2014年10月17日金曜日

第91回(2015) 箱根駅伝予選会 予想


10月18日(土)に第91回箱根駅伝の予選会が開かれます。

前回は、記念大会で予選会の枠が増えて13校になり、有力13大学が波乱なく通過しました。しかし、今年度は、通過枠は、13校から10校に減り、今年、箱根駅伝に出場した大学が、最低でも3校は来年の箱根駅伝に出場できないという厳しい戦いとなります。

一番の注目は、最多優勝14回、連続出場85回の中央大学が、多くの主力選手が欠場する中、連続出場の記録を更新できるかです。
また、上武大学以来、6年ぶりに初の箱根駅伝本戦出場する大学が出てくるのか(その最有力候補は創価大学)も気になるところです。

現状は、昨年の箱根駅伝出場の13チームの中から10チームが決まる可能性が高いので、その13チームについて分析します。

全日本大学駅伝 関東地区予選会 成績 
2014年6月 (10000m×8名)

(1) シード校 山梨学院大学
(2) 1位 神奈川大学 3時間59分54秒79
(3) 2位 順天堂大学 3時間59分55秒24
(4) 3位 東海大学 4分00秒06秒07
(5) 4位 上武大学 4時間00分19秒87
  5位 大東文化大学 4時間00分32秒22 (箱根シード校)
(6) 6位 城西大学 4時間00分37秒20
(7) 7位 中央学院大学 4時間00分52秒77
  8位 帝京大学 4時間01分07秒52 (箱根シード校)
  9位 日本大学 4時間01分13秒85 (箱根シード校)
(8) 10位 法政大学 4時間01分21秒12
(9) 11位 國學院大學 4時間01分23秒31
(10) 12位 専修大学 4時間03分04秒00
========================
(11) 13位 中央大学 4時間03分29秒15
(12) 14位 東京農業大学 4時間03分51秒69
(13) 15位 国士舘大学 4時間05分45秒76

(14) 16位 創価大学 4時間06分40秒17

(15) 17位 亜細亜大学 4時間09分58秒36
(16) 18位 東京国際大学 4時間10分40秒84
(17) 19位 平成国際大学 4時間12分21秒90
途中棄権 拓殖大学 (箱根シード校)

エントリー選手の上位10人の5000mのベストタイム
http://sat-ekiden.info/
(1) 東海大学 14:04.72
(2) 山梨学院大学 14:07.53
(3) 順天堂大学 14:11.49
(4) 中央大学 14:12.69
(5) 城西大学 14:16.76
(6) 國學院大學 14:18.63
(7) 神奈川大学 14:19.45
(8) 上武大学 14:19.74
(9) 中央学院大学 14:20.24
(10) 法政大学 14:20.75
=============
(11) 東京農業大学 14:20.99
(12) 国士舘大学 14:21.27
(13) 専修大学 14:25.40

エントリー選手の上位10人の10000mのベストタイム
http://sat-ekiden.info/
(1) 東海大学 29:05.5
(2) 山梨学院大学 29:05.9
(3) 城西大学 29:23.1
(4) 東京農業大学 29:28.4
(5) 順天堂大学 29:30.1
(6) 神奈川大学 29:30.8
(7) 中央学院大学 29:31.5
(8) 上武大学 29:35.0
(9) 國學院大學 29:38.4
(10) 国士舘大学 29:38.8
=============
(11) 法政大学 29:39.3
(12) 専修大学 29:40.7
(13) 中央大学 29:49.2

エントリー選手の上位10人のハーフマラソンのベストタイム
http://sat-ekiden.info/
(1) 山梨学院大学 1:03:32
(2) 東海大学 1:03:48
(3) 神奈川大学 1:04:03
(4) 國學院大學 1:04:08
(5) 城西大学 1:04:10
(6) 法政大学 1:04:17
(7) 中央大学 1:04:19
(8) 東京農業大学 1:04:24
(9) 順天堂大学 1:04:39
(10) 中央学院大学 1:04:41
(11) 上武大学 1:05:03
(12) 専修大学 1:05:12
(13) 国士舘大学 1:05:22

上記の4つの順位点の合計
1位 山梨学院大学 6
2位 東海大学 8

3位 神奈川大学 18
4位 城西大学 19
5位 順天堂大学 20

6位 國學院大學 28

7位 上武大学 32
8位 中央学院大学 33
9位 法政大学 35
9位 東京農業大学 35
9位 中央大学 35

12位 専修大学 47
13位 国士舘大学 48

こうみると、今回の予選会は、
トップ争い :山梨学院大学、東海大学
上位通過が濃厚:神奈川大学、城西大学、順天堂大学
通過が濃厚: 國學院大學
ボーダーライン:上武大学、中央学院大学、法政大学
        東京農業大学、中央大学
通過は微妙: 専修大学、国士舘大学

