2016年11月20日(日)つくばマラソン(茨城・フルマラソン)
1995年11月のつくばマラソン完走から21年、100回目の完走を目指してつくばマラソン走りました。
走り初めの頃は、1年に1回、つくばマラソンのみ出場することが恒例でしたが、全国の大会を走るようになり、つくばを走らない年も増えましたが、
2005年 初めてのサブ4、
2012年 初の3時間40分切り、
2015年 フルマラソン20周年、
区切りの大会や好記録は、つくばマラソンになっています。
しかし、最近はここ10年で一番のスランプで、良い記録が狙える状態ではないのはもどかしい中、大会当日を迎えました。
朝、午前6時半、秋葉原からランナーだらけのつくばエクスプレスに乗って、つくばへ
思えば、初マラソンの時は、常磐線の土浦駅からバス、その後は、東京駅から高速バス、つくば市までかなりの時間を要していましたが、2005年からは、とても楽になりました。
例年通り、つくば駅で下車して、30分ほど歩いて会場に向かいました。
気温はいつもよりは、高め、霧が出ていました。
途中、公園ではハクビシンに遭遇しました。
午前8時前に会場の筑波大学構内に到着。
開会式会場では、就任4日目の若いつくば市長が挨拶していました。
昨年から始まったウェーブスタート、今回も第2ウェーブで9時6分スタート
まず午前9時に第1ウェーブがスタートして、6分後、100回目の完走目指してスタートしました。
霧と紅葉のコントラスト、幻想的な風景の中、まずは筑波大学内を走ります。
ウェーブスタートで、走力がほぼ同じぐらいのランナーが走っているので、スムーズです。
つくばは、記録狙いというランナーが多いので、ランナー同士の会話がほとんどなく、静かで、ランナーの足音と息遣いしか聞こえてきません。
1年ぶりに、その雰囲気を思い出しました。
最初の1キロは5分40秒近くかかりましたが、次の1キロは5分半を切り、感覚も速いペースで走れているので、少し安心しました。
大学構内を抜けて、5km地点を通過、27分53秒。3週間前よりは走れています。
つくばマラソンでは、数少ないアップダウンの陸橋を渡って、学園西大通りに、依然として、静かな雰囲気で、対向車線を走る車のエンジンの音もよく聞こえます。
10kmまでの5kmは、27分15秒で通過。キロ5分半ペースで安定してきました。
あわよくばサブ4ができるかなと、少し希望が見えてきました。
所々で沿道からの声援を受けながら、コースは工業団地に。
イチョウ並木の紅葉が鮮やかです。
ペースが落ちないか心配しなが走っていますが、キロ5分半を維持して、10km以降も進んでいます。
15kmまでの5kmは、27分19秒。安定したペース。
40km地点で、サブ4できるか、できないか、ドキドキしながら走る。
フルマラソンを走っていて、その感覚をまた、味わいたい。ドキドキしたい。
そう思いながら、走っていました。
沿道でのソーラン節の応援を受けながら、いいペースで続いています。
お昼近くなりますが、風もなく、心配された気温も上がらず絶好のコンディションが続いています。
20kmまでの5kmは、27分30秒。キロ5分半ペースを維持していますが、少し疲れを感じ始めました。
このまま、5分半ペースを維持してサブ4を狙うのか、サブ4は諦めて、ペースを落とすか、頭の中で葛藤しましたが、サブ4を狙えるギリギリのところまで、ペースを落として踏ん張ることにしました。
中間点は、1時間56分5秒で通過。後半次第ですが、ここ2レースは後半、大きく失速しているだけに、予想できません。
水戸黄門漫遊マラソンも23km地点に、給水が気管に入って、呼吸困難に陥ってから大きくペースを乱しました。
23km地点の看板を見て、ふと、そのことを思い出したら、急に呼吸が苦しくなりました。
呼吸の仕方が分からない、そんな状況に陥り、再び、呼吸困難になりました。
給水で立ち止まって、きゅうりやバナナを食べて、落ち着こうとするのですが、一度乱したリズムは元に戻ることはありませんでした。
ここまで、同じペースで並走していたランナーは、前に行き、後ろからどんどんランナーに抜かれて行きました。
25kmまでの5kmは、29分1秒。
徐々にペースが落ちることは何度も経験しているのですが、最近は呼吸が苦しくなって、急激にペースが落ちるので、もどかしいです。
私設エイドのコーラを飲んでも回復せず、たくさんの応援がある、つくば市役所前の折り返しもペースが上がらず、身体が重くなってきました。
呼吸も激しく、サブ4は絶望的になりました。
20kmから30kmは、アップダウンが多少あり、勝負所だと思ったのですが、勝負できるような状態で走ることができず、悔しかったです。
30kmまでの5kmは、34分43秒。キロ7分ペースに落ちてしまいました。
