2015年12月22日火曜日

2015青島太平洋マラソン(その2)

青島太平洋マラソンつづきです。

2015年12月13日(日)午前9時 自身10回目の青島太平洋マラソンがスタートしました。

昨年は9回のフルマラソン全てサブ4で走ったのですが、今年は、8月の100マイル・ベルリンを完走後、体調不良に陥って調子を落としてしまい、10月の別海町、11月の富山、おかやま、つくばと4レース続けて、4時間を切れないというスランプ状態が続いています。

例年では、この大会で自己ベストを狙うのが、今年は、目標を下方修正して、サブ4復帰を目指して、計画的に走ることにしました。



例年より暗い空の中、多くの方に見送れられて、運動公園を出て、パームツリーが並ぶ南国雰囲気漂う国道を走っていきます。



キロ5分半ペースを意識して、30キロまでは大人しく走る。サブ4を目指していた頃と同じ気持ちでオーバーペースにならないように気をつけます。


最初の5kmは、27分36秒。予定通りで通過しました。


天気が回復し、晴れてきて、気温も徐々に上がってきました。
そんな中、淡々と走り、10kmまでの5kmも27分31秒でイーブンペースを維持して通過しました。

ここから、中間点までは、宮崎市の中心部で応援も賑やかなところに入り、例年テンションが上がって、ペースが上がるので、速くなりすぎないように気をつけて、走っていきます。



宮崎県庁方面へ右折、例年より少し暑いので、日陰が増えて、気持ち良いです。


再び、橘通りに戻り、15km通過。この5kmは27分1秒。少しペースが上がりました。


余裕ができた分、給食では、日向夏など頂いて、後半に備えます。


宮崎神宮で折り返して、右膝の痛みを少し感じました。つくばや前週のいたばしで痛めた場所と同じで不安になりましたが、何が何でもサブ4、その意識を持って、痛みを忘れるように走りました。



再び、宮崎県庁前の通りに入って、20km通過。この5kmは、27分38秒。5分半ペースに戻りました。


ここから、5kmは上り基調の道で、応援も少なくなるところで、踏ん張りどころです。
中間点を1時間56分で通過して、サブ4ペースを維持して後半に入りました。


意識をしないとペースが落ち始めたので、多少力を入れてペースを維持します。
しかし、この秋の4レースに比べると、余力がありました。

25kmまでの5kmは、27分48秒で通過。少し落ちましたが、サブ4ペースを維持しています。

徐々にランナーを抜き始め、10km地点で抜かれた、ボランティアの女子高生に大人気だった(クオリティが高い) 変なおじさん を捉え、抜き返すことができました。


ゴールのサンマリンスタジアムが見えてきて、30km地点を通過。この5kmは、27分33秒と上げることができました。


頭の中で、サブ4でゴールするための必要なペースを計算します。キロ6分ペースで行ければ、大丈夫。少し余裕が出てきました。


32kmで一旦、ゴール地点のそばを通過します。残り10km、ペースは多少落ち気味ですが、まだ身体は動いていました。

給食でパンやみかんを補給して、ラストに備え、コースは、青島のトロピカルロードに、入りました。


風がきになる場所ですが、例年と風向きが違って向かい風気味でしたが、ほとんど影響ありませんでした。

35km地点を通過、この5kmは、28分40秒で、落ち込みを最小限に抑えて、サブ4の可能性が高くなってきました。


37km手前は、宮崎名物の飫肥天と日向夏のゼリーのエイド。タイムがきになる時は、食べれないのですが、サブ4の目処がついたので、飫肥天を頂きました。


青島の入り口で、折り返して、残り5kmです。例年は強い向かい風に苦しむ場所ですが、この日は、若干追い風気味です。しかし、ちょっと安心したことで、気持ちに緩みが出て、ペースが上がってきません。キロ6分かかるようになってきました。

それでも、時計を見ながら、最低限の走りをします。トロピカルロードが終わると、40km地点。この5kmは30分16秒でした。あと15分以上ある。サブ4は大丈夫と分かっていても、ペースが落ち始めると、残り2.195kmが異様に長く感じます。それでも、踏ん張って、サンマリンスタジアムの外周道路に入りました。


最後は、球場を一周するコース。なかなかゴールゲードが見えてこないので、毎年苦しみますが、ゲートが見えて、時計も3時間台、3時間57分46秒(ネットタイム)久しぶりにサブ4でフィニッシュできました。


この時間帯のゴール。
周りも、4時間切って、喜んでいるランナーが多いです。

ラスト5kmを集中して走れなかったのは、反省点ですが、しっかり序盤ペースを守って35kmまでしっかり走れたのは収穫でした。

4時間台でゴールした時は、疲労度は少なかったのですが、今回は、フィニッシュ後かなりの疲労で、右膝もゴール後痛くなってきて、久しぶりにちゃんとフルマラソンを走った、そんな気分になりました。

改めて、4時間以上かかっていた時は、好調時のペースを意識しすぎて、前半オーバーペースになっていたと感じました。調子が悪い時は、悪いなりに前半のペースをセーブすれば、最低でもサブ4では走れることが分かりホッとしました。

青島は、過去サブ4か自己ベストで走っていたので、今回サブ4で走れなかったら、永遠にサブ4で走れないのではないかという風に思うところだったので、本当に良かったです。