ボーダー上の大学は、かなり混戦で、秒差の戦いになりそうです。




参考:ハーフタイムのベストタイムで換算した予想タイム
1位 山梨学院大学  10:02:18 (3:00.7/km)
2位 東海大学    10:04:49 (3:01.4/km)
3位 神奈川大学   10:07:11 (3:02.2/km)
4位 國學院大學   10:07:58 (3:02.4/km)
5位 城西大学    10:08:18 (3:02.5/km)
6位 法政大学    10:09:25 (3:02.8/km)
7位 中央大学    10:09:43 (3:02.9/km)
8位 東京農業大学  10:10:34 (3:03.2/km)
9位 順天堂大学   10:12:59 (3:03.9/km)
10位 中央学院大学 10:13:15 (3:04.0/km)
11位 上武大学   10:16:42 (3:05.0/km)
12位 専修大学   10:18:13 (3:05.5/km)
13位 国士舘大学  10:19:43 (3:05.9/km)

過去の予選会の10位のタイム
2013年 10:12:29 (3:03.7/km)
2012年 10:15:28 (3:04.6/km)
2011年 10:19:39 (3:05.9/km)
2010年 10:27:32 (3:08.3/km)
2009年 10:15:40 (3:04.7/km)
2008年 10:21:01 (3:06.3/km)

予選会出場校
1.法政大学
2.中央学院大学
3.東海大学
4.東京農業大学
5.中央大学
6.順天堂大学
7.國學院大學
8.神奈川大学
9.城西大学
10.上武大学
11.専修大学
12.国士舘大学
13.山梨学院大学
14.亜細亜大学
15.流通経済大学
16.平成国際大学
17.東京国際大学
18.関東学院大学
19.創価大学
20.麗澤大学
21.東京経済大学
22.武蔵野学院大学
23.松蔭大学
24.筑波大学
25.駿河台大学
26.立教大学
27.東京情報大学
28.慶應義塾大学
29.東京学芸大学
30.国際武道大学
31.芝浦工業大学
32.明治学院大学
33.東京大学
34.横浜国立大学
35.東京大学大学院
36.千葉大学
37.高崎経済大学
38.学習院大学
39.首都大学東京
40.埼玉大学
41.東京工業大学
42.防衛大学校
43.東京理科大学
44.一橋大学
45.桜美林大学
46.上智大学
47.日本薬科大学
48.東京農工大学
******************

平成26年10月18日(土)9:35スタート
陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
20㎞

出場資格
平成26年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満である者に限る。ただし、別個加盟の大学院の競技者は、学部での出場回数に関係なく新たに4回まで出場できる。

1校1チームとする。ただし、エントリーは10名以上14名以下とし出場人数は10名以上12名以下とする。

平成25年1月1日(火)より申込み期日前日までに各校エントリー者全員が5000m16分30秒以内もしくは10000m34分以内の公認記録を有していること。ただし、トラックでの記録に限る。

選考方法:各校上位10名の合計タイムにより10校を選ぶ。

順位決定方法:競技成績での上位10名の合計タイムが少ない大学を上位とする。
同タイムの場合には上位10名の合計順位が少ない大学を上位とする。それで、順位が決定しない場合には、各校最上位選手の順位が上位の大学を上位とする。

レースは1時間20分を以って終了とする。
スタート後38分を経過しても10km地点に到達しない者は競技を中止させる。
先頭走者が最終周回(18.2km地点付近)に入った時点で合流点(13.4km地点付近)に到達していない場合も競技を中止させる。

出場校は本大会に補助員を10名以上出すこと。また、予選会を通過しなくても、平成27年1月2日(金)・3日(土)の第91回東京箱根間往復大学駅伝競走に補助員を15名以上出すこと。詳細は、各校に通知するのでそれに従うこと。

関東学生連合チームの選手の選考方法について、予選会を通過できなかった出場校の記録上位者を中心に選考するが、第93回関東学生陸上競技対校選手権大会の5000m、10000m、ハーフマラソンの成績も多少考慮に入れる。

放送 
日本テレビ(関東など)  10月18日(土) 9時25分〜11時25分(生中継)
BS日テレ       10月18日(土) 14時00分〜16時00分
http://www.hakone-ekiden.jp/

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)