2013年9月24日火曜日

2013白馬国際トレイルラン (その3)

つづきです。
2013年9月15日(日)白馬国際トレイルラン 50km

中間点を過ぎて、林道ですが、大きな坂はなくとりあえず走れる道になっています。
2年前は暑くて大変だった記憶がありましたが、今年は曇りで、とりあえず走ることができています。

国道沿いを走って、見下ろしたところに29.5kmのA5(塩島)エイドがありました。ロープで下って、残り20キロ、まだまだ先は長いです。


このあたりから、2年前とはコースが変わっていて、森の中を頻繁に通るコースで、アップダウンが多く体力を消耗してきました。


大出の吊り橋を渡る最中、下の姫川で、ちょうどラフティングボートで下る人たちに遭遇しました。とても気持ちよいスピードで下っていて、羨ましかったです。


A6大出エイドの33.5km地点に到着、この先が正念場の東山/きこりの道があるので、ここで果物など栄養補給をしっかりして、上り坂に備えました。


ここからはきつい坂が断続的に続きます。ペース配分を考えて走ってはいるのですが、ここからは身体の動きが鈍くなってきました。

神社の前で私設エイドがあり、そこからはハイランドスキー場のゲレンデを直登する坂、後半にこの坂は見るだけで疲れが増しますが、知らないランナー同士も、坂のきつさについて、会話が盛り上がってます。



写真を撮るのにはよい景色ですが、いざ登るとなると本当に辛く長い道のりでした。
ペースは遅くなりましたが、他の人よりは速かったようで、ここで結構な人数をごぼう抜きしました。

長い長い坂道が続いて、ようやく頂上を越えて、A7(38.8km)の夢農場エイドに到着。ここまで到達すれば、厳しい上り坂はなく、下り基調の道になり、気持ちも少し楽になります。


しかし、タイムは8時間切りはすでに厳しく、8時間半はかかりそうな状況になりました。とりあえず、今日は、完走することが大事。着実に進むことにしました。


下り基調の道ですが、足が疲れてくると思ったより下れなくなってきました。そして、平坦な道になると歩いてしまうこともしばしばです。

ようやく、下まで降りて姫川を再び渡り、最終のA8(46.1km)、グリーンスポーツの森エイドに到着しました。

残り4キロ、しかし、ここからは平坦とはいえ、緩く上り坂があり、2年前苦労したことを思い出しました。

最近のロングのレースでは、残り3キロまではしっかり走れていても、ラストで気持ちが切れて歩いてしまうことが続いていたのですが、今回もラスト集中して走ることができず、しばしば歩いて、ペースダウンしてしまいました。


モーグルの上村愛子選手も通った白馬中学校の構内を通って、小川沿いを走ります。


八方のホテル街に入ると応援が増えて、最後の力が湧いてきます。
50キロのレース、8時間32分でゴールしました。


2年前と比べると、トレイルの技術は向上しているという実感はありましたが、岩岳での体調不良で思ったほどタイムは伸びませんでした。

ゴール後は、八方温泉に割引料金で入って汗を流して、ビールで打ち上げ、夕方6時過ぎには大糸線白馬駅から実家へ電車で帰省しました。


翌日は、台風直撃の影響を受けて、電車が夕方近くまで運休して、松本駅は大混乱でしたが、何とか、運転再開した特急あずさに乗れて、東京まで月曜日中に戻ることができました。


これで、UTMFの出場権利を得られたものの、50キロで結構いっぱいいっぱいで、途中、心が折れそうになったのに、3倍以上のUTMFで果たして走りきれるか、再び不安になってしまいましたが、とりあえず抽選でチャンスが得られれば挑戦したいと思います。

参加賞:サンバイザー、りんご、鈴、各種割引券
完走賞:バンダナ、しおり、クリアファイル

白馬国際トレイルラン http://www.hakubatrail.com/top.html

2011白馬国際トレイルランの完走記 http://marathon-world.blogspot.jp/2011/09/20111.html




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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)