2012年10月14日日曜日

2012別海町パイロットマラソン(後編)

つづきです。


10キロは、26分42秒、15キロは27分8秒で、少しずつ少しずつペースが落ちながら通過して、このコースの大半を走る国道243号線を一旦離れて左折しました。ここ2〜3年はまともな向かい風に苦しんでいた地点ですが、今年は風がほとんどなく、体力を消耗せずにすみそうです。応援メッセージが書かれた干し草ロールを見ながら、走ります。




20キロは27分15秒、ペースを守って、中間点は1時間53分台で通過しました。別海町自己ベストの昨年とほぼ同じタイム、何とか後半、踏ん張って、昨年を上回る3時間55分切りに、目標を上方修正して、折り返して、再び、国道243号線に入りました。



昨年は後半追い風ですが、今年はそれほどの追い風はなく、むしろ、わずかな追い風は暑さを感じやすくなり厳しくなってきましたが、25キロは27分37秒で、落ち込みを抑えて通過しました。


前半のような軽やかさがなくなり、足が重くなって、徐々に呼吸も苦しくなって、ペースがあがりません。それでも30キロは27分56秒で耐えて通過しました。
あとは、30キロ以降で5キロ30分以上かからないように、どこまで踏ん張れるかになりました。

緩い上り坂、下り坂があるこのコース、前半は上り基調、後半は下り基調なのですが、例年、後半も上り基調の道に感じてしまいます。路面の堅さで、足が30キロ過ぎてからは、かなりきつくなり、昨年の自分との戦いに勝つという気持ちだけで何とか走り、35キロは28分58秒で通過、サブ4をできそうですが、昨年の自分とは4秒違い大接戦となってきました。

足は止まっている中で、必死に、前へ前へ走り、37キロを過ぎて、市街地に近づくと、応援も増えて、それを糧に、何とか40キロまで来ました。この5キロは29分21秒、30分は切りましたが、昨年の自分とは6秒差、ラスト2.195キロの勝負になってきました。

ラスト2キロ、昨年は強烈の向かい風、今年は風がないので、気を緩めなければ勝てる。特に今年のフルマラソンはラスト、失速してゴールが多かったので、今回はきっちりゴールしようと、ペースアップしてゴールに向かいました。競技場までの直線はいつも通り長く感じましたが、マラソンゲートを潜るとラスト400m、昨年の自分に勝てると確信してほっとしました。




3時間54分台かと思ったのですが、最後の頑張りで3時間53分台、過去9回の中でベストのタイムでゴールしました。



ゴール後は、フィールドの芝生でしばらく寝転がり動けませんでした。最後まで出し切った、そんな感覚でした。


それから、牛乳と秋味鍋を頂き、完走賞の9本目の鮭(荒巻鮭)を頂きました。会場で配達の手配が出来るのですが、今回も自分で持ち帰りました。



会場内では、道内のB-1グルメで連覇中の別海ジャンボホタテバーガーが売られていたのですが、食欲がそこまでなかったので、今回は断念しました。



その後は、車で、コースの243号線を再び走って、その先の西春別の温泉付きのペンションへ、チェックインして、温泉で汗を流しました。

そして、再びUターンして、午後5時から大会会場近くで開かれた親睦会に参加しました。
3000円で、ジンギスカンや鮭のちゃんちゃん焼きやホタテやその他料理が食べ放題、飲み放題(車運転なので、ソフトドリンクで我慢しました)




開会式と違って、走った後なので、皆はじけていて、同じテーブルの人たちとも、初対面なのに意気投合しました。


別海ミルクガールも開会式に引き続き登場、会場では、歌とともに同じ振り付けで踊る人多数で、完全に出来上がった雰囲気です。


最後は、豪華賞品から教育長の直筆色紙まである抽選会、なかなか当たらず、ラスト別海町の海産物セット2本。
上2桁まで読まれ、それまで同じ。最後の1桁が一緒であれば。。。。
しかし、はずれ。

そして、もう1本は隣の方が当選。しかし、東京からわざわざ来たからと、当選品を譲って頂きました。

ということで、鮭に加えて、いくら、ホタテもお土産に加わりました。
(本当にありがとうございました。)




親睦会終了後は、再び、車を運転して宿へ、1往復半、90キロ近くの運転、北海道だからできることです。海産物を冷して、早めに就寝しました。




10月8日(月)
最後の日は、サンマの朝食後、チェックアウトをして、根室方面へドライブしました。




ローカル線の厚床駅の風景に癒され、

















風蓮湖の景色に秋の気配を感じ、


別海町の海側の尾岱沼で国後島を見て、




別海ジャンボホッキステーキ丼を食べて、



北海道別海町の秋を満喫した旅が終わりました。





























参加賞:バター、ハニーミルク、チーズ、牛乳、スポーツドリンク
完走賞:鮭、バスタオル

LAP TIME

 0- 5km 26:19 (5:16/km) 昨年 26:42
 5-10km 26:42 (5:20/km) 昨年 26:36
10-15km 27:08 (5:26/km) 昨年 27:01
15-20km 27:15 (5:27/km) 昨年 27:10
20-25km 27:37 (5:31/km) 昨年 28:36
25-30km 27:56 (5:35/km) 昨年 27:58
30-35km 28:58 (5:48/km) 昨年 27:56
35-40km 29:21 (5:52/km) 昨年 29:23
40-Goal 12:31 (5:42/km) 昨年 14:04

3時間53分44秒       昨年 3時間55分26秒





1キロ別
0-1 5:16
1-2 5:11
2-3 5:11
3-4 5:20
4-5 5:20

5-6 5:23
6-7 5:16
7-8 5:18
8-9 5:25
9-10 5:19

10-11 5:28
11-12 5:23
12-13 5:27
13-14 5:24
14-15 5:25

15-16 5:30
16-17 5:25
17-18 5:26
18-19 5:21
19-20 5:32

20-21 5:41
21-22 5:29
22-23 5:32
23-24 5:24
24-25 5:30

25-26 5:35
26-27 5:25
27-28 5:28
28-29 5:52
29-30 5:35

30-31 5:56
31-32 5:45
32-33 5:46
33-34 5:43
34-35 5:47

35-36 6:04
36-37 5:50
37-38 5:56
38-39 5:51
39-40 5:39

40-41 5:44
41-42 5:40
42-G  1:07

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)