ゴールデンウィークは「なかがわハーフマラソン」参加のため地元長野へ。
前日は、諏訪御柱祭へ行きました。4日の朝、新宿から特急あずさに乗って茅野で下車、そこからシャトルバスと徒歩で諏訪大社上社本宮を目指します。
駅前は、思ったよりは静かな雰囲気ですが、諏訪大社に近づくにつれて、人が増えて、音楽も聴こえてきて、活気が出てきました。長野県出身でありながら、7年目に1度の大祭の御柱祭を見るのは初めてです。
御柱祭は、もみの大木を山から16本切り出し人力のみで各神社までの道中を曳いて、最後に社殿(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)を囲むように四隅に建てるお祭りで、とてもシンプルですが奥が深い祭りです。
下社の木落としは有名で、テレビでよく紹介されているかと思います。
http://www.onbashira.jp/
この日は、上社のクライマックスの本宮の建御柱が行われました。なかなか身動きのとるのが難しいほど人がいっぱいで、4本の柱のどこを見にいったらいいか分からなかったですが、とりあえず一番早く始まりそうな本宮二の柱のそばで、柱が立つのを待っていました。
準備などが長く1時間以上待たされましたが、20数人の氏子が柱に乗ったまま木遣りとラッパの音楽を合図に柱が徐々に上がっていきました。祭りにラッパ、和洋折衷な感じですが、氏子も見物人も一体となって音楽に合わせて、手を上げ下げして盛り上げます。
途中の氏子の方が、「にいちゃん、こんなところじゃ写真とれないから、もっと中へ入って撮れよ」と言われ、地元の関係者しか入れないスペースに入れてもらい、かなり近くから見ることができました。
暑さもあって、途中、観客が貧血等で倒れタンカーに運ばれる場面もありましたが、1時間以上かけて、無事、柱が垂直に立ちました。
命がけの祭りですが、木の上で勇ましい氏子の姿を見ると、実際に祭りに参加してみたいという気持ちになりました。
(芸能人では、役所広司さんが氏子として参加されたそうです。)
ラッパのメロディが頭に残りつつ、諏訪大社から上諏訪駅まで歩いて戻り、今日の宿泊場所の駒ヶ根駅に向かいました。
つづく
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