2016年5月1日日曜日

2016イーハトーブ花巻ハーフマラソン



2016年4月24日(日)イーハトーブ花巻ハーフマラソン(岩手)
http://hanamaki-sports.com/marathon/

今年3月、岩手県花巻市にあるマルカン百貨店が老朽化で閉店するというニュースが入ってきました。
マルカン百貨店の大食堂は、巨大ソフトクリームが有名で、3年前に訪れた時は、150円(現在は180円)で、常にお客さんがいっぱいで賑わっていました。

2013啄木の里ふれあいマラソン(その2:当日編) http://bit.ly/15Kh9Nq


6月7日閉店ということで、最後にもう一度、あのソフトクリームを食べようと思い、急遽エントリーしました。



2016年4月23日(土) 午後10時40分 池袋から高速バスイーハトーブ号に乗って、花巻に向かいました。


4月24日(日)午前6時50分に花巻駅到着

花巻駅からシャトルバスに乗って、午前7時過ぎに会場の日居城野運動公園に到着しました。


会場の隣には、花巻東高校。大谷翔平投手、菊池雄星投手ら、プロ野球で活躍している選手を輩出している高校で、日曜の早朝から実践練習をしていました。(練習を見学している地元のファンも結構いました。)


会場の日居城野運動公園が、想像以上に広い敷地で、びっくりしました。
芝生の緑、桜のピンク、空の青、色鮮やかで、暖かく、空気も澄んで、走るにはとても心地よい場所、コンディションになりました。




体育館に入って、参加賞を受け取ります。




参加賞は、エントリー時にTシャツ、酒ケーキ、りんごジュース(720ml)、ワイン(ハーフボトル)の中から選ぶことができ、りんごジュースを頂きました。

スタートが近くなり、陸上競技場に移動して、荷物を預けました。




開会式のセレモニーの後、午前8時50分、ハーフマラソンの部がスタートしました。


前週、長野マラソンを走ったばかりなので、この日は、無理しないペースで走ることにしました。


花巻市内の田園地帯を走るコース、前週の長野のように強風だったら大変でしたが、この日は風が穏やかで、気温は高いのですが、カラッとしていて、時折吹く風が冷たく気持ち良かったです。


道中、満開の桜の木が綺麗で、苦しさを感じることなく、進んでいけます。



3.5km地点、第1給水所は、(那須川瑞穂選手の母校)花巻南高校前。
ここでは、花巻名物のわんこそばがありました。


復路も通りますが、今回は楽しむことが目的なので、最初から頂きました。


5kmを26分台で通過。緩やかな上り坂を気持ち良く走っていきます。



住宅はあまりないですが、時折、住民の方から暖かい声援を受けながら走っていきます。


7kmを過ぎて、山ぎわの多少アップダウンのある道に入りました。


故郷の安曇野と似ている景色なので、走っていても何か落ち着く感じです。




折り返しが近づき、速いランナーとすれ違うようになります。


10kmまでの5kmも26分台で通過して、中間点で折り返します。


初めてのコースで、周回コースだと、終盤の高低差が分からず苦労しますが、折り返しコースだと、一度走っている分、終盤のペース配分が計算できるので、助かります。


復路は1箇所長い上り坂をクリアすれば、下り基調のコースなので、何とかなりそうです。

その上り坂でペースを上げて、ランナーをごぼう抜きしていきます。
その後は、往路と同じリズムで走っていきます。


15kmまでの5kmは、25分50秒に上げることができました。
この後は、向かい風を感じますが、先週と比べるとそよ風程度で、逆に気持ちよいぐらいでした。


17.5km再びわんこそばエイド。花巻南高校の生徒か給仕の格好でもてなしてくれています。

さらに、氷(ice box)があり、それも頂いて、ラストに向けて走ります。



ここ3週間は、余力を持って走ってもラスト5kmで失速していましたが、今回は、序盤と同じリズムで走れています。


ラストは、往路と異なり、花巻東高校のルートを走ります。公認大会・公認コースらしい(距離調整のための)脇道数十mの折り返し区間を通過するとラスト1km、5km26分ペースを維持して、フィニッシュに向かいます。



