2016年12月4日日曜日

2016瀬戸内海タートル・フルマラソン(その2)

2016年11月27日(日)瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会(香川・フル)
http://www.e-marathon.jp/turtle/index.php?menuindex=1



つづきです。

スタート20分前は雨が強く降っていましたが、若干雨脚が弱まって、
午前9時半、フルマラソンの部がスタートしました。

スタート・ゴールは、小豆島の前島ですが、約42kmは、海沿いの本島を走ります。(実感はないですが)

香川県タートル協会が主催で、亀のようにゆっくりゴールを目指すのが大会の趣旨。
しかし、コースは、折り返しまで、大きな坂を7つ、往復で14の坂を超えるコースなので、3kmに1回、坂を越え、平地がほとんどなく、坂が亀の甲羅のような感じです。

2週連続フルマラソンなので、ゆっくりペースを維持することを目標に走り始めました。


最初は、街中のフラットな道で、雨ですがたくさんの応援を受けて走ります。


しばらくすると海沿いのコースになりました。


晴れたら、もっといい景色だろうと思うと残念な気持ちがありましたが、それでも海を見ながら、気持ちよく走っていきます。



ほどなくして、上り坂が始まりました。長めの坂ですが、坂を越えると、良い景色が見られるので、気持ちの上では、苦しいだけでなく気分転換できます。


最初の5kmは、29分24秒で通過。難コースなので、このペースで無理せず最後まで行ければと思いました。


雨も再び強くなり始めて、写真を撮るのも難しくなってきました。


坂も繰り返し、繰り返しあります。


坂を下り切ると、民家が並び、応援を受けることができます。


海沿いの道、淡々と走っていきます。


途中、何故か、大きな本田圭佑選手が応援していて、驚きましたが、雨の中、走っていきます。




10kmまでの5kmは、29分8秒。良いペースで落ち着いてきました。



エイドでの給食もバナナ、みかん、パンなどがあり、参加料4000円と公道を走る(周回コースではない)大会では、最安ですが、充実していました。


10kmを過ぎると、ハーフマラソンの部のランナーが折り返し、フルマラソンのランナーだけになり、前後のランナーは少なくなってきました。


道の駅 大坂城残石記念公園 辺りが15km、この5kmも29分台で、安定しています。

先頭のランナーともすれ違い始めました。

大部港が近づいて、再び、応援が増えてきました。

20kmまでの5kmは、厳しい坂もあり29分51秒かかりましたが、まだ余裕がありました。

中間点を2時間5分前後で通過して、折り返し地点に到達しました。



雨もずっと降り続いています。

ここ最近のレースでは、23km付近で、呼吸が苦しくなって、大きく失速しているので、23km当たりでペースが乱れないか、とても不安がありましたが、無事に通過しました。



むしろ、足取りが軽く、前方のランナーをどんどん抜き始めました。


雨で呼吸がいつもより楽で、脱水症状の恐れもなく、気温も低すぎず、結果的に走りやすい条件で、後半も快調です。


続く坂も、上りで頑張って、下りでリラックスする、リズムが取りやすくて、案外楽に走れています。


25kmまでの5km、30kmまでの5kmも29分台前半で、むしろペースが上がってきました。上り坂がきつい場所では、呼吸は乱れますが、それ以外は、呼吸が安定していて、最後まで持ちそうな気がしてきました。


35kmまでの5kmも29分6秒。2016年のシーズンベーストも出そうな雰囲気になってきました。


雨も弱まり、風はそれほど強くなく、良いコンディションになってきました。


ラスト3kmぐらいで、雨がやみましたが。40kmの手前のきつい上り坂で、呼吸が大きく乱れ、足取りが重くなってきました。


坂を越えて40km、この5kmは、初めて30分を越えました。それでも約1年ぶりに4時間10分切りが見えてきました。

足取りは重くなってきましたが、下り坂や風に助けてもらいラスト進んでいきます。

建物が増え、街中が近づいてきたことを感じます。


応援が増えて、ラスト1km踏ん張ります。


土渕海峡が見えて、ゴールが間近になってきました。


世界一狭い海峡を渡って、ラスト50mほど、(ネットタイム)4時間8分台でフィニッシュしました。


(非公認コースで若干距離は短いかもしれませんが)
この天気、この難コースで、前週のフラットなつくばマラソンより14分早いタイム。
2006いびがわマラソン2012青島太平洋マラソンに続き、
3度目のネガティブスプリット(後半の方が速い)でした。

いびがわは、前半上り、後半下りなので、実質2回目。
今日は一定のペースで最後まで淡々と走り切ることができ、久しぶりにフルマラソンをちゃんと走ったという実感でした。
(100回走ってもフルマラソンって分からないです。(今回は良い方で良かったです。))


レース後、記録証を頂くと飛び賞、鍋つゆが当たりました。

そして、お弁当も無料でついているので、頂いて、



再び、そうめんを頂いて、至れり尽くせりです。


オリーブのチョコレートも配布していました。


参加料4000円で、すごいです。


ゆっくり食べて、休んで、着替えが終わって再び外に出ると、雨がまた降ってきました。


宿で食べる用に、小豆島焼き? 素麺のお好み焼きを購入して、宿に戻りました。






宿に戻って、お風呂に入ったり、外で、オリーブ素麺定食を食べたり、ゆっくり寛ぎました。


2016年11月28日(月)大会翌日

青空が見えるようになりました。
結局、マラソンの時だけ、しっかり雨が降りました。

フルマラソンは今まで、雨の経験はほとんどないのですが、
離島の大会では天候に恵まれないことが多い気がします。

土庄港近くを少し散策して、港の観光センターで、うどんを食べました。


二十四の瞳平和の群像 
太陽の贈り物

小豆島の方は、気さくで、よく話しかけてくれる。そんな印象です。
また、良い天気の時に、再び訪れたいと思いました。




朝8時35分のフェリーに乗って、高松に戻りました。

 



高松港のそばの うどん屋さんで、再び、うどんを食べて、素麺とうどん づくしの旅は終わりが近づいていきました。



バスで、高松空港に行き、昼過ぎの便で東京に戻りました。


天気は残念でしたが、マラソンの結果もよく、美味しいものもたくさん食べられて、満足できた旅ランでした。




LAP TIME
  0-  5km 29:24 (5:52.8/km)
  5-10km 29:08 (5:49.6/km)
10-15km 29:28 (5:53.6/km)
15-20km 29:51 (5:58.2/km)
20-25km 29:05 (5:49.0/km)
25-30km 29:17 (5:51.4/km)
30-35km 29:06 (5:49.2/km)
35-40km 30:13 (6:02.7/km)
40-Finish 13:14 (6:01.7/km)

前半 2:04:54 (5:55.2/km)
後半 2:03:53 (5:52.3/km)

ネットタイム 4:08:47 (5:53.8/km)
グロスタイム 4:09:16 

※ 距離表示は5km毎、中間点はEPSONの時計より推計

参加賞:Tシャツ、タオル、素麺(にゅうめん)無料接待、弁当、醤油、ラー油、鍋つゆ(飛び賞)、フェリー割引券、お土産割引券、チョコ

http://www.e-marathon.jp/turtle/index.php?menuindex=1

2016瀬戸内海タートルフルマラソン (小豆島)ダイジェスト動画 https://youtu.be/RB7vtryUxZ8 

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)