青島太平洋マラソンつづきです。
スタートして、運動公園内は例年混雑するのですが、昨年同様、慌てず人の流れに乗って走ってきました。
寒さに強い方ですが、先週の那覇の気候に慣れてしまったため、一番走りやすい気温なのに、なかなかスピードが上がってきません。
パームツリーが特徴の国道220号線に入りましたが、キロ5分10秒くらいのペース。前半できればキロ5分で走りたいところだったのですが、身体が動いていません。
5キロ地点は、26分30秒で通過。昨年の自己ベストの時よりは速いですが、昨年はラスト5キロが24分台と異常に速かったので、自己ベストを狙うには微妙な序盤戦です。
だんだん街の中心部に近づき、応援も増えてきて、徐々にペースアップ。
10キロまでの5キロは、25分32秒で、通過。
このペースを維持すれば、自己ベストが狙えるタイムになってきました。
大淀川を渡ると、橘通り、宮崎市のメインストリートで沿道からの応援が多く、盛り上がる場所です。高揚するのか、毎年、自然とペースが上がるのですが、今回も、キロ5分を切るペースに上がってきました。
宮崎県庁前を通過して、15キロは24分58秒。25分を切ってきました。勝負は後半、これ以上はペースを上げないように気をつけながら、宮崎神宮へと向かいました。
エイドで日向夏、みかんをとって、エネルギー補給をして、大観衆の中、広い通りを走り抜けていきます。
宮崎神宮で折り返して、再び橘通りに入り、キロ5分のペースを維持しています。
宮崎県庁を通過して、20キロ。この5キロは25分6秒で、まずまずのペースです。
その後、大淀川を渡ったところで、中間点。1時間47分55秒。昨年のつくばマラソンのペースより遅いものの、昨年の青島の自己ベストと比べると、3分強速いペース。
昨年のように後半上げられれば、3時間35分切りを狙えそうですが、現実的に考えると、昨年の自己ベスト(3時間38分20秒)を1秒でも、縮められれれば最高かと、結構、冷静に考えながら走っていました。
中間点を過ぎると、急に静かになり、ランナーの足音だけ聞こえます。宮崎はハーフまでは、あっという間に到達して、ここからが勝負どころになってきます。
しかし、橘通りの時と比べると、1キロ毎のタイムが数秒ずつ悪くなってきています。しかし、無理をしてリズムを変えても、まだ残り距離があるので、このペースのまま走っていきます。
25キロまでの5キロは、25分44秒で通過。25分台でなんとか、最後まで維持して走りたいところ。
我慢のしどころです。
周りもペースを上げるランナー、失速して歩き出すランナー、明暗が分かれてきました。
遠くにサンマリンスタジアムが見え、例年は辛いところで、後押ししてくれる追い風が、今年はありません。
30キロまでの5キロは、25分42秒で通過。何とか耐えてペースを維持しております。
頭の中では、どのぐらいのペースでいけば自己ベストが出せる計算しますが、やはりそれほど余裕がないことが分かり、必死に耐えます。
スタート・ゴールのサンマリンスタジアムのある運動公園に戻り、その下り坂を利用してペースを上げます。昨年の再現を目指して勝負をかけます。
32キロ過ぎ (ゴール後撮影) |
しかし、どうも昨年のようにペースは上がってきていません。
運動公園内でパンを食べて、ラストに備えます。
海を横目に、歩道・自転車道のトロピカルロードに入りました。
空の青、海の青が綺麗ですが、景色を堪能する余裕がないまま、35キロ地点を通過。
この5キロは、25分36秒。ペースは上がり切りませんでしたが、昨年のつくばの35キロ地点より1分近く上回りました。
しかし、36キロ過ぎから、足が止まってきていることを感じました。
1キロ毎のタイムも5分10秒以上かかってきました。かなり呼吸も苦しくなって、猛追してくる昨年の自分に、必死で逃げようともがきました。
青島の折り返しの前に、日向夏ゼリー と 飫肥天 (おびてん)が置かれているのですが、昨年の自分とは、秒差の勝負になりそうだったので、泣く泣くスルーして、折り返しました。
37キロ 折り返し (レース終了後撮影) |