運動公園内の花巻球場の前を通過すると、ゴールまであとわずか、


陸上競技場のトラックに入って100m走ってフィニッシュしました。


1時間50分4秒。久しぶりにイーブンペースで最後まで走ることができ、ゴール後も疲労感はそれほどなく、気持ち良く走ることができました。




2016イーハトーブ花巻ハーフマラソン スタートからフィニッシュまでダイジェスト(動画)

芝生でドリンクを飲んで少しくつろいで、体育館に戻って着替えた後、


サービスのそばとおにぎりを頂きました。


また抽選会は、花巻の特産品、花巻温泉の宿泊券の他、台北マラソン、東京マラソン、湘南国際マラソンの出場権がかかっていましたが、残念ながら当たりませんでした。


花巻ハーフマラソンは今回で4回目で、時期も変えながら行っていたようですが、4月末は、東北では一番走りやすい時期で、桜の季節とも重なり、とても良かったと思いました。

会場も広くて、東北では少ない1万人規模のフルマラソンを開いても面白いのではないかと思いました。

その後は、シャトルバスで花巻駅に戻り、今回の目的であるマルカンデパートを目指しました。

花巻市も他の地方都市同様、郊外の大型店に客足が奪われて、昔からの商店街はシャッター通りになっています。
イトーヨーカ堂はたくさん車が駐車していました。
その中で、花巻のわんこそばの老舗、やぶ家さん など数軒だけ営業をしている感じでした。




そして、マルカンデパートのある通りに来ましたが、人通りもまばらです。



しかし、6階の食堂は満席との案内が出ていました。




ちょうどお昼時だったこともあり、少し、時間をずらそうと思い、市内を散策しました。


花巻城址公園の桜も、やや散り気味でしたが、綺麗で、地元の方が宴会をしていました。





13時過ぎて、再び、マルカンデパートに戻り、6階の大食堂を目指しました。
この百貨店は、エスカレータが上りだけしかなく、それも5階までで、5階から6階までは階段で上がります。(下りは全て階段です。エレベータはあります。)


商店街の人はまばらでも、6階の食堂だけはやはり大混雑でした。


ソフトクリームは30分待ちとの張り紙がありましたが、最後なので待つ覚悟で、ソフトクリーム(180円)と親子丼(480円)の食券を購入しました。


15分ほど、ソフトクリームが先に来ました。
久しぶりに割り箸で食べるソフトクリーム、これが、おそらく最後だと思って、味わいながら食べました。


ちょうど食べ終わった頃に、親子丼も登場、メインとデザートが逆になりましたが、これもこの食堂ならではです。何か懐かしい味で、美味しくいただきました。

特に、閉店が決まってからは、かなり混雑しているようで、別の階の売り場から助っ人のウェイターがたくさんいました。


再建に向けた取り組みがあるようですが、6月7日でマルカン百貨店の閉店は決まっています。
昔ながらの味わいのある食堂だけに、勿体無い気がしますが、どうなるでしょうか。


その後は、花巻から北上駅に向かい、みちのく桜三大名所の一つ北上展勝地を訪れました。


北上川には、鯉のぼりが泳ぎ、渡し舟や周遊船が運航しています。


北上の桜は散り気味でしたが、天気も良く、散策するにはちょうど良かったです。









せっかくなので、渡し舟にも乗船しました。(350円)
風が気持ち良く、川沿いの桜は低い目線から楽しむことができました。








帰りは、北上から新幹線で東京に戻りました。



タイトなスケジュールですが、東北の春を十分に堪能した遠征となりました。



LAP TIME
  0-  5km 26:21 (5:16.2/km)
  5-10km 26:00 (5:12.0/km)
10-15km 25:50 (5:10.0/km)
15-20km 26:20 (5:16.0/km)
20-Finish 05:33 (5:03.4/km)

ネットタイム 1:50:04 (5:13.0/km)
グロスタイム  1:50:21

参加賞:りんごジュース、ランドリーバック、スポーツドリンク、そば、おにぎり

0 件のコメント:

Buy me a coffee

マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)