土佐乃国横断遠足つづきです。
2014年5月23日(金)大会当日
ハイドレーションを久しぶりに使うので、水がこぼれて苦戦しましたが、何とかスタート前にはセッティングでき、飲み物、食べ物、地図、ライト、お金などを背負って、中岡慎太郎像のスタート前に並びました。
初の242kmで、終盤どうなるか分からないので、プランとしては以下のように考えていました。
2014年5月23日(金)大会当日
室戸岬は、快晴です。大会期間中も、天気は良い予報で、暑さが気になるところです。
ウルトラマラソンの前は、起床時間が早いこともあり、あまり睡眠が取れないことが多いのですが、今回はよく眠れて、まずまずのコンディションです。
朝食をとり、準備をして、室戸青少年自然の家を出発、朝8時過ぎに、スタート地点の室戸岬に到着しました。
会場内は、参加者21人と事務局スタッフ、選手のサポート・応援の方、総勢約50人ほどです。
5月23日(金)午前9時
果てしなく、遠い242km先の足摺岬に向けて、長い長い旅がスタートしました。
今大会のエイドは
なはり27km、夜須60km、桂浜82km、四万十町150km の4カ所のみ
四万十町では、シャワー・仮眠施設が利用できます。
宿泊は、各自の判断で、ホテル等に宿泊できます。
初の242kmで、終盤どうなるか分からないので、プランとしては以下のように考えていました。
- 150kmの四万十町までは、土曜の午前中を目標に眠らずに行く。
- 四万十町で長い休憩をとってから、土曜の夕方に再出発。
- 足摺岬に、日曜の昼(約50時間ぐらい)頃、ゴールする。
とにかく、完走するという強い意志を持つことを大事にしました。
橋を渡って、田野町に入り、
安芸市といえば、阪神タイガースのキャンプ地。
あとは、参加者数が少ないので、できるだけ単独走は避けるようにしたいと思っていました。
ということで、スタートしてからは、左に太平洋を見ながら、フラットの道を同じペースの人の後ろでついていきながら、できるだけ体力を消耗しないように心がけて走っていきました。
100kmのウルトラマラソンの場合は、午前5時スタートが多く、涼しい気候の時間帯に距離を稼ぐことができるのですが、今回は、午前9時スタート、直後から暑い日差しを受けて、苦戦を強いられました。
それでも、途中、参加者のサポートの方が、私設エイドを準備して頂いて、コーラなどドリンク補給ができてかなり助かりました。
羽根川を超えて、羽根岬は過ぎて、ようやくコースはスタートの室戸市から、次の町、奈半利町に入りました。
当初、思い描いていたペースよりは、多少時間がかかっていますが、12時過ぎ、ちょうど中間ぐらいの順位で、27kmの第1エイドに到着しました。
そうめんや高知名物帽子パンを頂いて、リフレッシュしてから再び走り出しました。
一番、暑い時間帯に入り、大量の汗をかき、途中のコンビニや自販機で飲み物を調達しながら、進んでいきます。
橋を渡って、田野町に入り、
そして、すぐに安田町の看板が見えてきました。
これでスタートして4番目の市町村、ゴールまでいくつの市町村を通過するのか?
でも、ゴールに近づいている証拠、この看板は元気の源になります。
時折、お遍路さんに遭遇しながら、海沿いの道をひたすら走ります。
高知まで50km、まだまだ先は長いです。
そして、安芸市に入りました。
安芸に入ると、建物が増えてきましたが、やはりコースは日陰がなく、強い日差しが注ぎます。
海沿いのコースに出ると、海から爽やかな風を受けて、多少和らぐのですが、街中になると、風もなく暑さがこたえます。
安芸市といえば、阪神タイガースのキャンプ地。
安芸ドーム、安芸市営球場の前を通過します。
このあたりから、フラットな道から徐々にアップダウンのある道になり、足取りも徐々に遅くなってきました。
ドライブだったら最高な道なのですが、今更ですが、走るのはさすがに辛い道です。
まだ5分の1も経過していない状態で、かなりきつくなってきました。
コースは芸西村に入り、日も西に傾き始めました。
土佐ロイヤルホテル、Kochi黒潮カントリークラブの看板、リゾートの雰囲気が漂ってきました。
そして、第2エイドがある香南市に入りました。
エイドが待ち遠しいのですが、なかなか、到達しません。
夕暮れが近づいた午後5時過ぎ、ようやく60kmの第2エイドのヤ・シィパークに到着しました。
うまくいけば、桂浜まで日が暮れるまで行けるかと思ったのですが、全く間に合いそうにありません。でも、遅いわけでもないので、地道に進むしかありません。
とりあえず、エイドでもちやソーメンなど食べて、十分に休養をとって、次のエイドの桂浜を目指します。
その3へつづく
大会公式HP⇒ 第1回土佐乃国横断遠足
土佐の国横断遠足
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