2010年5月6日木曜日

2010信州なかがわハーフマラソン(その2:レース編)

つづきです。

2010年5月5日 ハーフマラソン

4日は駒ヶ根に泊まって
朝7時前、駒ヶ根駅から、飯田線で南へ約30分、中川村にある伊那田島駅を目指します。駒ヶ根駅は早朝、駅員もおらず、切符は車内で購入しました。中央アルプスの綺麗な山の景色が続き、伊那田島駅に到着すると、改札も何もない無人駅、しかし、それが何とも景色とマッチしていて、趣深かったです。

そこから、送迎バスで、山を下って、上って、また下って10分、会場に到着しました。とにかくどこを見ても景色が素晴らしく、会場内の施設も充実していて、とても気持ちいい雰囲気です。



受付を済ませると、はずれなしの抽選会があり、末等でしたがりんご1個当たりました。参加者2000人ですが、施設が広いので、大きな混雑がなくゆったりできました。また、参加者は他の大会と比べて、若い人が多い気がしました。

開会式では、全員でエアロビなどがあり、ハーフの部のスタートが近づいてきました。スタート地点に向かうと、スタートすぐの橋からの景色がこれまた絶景でしたが、スタッフから「走ったら橋は揺れます。1000人以上同時に橋に乗ったら、落ちるかもしれません」と脅し?の言葉もありました。


9時半、ハーフの部がスタートしました。今回は野辺山のウルトラを控えて、起伏の激しいコースに慣れておくことが目標だったので、30度近く暑くなったこともあり、あまりスピードは意識せずに走りました。

最初の3キロは、ひたすら上ります。早くも大粒の汗がでてきました。しかし、折り返すと、中央アルプスの雪化粧した山々が見えて、気持ちが和み、気持ちよく下っていきました。

最初の5キロは29分ちょっとで通過、しばらくは下り基調のコースで、景色を楽しみながら走りました。どこを走っても絶景、きついけど楽しいコースです。10キロは25分台で通過、下り中心だったのですが、それほどペースが上がっていません。やはり暑さがかなり影響しているようです。


10キロを過ぎるとほぼ平坦な道が続き、ここから少しペースを上げてみました。しかし、徐々に暑さが体力を奪っていきました。15キロも25分台で通過、19キロから急激な上り坂が待っており、その坂まで余力を残して走っておきたいと考え、かなりペースダウンしました。


ここは、エイドでは食べ物も出ていて、バナナ、梅ぼしの他に、イチゴジャムを載せたクラッカーがあって一口食べたら美味しくて、苦しさを忘れました。

でも、やはりペースダウンが激しく、キロ6分ペースになり、最後の坂で頑張らないと1時間55分以内でのゴールも厳しくなってきました。

そして19キロ地点通過、崖のような坂が見えてきました。その手前のエイドを見ると、ガリガリ君が置いてありました。食べないつもりでいたのですが、うだるような暑さだったので、ガリガリ君の誘惑に負けて、手にとってしまいました。さらに、エイドにあったコップに入ったイチゴも勧められついつい、それも受け取りました。


坂を走るつもりが、意思が弱く、歩きながら食べることに。それにしてもこんなにガリガリ君、イチゴが美味しく感じたのは初めてでした。

しかし、実は氷を噛むことが苦手で、ガリガリ君を食べるのは人一番遅く、食べ終わった頃には、坂を上り切った後で、全く急坂の苦痛を感じることがありませんでした。

とはいいつつ、歩いてしまったことで、20キロまでのラップが32分かかり、2時間切りも怪しくなってきました。せめて、2時間は切っておきたいと最後は頑張りました。

1時間59分28秒でゴールしました。

野辺山に向けては、ちょっと不安が残る内容でしたが、レース自体はとても楽しかったです。

ゴール後、高校の同級生と久しぶりの再会、つい最近ママになって今日は旦那様の応援に来ていたそうで、嬉しいサプライズでした。

その後、出店で五平餅、手作りケーキなど、ご当地のものを食べて、送迎バスで再び、伊那田島駅へ、無人駅に人いっぱいの光景も面白かったです。

とにかく、この大会は噂通り素晴らしい大会でした。やはり、スタッフが本当に楽しんで、準備されているのが分かるので、その楽しさがこちらにも伝わって、とても気持ちよく感じたのかもしれません。

<ラップタイム>
0- 5km 29:14
5-10km 25:47
10-15km 25:55
15-20km 32:28

ゴール 1時間59分28秒

参加賞:バスタオル、サイダー、アクエリアス、おにぎり、バナナ、養命水、りんごジュース、りんご(抽選で)

つづく

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)