2017年2月18日土曜日

2017いわきサンシャインマラソン(その2)


2017年2月12日(日)
いわき市市制施行50周年記念事業 ~ いわき ステキ 半世紀 ~
第8回いわきサンシャインマラソン(福島・フルマラソン)

つづきです

いわき市50年 ~ いわき ステキ 半世紀 ~ というキャッチフレーズが大会名の前ついていますが
つい元国会議員の「やる気 元気 イワキ」 という言葉を思い出してしまいます。

これからフルマラソン走るので、やる気、元気、いわき の方が、今の気持ちにあっているかもしれません。

今回は、2週間後の東京マラソンでサブ4で走りたいと思っているので、
4時間10分を切ることを目標に走ることにしました。


午前9時スタート

道はそれほど狭くはないですが、緩やかなカーブの下りは、渋滞していてペースが上がりませんが、流れに逆らわず、ゆっくり走ることにしました。



運動公園内の道路を抜けると、鹿島街道に入り、南下します。
冷たい北風が背中を押してくれます。フィニッシュ地点は、南の海沿いなので、今日の風は、ランナーにとって有利な風、と、この時は思っていました。



スタート地点は比較的静かですが、鹿島街道に入ると、沿道で多くの方が声援してくれます。


一旦、長めの上り坂の後は、緩やかな下り坂に入って、ペースがキロ5分20秒強で安定してきました。



頑張れの声援以外に、「来てくれてありがとう」という言葉がよく響いてきます。


5km地点を29分39秒で通過。最初の混雑がありやや遅めですが、この後はペースが上がりそうな感じです。


普段なら5kmで結構、汗をかくのですが、この日は寒さ、風もあり、汗もあまりかかず、給水で飲む水も少なめです。


緩やかな下りと追い風に乗って、7kmほど続く鹿島街道に別れを告げて、再び長めの上り坂と下り坂が続く道に入りました。


体も温まってきて、上り坂もあまり気にならずに、走れています。


10km地点通過。この5kmは27分14秒。サブ4ペースになってきました。


追い風が続きますが、寒さを感じる。このあと、向かい風になったら結構寒いだろうと思いつつ、徐々に海が近づいてきました。




太平洋の海が目の前に見えて、いよいよ今大会のハイライト・江名港へと続く、シーサイドコースに入りました。



堤防は、現在も工事中で、震災の復興がまだ途上だと感じます。


防潮堤。この日は、強風を遮ってくれて、まだ良いペースで走れています。
15kmまでの5kmは、27分20秒。安定したペースです。


名物の大漁旗での地元の方の熱烈な応援で、中盤も頑張れています。



トンネルを抜けて、折り返し地点が近づいてきました。


風は、西北西なので、折り返すと基本、向かい風になるので、踏ん張りどころに入ります。



折り返し手前も熱烈な応援、音楽・踊りなど、盛り上がっています。


折り返して、左に海を見ながら進んでいきます。


建物や山、思ったよりは風が遮ってくれて、それほどきつくありません。


しかし、コースが海のすぐそばになると強烈な風を受けるようになりました。




それでも、まだこの日は余裕があり、ペースを乱さず走れています。


20kmまでの5kmは、27分37秒で通過。


そして、中間点は、1時間57分58秒。
サブ4ペースですが、この後の激坂、35km近くまで続く向かい風を考えると、当初の目標通り4時間10分切りが目標ラインになりそうです。


