
2007年12月2日に行われた北京五輪代表選考会の福岡国際マラソンを振り返ってみます。
優勝したワンジル選手と日本の招待選手5人の5キロごとのラップタイム(最後の2.195キロは5キロ換算で表記)をグラフにしてみました。
レース展開は、気温が高いわりにハイペースで、サバイバルレースの展開になりました。
グラフで見ると、マラソンは30キロ以降が勝負ということがよくわかります。世界のトップはハイペースの展開でも最後はペースを上げていますが、日本選手は一度ペースが落ちると下降の一途をたどります。追い上げた松宮選手もペースは上がっていません。世界と戦うには35キロ以降の走りが重要となってきます。
また、高岡選手は、序盤に遅れましたが、ラストはペースを上げているあたり、レースを捨てない姿勢は素晴らしいと思いました。
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