例年は、ここから強烈な向かい風に悩まされるのですが、この日は風がなく救われました。
しかし、昨年の自分はここからが強く、アドバンテージが徐々になくなってきました。
38キロ地点 (レース終了後撮影) |
残り4キロ、まだ気が抜けないタイム。キロ5分半ペースは死守しないといけません。
少し早めに走っているランナーにつき、ペースを落とさないように心がけました。
昨年は楽に感じた橋の上り下りも、この日は辛く感じ、もがきながら、40キロ地点に到達しました。
この5キロは26分46秒で、昨年の自分より2分近く悪いタイム。4分以上あったアドバンテージも1分半ちょっと。
残り2.195キロ、背後に昨年の自分の影を感じながら、動かない足を必死に前へ進めました。
最後の給水も素通りして、ゴールを目指します。近くて遠いゴール。ようやくサンマリンスタジアムの外周道路に入りましたが、球場をほぼ1周する道は、トラック1周より長く、なかなかゴールゲートが見えてきません。
それでも、ようやくFINISHの文字が見えて、ラストスパート。
3時間37分32秒 (ネットタイム)
昨年の自分の猛追を48秒差で振り切り、自己ベストを達成しました。
この5キロは26分46秒で、昨年の自分より2分近く悪いタイム。4分以上あったアドバンテージも1分半ちょっと。
残り2.195キロ、背後に昨年の自分の影を感じながら、動かない足を必死に前へ進めました。
最後の給水も素通りして、ゴールを目指します。近くて遠いゴール。ようやくサンマリンスタジアムの外周道路に入りましたが、球場をほぼ1周する道は、トラック1周より長く、なかなかゴールゲートが見えてきません。
それでも、ようやくFINISHの文字が見えて、ラストスパート。
3時間37分32秒 (ネットタイム)
昨年の自分の猛追を48秒差で振り切り、自己ベストを達成しました。
苦しみながら、何とか今年も自己ベストを達成して、相性のいい青太のジンクスは継続して、2週連続フルマラソン、2週目の大会で結果を残しました。
名物、ゴール後のコーラは、記録を出したあとは格別です。
今シーズンは、不調で、自己ベスト出すのは難しいのではと思ったのですが、ハーフマラソン、フルマラソンも1分弱ですが、自己記録を更新することができ、最低限の結果は残せました。
欲をいえば、3時間35分を切れれば、次のレースでは、サブ3.5を狙える状況になったのですが、まだまだ練習不足です。
0- 5km 26:30 (5:18.0/km) 27:32 (昨年)
5-10km 25:32 (5:06.4/km) 26:29
10-15km 24:58 (4:59.6/km) 25:35
15-20km 25:06 (5:01.2/km) 25:53
20-25km 25:44 (5:08.8/km) 26:02
25-30km 25:42 (5:08.4/km) 25:42
30-35km 25:36 (5:07.2/km) 25:20
35-40km 26:46 (5:21.2/km) 24:57
40-Goal 11:38 (5:18.0/km) 10:49
前半 1:47:55 (5:06.9/km) 1:51:13 (昨年)
後半 1:49:37 (5:11.7/km) 1:47:07
ネットタイム 3時間37分32秒(昨年 3時間38分20秒)
グロスタイム 3時間38分18秒(昨年 3時間39分38秒)
青島太平洋マラソン 全成績
2004年 4時間03分(PB)
2005年 3時間56分(PB)
2007年 3時間59分 (SB)
2008年 3時間53分(PB)
2009年 3時間49分(PB)
2011年 3時間46分 (SB)
2012年 3時間38分(PB)
2013年 3時間37分 (PB)
参加賞:Tシャツ、タオル、ティッシュ、タクシー・入浴割引券、メロンパン、ゼリー
公式HP http://www.aotai.gr.jp/
つづく
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