ペースが落ちて、寒さを感じるようになりました。
ロッキーのテーマをサビだけずっと流し続けている場所でも復活せず、
名物のお汁粉エイドでも、復活せず
ジョギングペースでゴールに向かいます。
35kmまでの5kmは、36分21秒。やはり、水戸黄門漫遊マラソンと同じように後半大きく失速する展開に。
21年前の初マラソンと同じコースに戻り、初マラソンの頃を思い出しながら、ゆっくりゴールを目指します。
昔は、スタートから4時間を経過したら交通規制が解除されて歩道を走って、信号を守らなければいけなかったことをふと思い出しました。
20年の月日を感じつつ、重い足取りで、ラスト5km、ゴールを目指します。
サブ4ギリギリのドキドキ感がないと、なかなかモチベーションもわかず、残りの距離が遠く感じますが、応援を受けて、なんとか粘って走ります。
筑波大学構内に入り、39kmの折り返し地点。
残り距離がわずかなだけに、きついと感じつつ、40km地点を通過。
この5kmは36分43秒、キロ7分、遅いペースで安定してしまいました。
100回目のラスト2.195km、100回走っても最後はきつい、長い道のりです。
それでも、辛さを噛みしめるように、最後、走って行きました。
初マラソンの4時間27分より、わずか5分だけ速い4時間22分で、100回目のフルマラソンを終えました。
前半、久しぶりにキロ5分半ペースで走れたのは収穫でしたが、
100回走っても、なかなか成長しない内容で、もどかしい結果でした。
失敗して、その問題点を解決したら、
また違う失敗をして、また違う問題点を解決する。
その繰り返しが続いています。
中々成功しないから、フルマラソンをやめられないような気がします。
今後も、失敗とリベンジの繰り返しになると思いますが、まずは現状の不調状態を解決して、再び、自己記録が狙えるように頑張りたいです。
お菓子やドリンク、完走証をもらって、着替えて、会場をあとにしました。
この日は、サッカーJ2の最終戦、地元の松本山雅のJ1自動昇格がかかっていました。
試合経過を気にしながら、東京に戻りました。
結果は勝利したものの、得失点差で惜しくも自動昇格を逃し、昇格プレーオフに回ることになりました。(自分がサブ4を達成していれば、結果が変わっていたかもしれない。。。と思ってしまいました。)
LAP TIME
0- 5km 27:53 (5:34.6/km)
5-10km 27:15 (5:27.0/km)
10-15km 27:19 (5:27.8/km)
15-20km 27:30 (5:30.0/km)
20-25km 29:01 (5:48.2/km)
25-30km 34:43 (6:56.6/km)
30-35km 36:21 (7:16.2/km)
35-40km 36:43 (7:20.6/km)
40-Finish 15:27 (7:02.3/km)
前半 1:56:05 (5:30.1/km)
後半 2:26:07 (6:55.5/km)
ネットタイム 4:22:12 (6:12.8/km)
グロスタイム 4:23:31
つくばマラソン 全成績
1995年 4時間27分29秒 初マラソン
1996年 5時間24分29秒
1997年 4時間49分00秒
1998年 4時間37分08秒
1999年 4時間49分41秒
2000年 4時間44分39秒
2001年 4時間49分07秒
2002年 5時間04分59秒
2005年 3時間59分32秒
2012年 3時間39分12秒
2015年 4時間19分23秒
2016年 4時間22分12秒
*************
参加賞:つくば市特産品(お菓子:ラングドシャー)、スポーツドリンク、うまい棒、チョコ
http://www.tsukuba-marathon.com/
つくばマラソン 全成績
1995年 4時間27分29秒 初マラソン
1996年 5時間24分29秒
1997年 4時間49分00秒
1998年 4時間37分08秒
1999年 4時間49分41秒
2000年 4時間44分39秒
2001年 4時間49分07秒
2002年 5時間04分59秒
2005年 3時間59分32秒
2012年 3時間39分12秒
2015年 4時間19分23秒
2016年 4時間22分12秒
*************
記録証
21年前は、計測チップがなく、後日、結果表を見て、自筆で記入していたのですが、
現在は、5km毎のタイムも印字されて、技術の進歩がうかがえます。
参加賞:つくば市特産品(お菓子:ラングドシャー)、スポーツドリンク、うまい棒、チョコ
http://www.tsukuba-marathon.com/
2016つくばマラソン スタートからフィニッシュまでダイジェスト (Youtube 動画)
0 件のコメント:
コメントを投稿