つづきです。
2013年9月15日(日)白馬国際トレイルラン 50km
中間点を過ぎて、林道ですが、大きな坂はなくとりあえず走れる道になっています。
2年前は暑くて大変だった記憶がありましたが、今年は曇りで、とりあえず走ることができています。
国道沿いを走って、見下ろしたところに29.5kmのA5(塩島)エイドがありました。ロープで下って、残り20キロ、まだまだ先は長いです。
このあたりから、2年前とはコースが変わっていて、森の中を頻繁に通るコースで、アップダウンが多く体力を消耗してきました。
大出の吊り橋を渡る最中、下の姫川で、ちょうどラフティングボートで下る人たちに遭遇しました。とても気持ちよいスピードで下っていて、羨ましかったです。
A6大出エイドの33.5km地点に到着、この先が正念場の東山/きこりの道があるので、ここで果物など栄養補給をしっかりして、上り坂に備えました。
ここからはきつい坂が断続的に続きます。ペース配分を考えて走ってはいるのですが、ここからは身体の動きが鈍くなってきました。
神社の前で私設エイドがあり、そこからはハイランドスキー場のゲレンデを直登する坂、後半にこの坂は見るだけで疲れが増しますが、知らないランナー同士も、坂のきつさについて、会話が盛り上がってます。
写真を撮るのにはよい景色ですが、いざ登るとなると本当に辛く長い道のりでした。
ペースは遅くなりましたが、他の人よりは速かったようで、ここで結構な人数をごぼう抜きしました。
長い長い坂道が続いて、ようやく頂上を越えて、A7(38.8km)の夢農場エイドに到着。ここまで到達すれば、厳しい上り坂はなく、下り基調の道になり、気持ちも少し楽になります。
しかし、タイムは8時間切りはすでに厳しく、8時間半はかかりそうな状況になりました。とりあえず、今日は、完走することが大事。着実に進むことにしました。
下り基調の道ですが、足が疲れてくると思ったより下れなくなってきました。そして、平坦な道になると歩いてしまうこともしばしばです。
ようやく、下まで降りて姫川を再び渡り、最終のA8(46.1km)、グリーンスポーツの森エイドに到着しました。
残り4キロ、しかし、ここからは平坦とはいえ、緩く上り坂があり、2年前苦労したことを思い出しました。
最近のロングのレースでは、残り3キロまではしっかり走れていても、ラストで気持ちが切れて歩いてしまうことが続いていたのですが、今回もラスト集中して走ることができず、しばしば歩いて、ペースダウンしてしまいました。
モーグルの上村愛子選手も通った白馬中学校の構内を通って、小川沿いを走ります。
八方のホテル街に入ると応援が増えて、最後の力が湧いてきます。
50キロのレース、8時間32分でゴールしました。
2年前と比べると、トレイルの技術は向上しているという実感はありましたが、岩岳での体調不良で思ったほどタイムは伸びませんでした。
ゴール後は、八方温泉に割引料金で入って汗を流して、ビールで打ち上げ、夕方6時過ぎには大糸線白馬駅から実家へ電車で帰省しました。
翌日は、台風直撃の影響を受けて、電車が夕方近くまで運休して、松本駅は大混乱でしたが、何とか、運転再開した特急あずさに乗れて、東京まで月曜日中に戻ることができました。
これで、UTMFの出場権利を得られたものの、50キロで結構いっぱいいっぱいで、途中、心が折れそうになったのに、3倍以上のUTMFで果たして走りきれるか、再び不安になってしまいましたが、とりあえず抽選でチャンスが得られれば挑戦したいと思います。
参加賞:サンバイザー、りんご、鈴、各種割引券
完走賞:バンダナ、しおり、クリアファイル
白馬国際トレイルラン http://www.hakubatrail.com/top.html
2011白馬国際トレイルランの完走記 http://marathon-world.blogspot.jp/2011/09/20111.html
0 件のコメント:
コメントを投稿