そんな中、菜の花畑の先の鉄橋に予土線の黄色い"しまんトロッコ"列車が通過しました。

ようやく、鮮やかな色が視界に入ってきて、気持ちが安らぎました。



ここからゴールまで直線距離では1km足らずですが、国道を離れて、四万十川沿いの道に入るため、残り5kmあります。


その入り口の私設エイドで、コーラを頂いて、ラストに備えました。


森の中、静かな道が続きます。
元気だったら苦にならない、ちょっとしたアップダウンがきつく感じます。


それでも、残り距離が少なくなり、多少回復して、少しだけペースが上がってきました。



最後の給水を通過後、40km地点が見えてきました。


なんか、すごい40km地点の風景ですが、この5kmは、36分16秒。それでも直近の1kmはペースが上がって、前をゆくランナーを再び、抜き始めました。


再び、森の中の緩やかな上り坂、スタートよりフィニッシュ地点の方が100m低いのに、あまり下っている感じがしません。(調子が悪いので、そう感じてしまっています。)


それでも残り1kmを切り、最後の坂が終わり、あとは下るだけです。
再び、国道に戻って、土佐昭和の駅前、街中に入ってきました。


長閑な街並み、その中を最後はペースを上げてフィニッシュ地点に向かいます。


なかなかフィニッシュ地点が見えませんでしたが、最後に左折、下ってすぐにフィニッシュ地点が見えてきました。


今回は、苦しみましたが、4時間16分で無事、ゴールテープを切りました。


前半、思ったより速いペースで走れて、もしかしたらサブ4で今回も走れるかなと思ったのですが、やはり身体は正直で、事前に想定したタイム通りのフィニッシュでした。

米国のボストンマラソンのようなダウンヒルコース、
都市型マラソンとは異なるのどかな雰囲気
そして、四万十川ウルトラマラソンとコースが重なっておらず、桜は見ることができませんでしたが、十分に楽しむことができました。



フルマラソンのフィニッシュ地点というよりは、トレイルランのフィニッシュ地点というような雰囲気と景色の場所。

後半苦しんだので、フィニッシュ後は、しばらく芝生の上で休んでいました。



着替えたあとは、会場で、参加賞に付いていた食券を利用して、汁物をいただきました。







 

その後、友人の車で、走ってきた道を逆走して、窪川へ、お土産を買って、高知市内に戻りました。




LAP TIME
  0-  5km 26:28 (5:17.6/km)
  5-10km 26:32 (5:18.3/km)
10-15km 26:57 (5:23.5/km)
15-20km 28:25 (5:41.0/km)
20-25km 29:17 (5:51.3/km)
25-30km 33:14 (6:38.7/km)
30-35km 35:05 (7:01.0/km)
35-40km 36:16 (7:15.2/km)
40-Finish 14:01 (6:23.1/km)
  
前半 1:55:02 (5:27.1/km)
後半 2:21:13 (6:41.6/km)

ネットタイム 4:16:15 (6:04.4/km)
グロスタイム 4:16:26

参加賞:Tシャツ、出店金券350円分、紅茶、米、醤油、芋けんぴ、ふりかけ

2017四万十川桜マラソン スタートからフィニッシュまでダイジェスト https://youtu.be/-hP3tnMt-Q0

その3へ続く

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)