2014年2月12日水曜日

2014北九州マラソン (その1:大雪編)

2014年2月9日(日) 北九州マラソン2014 (フルマラソン)

北九州市制50周年記念事業として企画された北九州マラソン。

倍率1.9倍。珍しく当選して、参加することになりました。 



2月7日(金)

関東全域で週末の大雪予報が出て、8日(土)の飛行機は、手数料なしで便変更や、取り消しが行えることになりました。

予約している便は、15時発福岡行、金曜日で移動できれば確実ですが、仕事があるので無理。
とりあえず、土曜日は早めに出発体制を整えることにしました。

2月8日(土)

ソチ五輪の開会式を見ることなく就寝して、午前7時半に起きると、外はすでに白銀の世界となっていました。



とりあえず羽田空港の様子を確認すると、まだ飛行機は飛んでいる状況、しかし、15時の便はかなり怪しくなってきました。

ちょっと出遅れてしまったかなと思いつつ、作戦を練ります。


1) 羽田発の15時より早い便に変更する。
⇒ 多くの人がすでに変更しようとしているので、羽田空港に行っても乗れない可能性がある。

2)成田空港発福岡行に変更する。
⇒ 変更できそうな便は、17時発 、これでは、大雪で飛ばない可能性がある。

3)仙台発、名古屋発の福岡行に変更する。
⇒ 新幹線が仙台や名古屋まで時間通りに運行するか微妙である。


やはり飛行機は、厳しそうです。

そうこうしているうちに、ホームページでは、15時以降全便欠航予定の情報が流れました。



東海道新幹線は遅れが生じているものの、動いています。

この大雪だと、途中で、立ち往生して、新幹線の中で缶詰状態になり、北九州マラソンの前日受付締切の22時までに間に合わない可能性があります。

しかし、もう小倉まで、新幹線で行くしか方法がなくなりました。

抽選で当たった大会、50周年記念事業で1回限りかもしれない大会 ということで、絶対に走りたいと思い、飛行機よりも数千円割高になりますが、新幹線で行くことにしました。


その前に、都知事選挙の期日前投票に立ち寄って、電車に乗りました。


渋谷駅で、小倉までの新幹線の自由席のチケットを購入、山手線で品川駅の車窓が、真っ白。東京ではない光景でした。



品川駅に到着して、新幹線ホームに急いで向かいます。

みどりの窓口では、払い戻しや指定券購入のためか、長蛇の列ができていました。


渋谷で切符を買っておいてよかったと思いつつ、新幹線の改札に入りました。
長旅になるので、急いで食べ物も購入して、ホームに降りて、出発間近ののぞみ号に飛び乗りました。


幸い自由席に空席があり座ることができました。

11時半頃、新幹線は出発しました。

しかし、徐行運転の影響で、新幹線が詰まっていて、新横浜の手前で20分近く停車、そして、小田原駅では、電車の上に積もった雪を落とす作業をするため、小田原駅手前でも大渋滞が発生して、ふと横を見ると、特急踊り子号が、のぞみを抜いて行きました。

上越新幹線・ガーラ湯沢行きかと思うような車窓、果たして小倉までたどり着けるか、不安になってきました。


しかし、ツイッターで、北九州マラソンの受付が24時までに延長されたとの情報を知り、少しほっとしました。

小田原で除雪作業が終わり、80分近く遅れて、ようやく、のぞみ本来のスピードに戻りました。

静岡は雪がなかったのですが、名古屋近くなると、一面雪景色が広がっていました。

名古屋は、長時間停車することなく、通常通り発車し、雪がよく積もる関ヶ原も、無事に越えて京都まで来ました。



14時50分過ぎには、こののぞみ号の終点の新大阪に到着しました。

新大阪からは、14時59分発の鹿児島中央駅行きのさくら号に乗り換えました。


ここでも、自由席に無事、座ることができました。


新神戸を過ぎて、岡山近辺では外は雪が積もっていましたが、天候は回復していました。



途中から自由席は混雑してきたので、座れたのはラッキーでした。



広島では、Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島を初めて車窓からですが見ることができ、ちょっと感動しました。




関東の大雪が嘘のように、広島、山口は晴天で、虹も見ることができました。


そして、品川を出発して6時間、17時半前には、小倉駅に到着しました。


結局、定刻で飛行機で行った場合は、小倉到着は18時過ぎの予定だったので、それよりも早く到着することができました。

北九州市は、初めて国内線の飛行機を乗ったのが、昔の北九州空港行きの便で、今は亡きJAS(日本エアシステム)でした。そして、帰りは、小倉から新幹線で東京まで利用したのですが、まさか、また新幹線を利用して小倉に来ることになるとは、不思議な縁を感じます。


小倉駅から、新日鉄住金の煙突の煙が見え、工業のまち、鉄都らしい風景です。


駅から歩いてすぐの西日本総合展示場が受付会場で、マラソンEXPOも同時開催されていました。




北九州市の安川電機所属の中本健太郎選手のユニフォームや地元企業の展示、福岡マラソン、下関海響マラソンの展示など賑やかでした。




ゼッケンや参加賞のTシャツ等を受け取り、小倉駅に戻りました。



松本零士さんの故郷ということもあり、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の像が、ありました。




ホテルにチェックインしてから、夕食は、北九州発祥の資さんうどんに入りました。

モツ鍋焼きうどん、熱々でさっぱりとした味付けで、美味しく頂きました。



そのあとは、しばし、小倉の商店街を散策、昔ながらのアーケードの旦過市場など、趣きのある店が多く、色々と立ち寄りたかったのですが、明日のフルマラソンに備えて、ほどほどにして、ホテルに戻りました。



その2へつづく

北九州マラソン2014  http://kitakyushu-marathon.jp/

大雪の東京から小倉へ 北九州マラソン前日受付 (動画)

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)