フィニッシュ後のコーラは、爽やかな気分で飲めました。


レース後は、青島のANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎で温泉にゆっくり浸かりました。


目標通り走れた時は、気持ちよくお風呂も入れます。


ホテルからは、空港行き直通バスに乗って、宮崎空港に向かいました。



夕食は、宮崎の郷土料理の冷汁とラーメンがコラボした冷汁ラーメン。
当然、スープは冷たいです。
半信半疑で食べたのですが、結構美味しく頂けました。


これで、今年の遠征は終わり、来年も、まずは健康で、怪我なく走れたらいいと思います。

LAP TIME
  0-  5km 27:36 (5:31.2/km)
  5-10km 27:31 (5:30.2/km)
10-15km 27:01 (5:24.2/km)
15-20km 27:38 (5:31.6/km)
20-25km 27:48 (5:33.6/km)
25-30km 27:33 (5:30.6/km)
30-35km 28:40 (5:44.0/km)
35-40km 30:16 (6:03.2/km)
40-Finish 13:43 (6:14.9/km)

前半 1:56:16 (5:30.7/km)
後半 2:01:30 (5:45.5/km)

ネットタイム 3:57:46 (5:38.1/km)
グロスタイム 3:58:34

参加賞:Tシャツ、タオル、タクシー・入浴割引券、メロンパン、ドリンク

青島太平洋マラソン 全成績
2004年  4時間03分(PB)
2005年 3時間56分(PB)
2007年 3時間59分 (SB)
2008年 3時間53分(PB)
2009年 3時間49分(PB)
2011年 3時間46分 (SB)
2012年 3時間38分(PB)
2013年 3時間37分 (PB)
2014年 3時間47分(SB)
2015年 3時間57分

今年のフルマラソン成績 (ネットタイム)
 2月  8日 3:55:08 愛媛マラソン
 2月15日 3:57:01 泉州国際市民マラソン
 3月15日 3:48:21 横浜マラソン (SB)
 4月19日 3:54:40 長野マラソン
10月 4日 4:16:26 別海町パイロットマラソン
11月 1日 4:12:37 富山マラソン 
11月 8日 4:45:21 おかやまマラソン
11月22日  4:19:23 つくばマラソン
12月14日  3:57:46 青島太平洋マラソン

公式HP http://www.aotai.gr.jp/

青島太平洋マラソン2015 (動画)


青島太平洋マラソン 結果
男子
1位 神志那優輝 2:27:35 (3:29.9/km) 大分県
2位 米倉 伸一 2:27:37 (3:29.9/km) 宮崎県
3位 浦上 豊志 2:34:24 (3:39.6/km) 大分県
4位 大島  仁 2:35:10 (3:40.6/km) 鹿児島県
5位 吉田  翔 2:36:05 (3:41.9/km) 佐賀県
6位 柴田 康彦 2:36:09 (3:42.0/km) 大阪府
7位 後藤 良太 2:37:26 (3:43.9/km) 福岡県
8位 蒲生 英樹 2:37:41 (3:44.2/km) 宮崎県
9位 髙濱 伸吉 2:39:17 (3:46.5/km) 熊本県
10位 藤吉 宏信 2:39:20 (3:46.6/km) 鹿児島県
11位 田中 孝典 2:40:25 (3:48.1/km) 福岡県
12位 金子 圭介 2:41:13 (3:49.2/km) 宮崎県
13位 片谷 竜哉 2:41:19 (3:49.4/km) 愛媛県
14位 高松圭一郎 2:41:40 (3:49.9/km) 福岡県
15位 戸谷 圭佑 2:41:51 (3:50.1/km) 熊本県
16位 川崎 洋樹 2:42:01 (3:50.4/km) 宮崎県
17位 早田 哲也 2:42:01 (3:50.4/km) 福岡県
18位 加治佐 純 2:42:06 (3:50.5/km) 宮崎県
19位 谷口  詳 2:42:56 (3:51.7/km) 宮崎県
20位 末川 克博 2:43:24 (3:52.3/km) 鹿児島県

女子  
1位 HSU YU-FANG 2:48:20 (3:59.4/km) 台湾
2位 吉松 千草 2:52:16 (4:05.0/km) 熊本県
3位 花田 まり 2:55:34 (4:09.7/km) 福岡県
4位 久保田 文 2:55:42 (4:09.8/km) 沖縄県
5位 錦織美智子 3:06:09 (4:24.7/km) 大阪府
6位 一村多美代 3:06:19 (4:24.9/km) 熊本県
7位 松下 恵理 3:11:20 (4:32.1/km) 鹿児島県
8位 船田 佳那 3:11:53 (4:32.9/km) 熊本県
9位 松本恵美子 3:12:44 (4:34.1/km) 熊本県
10位 尾坂喜代美 3:14:44 (4:36.9/km) 熊本県
11位 宮島亜希子 3:15:52 (4:38.5/km) 千葉県
12位 西村 美和 3:17:44 (4:41.2/km) 鹿児島県
13位 にしおかすみこ 3:17:51 (4:41.3/km) 東京都
14位 種田 沙織 3:18:10 (4:41.8/km) 鹿児島県
15位 吉原 朗子 3:19:12 (4:43.3/km) 鹿児島県
16位 酒井香寿恵 3:20:41 (4:45.4/km) 神奈川県
17位 福田  妙 3:21:29 (4:46.5/km) 熊本県
18位 樽園 香澄 3:21:44 (4:46.9/km) 宮崎県
19位 堤 万亜子 3:22:13 (4:47.5/km) 福岡県
20位 坂井 優里 3:22:13 (4:47.5/km) 神奈川県

第29回青島太平洋マラソン 3時間17分51秒|にしおかすみこ オフィシャルブログ powered by Ameba http://amba.to/1P1ZP1N

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)