2014年5月30日金曜日

2014土佐乃国横断遠足 (室戸岬-足摺岬 242km)  (その2)

土佐乃国横断遠足つづきです。

2014年5月23日(金)大会当日

室戸岬は、快晴です。大会期間中も、天気は良い予報で、暑さが気になるところです。

ウルトラマラソンの前は、起床時間が早いこともあり、あまり睡眠が取れないことが多いのですが、今回はよく眠れて、まずまずのコンディションです。

朝食をとり、準備をして、室戸青少年自然の家を出発、朝8時過ぎに、スタート地点の室戸岬に到着しました。


会場内は、参加者21人と事務局スタッフ、選手のサポート・応援の方、総勢約50人ほどです。


ハイドレーションを久しぶりに使うので、水がこぼれて苦戦しましたが、何とかスタート前にはセッティングでき、飲み物、食べ物、地図、ライト、お金などを背負って、中岡慎太郎像のスタート前に並びました。



5月23日(金)午前9時

果てしなく、遠い242km先の足摺岬に向けて、長い長い旅がスタートしました。


今大会のエイドは
なはり27km、夜須60km、桂浜82km、四万十町150km の4カ所のみ
四万十町では、シャワー・仮眠施設が利用できます。

宿泊は、各自の判断で、ホテル等に宿泊できます。

初の242kmで、終盤どうなるか分からないので、プランとしては以下のように考えていました。



  • 150kmの四万十町までは、土曜の午前中を目標に眠らずに行く。
  • 四万十町で長い休憩をとってから、土曜の夕方に再出発。
  • 足摺岬に、日曜の昼(約50時間ぐらい)頃、ゴールする。
レース中、病気やけがさえしなければ、完走できる制限時間。
とにかく、完走するという強い意志を持つことを大事にしました。


あとは、参加者数が少ないので、できるだけ単独走は避けるようにしたいと思っていました。

ということで、スタートしてからは、左に太平洋を見ながら、フラットの道を同じペースの人の後ろでついていきながら、できるだけ体力を消耗しないように心がけて走っていきました。

100kmのウルトラマラソンの場合は、午前5時スタートが多く、涼しい気候の時間帯に距離を稼ぐことができるのですが、今回は、午前9時スタート、直後から暑い日差しを受けて、苦戦を強いられました。


それでも、途中、参加者のサポートの方が、私設エイドを準備して頂いて、コーラなどドリンク補給ができてかなり助かりました。






羽根川を超えて、羽根岬は過ぎて、ようやくコースはスタートの室戸市から、次の町、奈半利町に入りました。



当初、思い描いていたペースよりは、多少時間がかかっていますが、12時過ぎ、ちょうど中間ぐらいの順位で、27kmの第1エイドに到着しました。



そうめんや高知名物帽子パンを頂いて、リフレッシュしてから再び走り出しました。


一番、暑い時間帯に入り、大量の汗をかき、途中のコンビニや自販機で飲み物を調達しながら、進んでいきます。



橋を渡って、田野町に入り、


そして、すぐに安田町の看板が見えてきました。
これでスタートして4番目の市町村、ゴールまでいくつの市町村を通過するのか?
でも、ゴールに近づいている証拠、この看板は元気の源になります。



時折、お遍路さんに遭遇しながら、海沿いの道をひたすら走ります。


高知まで50km、まだまだ先は長いです。


そして、安芸市に入りました。


安芸に入ると、建物が増えてきましたが、やはりコースは日陰がなく、強い日差しが注ぎます。


海沿いのコースに出ると、海から爽やかな風を受けて、多少和らぐのですが、街中になると、風もなく暑さがこたえます。




安芸市といえば、阪神タイガースのキャンプ地。


安芸ドーム、安芸市営球場の前を通過します。


このあたりから、フラットな道から徐々にアップダウンのある道になり、足取りも徐々に遅くなってきました。




ドライブだったら最高な道なのですが、今更ですが、走るのはさすがに辛い道です。
まだ5分の1も経過していない状態で、かなりきつくなってきました。


コースは芸西村に入り、日も西に傾き始めました。

土佐ロイヤルホテル、Kochi黒潮カントリークラブの看板、リゾートの雰囲気が漂ってきました。


そして、第2エイドがある香南市に入りました。


エイドが待ち遠しいのですが、なかなか、到達しません。



夕暮れが近づいた午後5時過ぎ、ようやく60kmの第2エイドのヤ・シィパークに到着しました。



うまくいけば、桂浜まで日が暮れるまで行けるかと思ったのですが、全く間に合いそうにありません。でも、遅いわけでもないので、地道に進むしかありません。

とりあえず、エイドでもちやソーメンなど食べて、十分に休養をとって、次のエイドの桂浜を目指します。





その3へつづく
大会公式HP⇒  第1回土佐乃国横断遠足 
土佐の国横断遠足

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)