10km近く続いた海沿いの道は終わり、風をあまり感じなくなりましたが、
今度は、いわきマリンタワーに向かって続く、このコース最大の激坂が待ち構えていました。


500mぐらいまでは順調に上っていけましたが、頂上付近では、かなり呼吸が乱れて、息も絶え絶えになっていました。



何とか登りきり、名物のトマト・ブルーベリー・いちごを頂いて、一段落しました。




ここからは、海を見ながらの下り坂、下りはあまりペースを上げずに体力回復に努めました。




下り切ったら、再び強烈な向かい風を浴びて、全くペースが上がりません。





25kmまでの5kmは、29分2秒。
激坂がある中で、耐えていますが、向かい風が強過ぎてペースが落ちています。



一旦通過するゴール地点のアクアマリンふくしまが近づいて、応援も増えてきました。
向かい風は、よりきつくなってきました。



中々前に進まないので、気持ちが切れて、ペースを落としそうになってしまいます。


フラガールの応援があり、奮起しますが、風は止む気配がありません。



27km、右にはフィニッシュ地点、ちょうどトップランナーがゴールするところでした。


残り15kmは、工業地帯を走るため、応援は少なめで、ここから精神的にも、体力的にも辛い部分に入りました。


海から少し離れましたが、風の強さはかわらず、まともな向かい風でキロ6分ペースに落ちてきました。



30kmまでの5kmは、30分21秒。踏ん張っているもののペースは上がりません。
とりあえず、折り返しまでの我慢と思い、走ります。



給食所でパンと温かいスープでエネルギー補給、寒さで、給水の冷たい水があまり受けつけなかったので、温かいものが有り難かったです。




住宅地はない場所ですが、寒い中、所々で集団の応援もあり助かりました。


32km、長いゆるい上り坂でも、子供たちの応援が暖かく、集中力を切らさず走ることができました。




常磐バイパスの上を通過する下り坂、しかし、向かい風が強過ぎて、全く進まず、下りに感じません。


長かったですが、ようやく折り返し地点が見えてホッとします。


私設エイドで豚汁をいただいて、ラストに備えました。


35kmまでの5kmは、31分27秒。タイムは落ちましたが、周りのランナーを追い抜いているので、踏ん張ってはいます。

後半、頑張ろうと思った途端、突風で帽子を飛ばしてしまいました。
幸い、沿道の方が拾ってくれて、すぐに走り始めることができましたが、追い風で帽子が飛ばされる風の強さに驚くばかりです。

復路の上り坂は、強い追い風で、上り坂とは思えないほど軽く走れました。



帰りは楽になりましたが、足が思うように動かず、思ったほどペースは上がりません。


40km地点を通過。この5kmは、31分22秒。豚汁食べたロス、帽子が飛んだロスがあり、結局タイムは上がりませんでしたが、目標の4時間10分切りは達成しそうな気配になってきました。


結局、普段はすぐに外すアームウォーマーを、外すことなく、ゴールすることになりそうです。

最後は、長い直線。徐々にフィニッシュ会場のアナウンスや声援が聞こえて、ゴールが近づいたことを感じます。


フィニッシュゲートが見えて、ラスト100m、両脇に多くの方の声援を受けてゴール。

4時間7分29秒(ネットタイム) とりあえず目標通り走れて、後半の落ち込みも少なく、2週間後はサブ4で走れそうです。


それにしても、過去走ったフルマラソンの中で、一番寒く感じた大会かもしれません。
2012年の東京マラソン以来に感じた寒さかもしれません。)



完走後は、フラガールからレイをいただきました。

そして、2日早いチョコレートも。

ハワイ


その後は、荷物を受け取り、仮設テントで着替えたのですが、あまりの強風でテントが吹き飛ぶのではないかと思うぐらい、支柱がガタガタ揺れていました。


その後は、秋刀魚のつみれ汁の無料サービスに行きました。




このような天気には、温かい汁物は格別です。


カジキまんも頂きました。


普段より寒さで、給水を取らなかった分、フィニッシュ後、いつもより喉が乾いていた感じで、ドリンクやスープをたくさん飲んでいました。
(冬の脱水も注意が必要だと感じました。)


その後は、小名浜魚市場や近くの施設を見学しました。




東日本大震災当時のいわきの様子がわかる展示会もありました。




そして、帰りは、シャトルバスで、湯本駅に戻りました。



湯本では、日帰り温泉が本日に限り500円で入浴できるので、近くの旅館に行き汗を流しました。



湯本駅は、駅前も駅中も足湯があり湯量も豊富な硫黄泉です。





午後4時20分過ぎ
常磐線特急ひたち号に乗って、東京に戻りました。



LAP TIME
  0-  5km 29:39 (5:55.8/km)
  5-10km 27:14 (5:26.8/km)
10-15km 27:20 (5:28.0/km)
15-20km 27:37 (5:31.4/km)
20-25km 29:02 (5:48.4/km)
25-30km 30:21 (6:04.2/km)
30-35km 31:27 (6:17.4/km)
35-40km 31:22 (6:16.4/km)
40-Finish 13:27 (6:07.7/km)

前半 1:57:58 (5:35.5/km)
後半 2:09:31 (6:08.3/km)

ネットタイム 4:07:29 (5:51.9/km)
グロスタイム 4:08:44


2017いわきサンシャインマラソン Iwaki Sunshine Marathon https://youtu.be/_InK2ugTuUo

参加賞・完走賞:Tシャツ、レイ、ドリンク、チョコ、レイ、さんまのつみれ汁、カジキマん(or メンチ)、温泉割引券、各種割引券

もっとハワイが楽しくなるオプショナルツアー

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)