2010年9月22日水曜日

2010ぶどうの里ふれあいマラソン(レース編)

2010年9月19日 20km 岡山県井原市

三連休、今年は岡山県に行きました。

岡山は仕事で行ったことはあるのですが、マラソンの大会は出たことがなかったので、探していたら、ぶどうの大会を見つけました。

ぶどうといえば、山梨の巨峰の丘マラソン、勝沼ぶどう郷マラソンは参加済みで、参加すれば三大ぶどうマラソン制覇です。(最近、地元に塩尻ぶどうの郷ロードレース(次週開催)が出来たので、完全制覇にはなりませんが。。)

飛行機のスーパー旅割(片道1万800円)を予約することができたので、エントリーを決めました。しかし、3連休の初日ということもあり、飛行機は土曜の夕方便しかとれず、土曜の日中は、横浜での練習会に参加し、そのまま、羽田空港に向かいました。

8年前にANAが50機に1機、1万円キャッシュバックされるキャンペーンがあった時、見事当選したのが岡山-東京便、縁起のいい路線です。

と、思ったのですが、今回は、強風があったようで着陸寸前にいきなり急上昇して、機内もちょっと不安げな空気に包まれましたが、2度目の着陸は無事に行われ、事なきを得ました。



リムジンバスで35分、倉敷に到着、そのまま駅近くのホテルにチェックインしました。その後、倉敷美観地区を散策、蔵造りの街並みはきれいで、夜にもかかわらず多くの観光客が歩いていました。



泊ったホテルは、ビジネスホテルですが、夜は夜鳴きそばの無料サービスがあり、お腹を満たしてくれました。また、朝はバイキングがあり、岡山名物祭りすしをはじめ、魚系の料理が盛りだくさんで走る前の腹ごしらえにはちょうどよかったです。



朝8時過ぎに、倉敷駅を出発、清音駅で、井原鉄道に乗り換えて、井原駅を目指します。1両編成のローカル列車は、ランナーでいっぱいかと思ったら、4、5人程度、その他は高校生の集団、場所を間違えていないかちょっと不安にになりました。



朝9時前、井原駅に到着、駅舎は近代風で立派な建物でした。そこから送迎バスに乗って、会場に向かいます。途中、女子の駅伝では日本一にもなったことがある興譲館高校の前を通りました。これだけ坂の多い町を走ったら、速くなるだろうとふと思いました。(ただ、このマラソン大会には参加されていないようでした。)




9時10分過ぎ、会場の青野中学校に到着、参加者1300人程度なので、ほどよい賑わいで、早速、受付で参加賞の受け取り。事前にぶどうとTシャツどちらか選択できるのですが、当然ぶどうを選んでいただきました。ニューベリーAという品種で2kg5房、持つと結構重たく豪華、参加料3000円ですが、それに近いぐらいの値段はしそうです。




ゼッケンをつけ走る準備をすると、ゼッケンに「遠来賞」の紙札がついているのに気がつきました。特別賞の引き換え本部に行くと、地元井原産のワインを1本頂きました。(20キロ49歳以下の部では、ただ一人の東京からの参加でした。)



7月の青森では、わかさぎの佃煮、8月の長崎五島列島では、椿の飴、そして今回と、3か月連続の遠来賞獲得です。



そして、スタート前に準備していると、広島に転勤中の走友とばったり遭遇、まさか、こんなところでお会いするなんてという感じで、びっくりされていました。

午前10時、20キロの部がスタートしました。ぶどう畑は、坂を利用して作られるので、当然、コースも坂だらけというより、坂だけ。しかし、それは過去のぶどうのレースで経験済みなので、暑さもあるので、今回は(も)?無理せず、完走だけを目指しました。



最初から上って、また上って、下ったと思ったら、また上って、という苦しいコース、気持ちが折れそうになるのですが、その時に、私設エイドで、農家の方がぶどうを配ってくれて、それを食べて、もう数キロ頑張るという感じでした。

9月も半ばを過ぎて、日陰に入ったり、風が吹けば涼しいところもあるのですが、日差しが強く、暑さでペースを上げようにもまったく上がりませんでした。

道路上にシャワーがあったり、農家の方ののどかな応援があったりで、何とか10キロを過ぎて、残り半分ですが、坂道が続きます。コースの高低差をみると、14キロ過ぎればあとは下りだと思って、頑張りました。

しかし、下ったと思ったら、またところどころで上りがあり、最後の最後まで苦しめられましたが、昔のように上りで抜かされることが少なくなり、今回は下りよりも上りの方で抜くことが多かったのは、坂の多い大会に出場を重ねて成果が少し出てきたのかなと思いました。

とはいっても、今回はキロ6分ペース、ラスト2キロの下りでペースを上げてかろうじて2時間を切って1時間58分台でのゴールでした。5年前の巨峰の丘20キロよりも遅いタイムでした。

巨峰の丘よりも坂の上り下りの回数が数倍あるので、その分、苦戦しました。



ゴール後は、おにぎりをもらい、麦茶を飲み、ぶどう食べ放題コーナーでぶどうを頂いてから、会場にあるシャワーコーナーで汗を流して、またゆっくりぶどうを食べました。



つづく

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)