2013年6月11日火曜日

2013モントレイル戸隠マウンテントレイル

5月26日(日)飯能アルプス~奥武蔵丸山スーパートレイルラン (37km:9時間9分)
6月  1日(土)阿蘇カルデラスーパーマラソン (100km:12時間51分)

2週間で合計22時間走ったのに、懲りずに3週連続の山、最後は戸隠高原でのトレイルラン20キロです。

2013年6月8日(土) 

早朝、新幹線に乗って、大雪の長野マラソン以来、1カ月半ぶりに長野駅へ。あの時の寒さは嘘のように、初夏の陽気でした。



主催者側が用意して頂いた送迎バス(協力金500円)に乗って、1時間ほどで、戸隠高原に到着しました。



高原の空気は涼しく、緑いっぱいで気持ち良いです。


レースは、午後1時からなので、食事をとりつつ準備をしました。


先週、先々週は、屈強なアスリートや熟練のランナーがいっぱいの雰囲気でしたが、今大会は、年齢層も若く、女性の比率も高く、限界に挑戦というよりは、レースを楽しもうという感じの人が多かったです。


コースは、14キロの周回と6キロの周回の2つのセクションがあり、最初の14キロの周回では、昨年9月に走った信越五岳トレイルランニングレースのコースと同じく、瑪瑙山(めのうさん)山頂を上り下りが含まれています。

信越五岳の時は、夜23時~午前1時頃通過したので、真っ暗で戸隠の景色は全く楽しめず、ただ果てしなく続く瑪瑙山頂まで険しい上り坂に、苦しめられ、辛い思い出しか残っていません。
(信越五岳の完走記

今回は、戸隠の景色を楽しむと共に、苦しんだ瑪瑙山の坂の風景は、どんな感じなのか、確かめるために走ることにしました。



午後1時にレーススタート、和やかなムードです。
2週連続長いレースに出場してきたので、20キロでも、短いという感覚で、気楽な気分でした。


林道に入りましたが、緩やかな上り、下りで、結構走れます。飯能アルプスは30キロまで走れるコースがほとんどなかったので、気持ちよいです。


徐々に斜度がきつくなって、瑪瑙山頂へ向かう急激な上り坂に入りました。
信越五岳の時は、呼吸が苦しく、足も上がらず、何度も、何度も立ち止まって、休みながらでないといけなかった坂で、北アルプスの雪山のような険しい場所を暗闇の中で想像していたのですが、実際、明るい場所で登ってみると、そこまで険しくはなかったです。


2週連続で険しい坂を走って身体が慣れていたこともあり、前を行くランナーはかなり苦しんでいましたが、その中を着実に登って抜かしていきました。


景色が開けてきて、さらに頂上に向かって真っすぐ進む道。
ここも、暗闇の中では、もっと広くて急斜面のように感じていたのですが、実際は思っていたほどではありませんでした。


信越五岳の時は90キロ過ぎてからこの坂を上るので、かなりきつく、くじけそうになり、完走を諦めかけていた場所で、その時のことを思い出しながら、上って行きました。


そして、瑪瑙山頂に到着。
信越五岳の時と同じく、霧に包まれていました。


信越五岳の時の瑪瑙山頂(真っ暗ですが。)


そして、ここからは、一気に下ります。


信越五岳の時は、足が痛くてブレーキをかけながら、ゆっくりと下った坂、今回は、豪快に勢いをつけて下っていました。
二週連続の急坂走りに慣れていて、足も順応していて一気に下ることができました。



ここで第1エイドがあり、コーラを頂いて再び、走り始めました。


急坂はなくなり、緩やかな上り、下りが続く道、途中、小川もあり、気持ちよいコースになりました。



そして、再び、スタート地点のある戸隠高原スキー場に戻ってきました。



第1セクション14キロを1時間59分18秒で通過しました。
すでにトップランナーは、続々ゴールしていますが、感覚的には、あっという間に3分の2が終わったという感じです。 


エイドで少し食べ物を補給して、残り6キロ、第2セクションに向かいました。




ここからは、瑪瑙山のような急坂はないですが、今日は、8~9割の力で走ろうと思ったので、上り坂は無理せず歩きました。


景色や路面も、コースによって変わるので、飽きることなく、綺麗な空気を吸いながら、気持ちよい汗をかきながらゴールに向かっていきました。




ゴール地点が見えて、時計は、まだ2時間台、昨年のリザルトを見ると3時間切れば、合格点だと思っていたので、その目標通り、2時間55分でゴールしました。


走れるコースだったので、とても気持ち良くあっという間の20キロでした。

ゴール後、水とおやきを頂きました。



実は、この大会は、レース後がとても楽しみが多く、
食べ放題・飲み放題の野外BBQ(戸隠宿泊者限定)、キャンプファイヤー、翌日のクリーンアップトレイルランと続くのですが、今回は、帰省を兼ねているため、泣く泣く、夕方5時前には、会場を後にしました。


会場の近くには、戸隠神社・中社や、趣きのある建物が並び、外国人観光客も目立っていました。



戸隠からバスで長野に戻る中、長野マラソンのコースである善光寺から長野駅へ向かう中央通りを通り、1ヶ月半前の雪の長野マラソンを思い出しました。

長野駅からは、再び、高速バスに乗って、安曇野へ戻りました。


3週連続の山、3週で26時間、よく走りました。
しばらく休みます。


参加賞:Tシャツ、戸隠そば、温泉入浴(割引券)、おやき、ミネラルウォーター



記録: 2時間55分38秒
(第1セクション 1時間59分18秒)14キロ
(第2セクション     56分20秒)6キロ

2 件のコメント:

トモ: tomohiro.nakamura.395@facebook.com さんのコメント...

はじめまして。先日の戸隠トレイルに参加した者です。
検索していましたら、ブログとYoutubeに行き着きました。
写真や動画にチラチラと出てくるオレンジシャツが私です
が、初めてのトレランで前を邪魔していたかと思います。
スミマセンでした。
これからも楽しい画像やレースレポートを
期待していま〜っす。

Tomoyuki Maruyama さんのコメント...

コメントありがとうございます。また、動画、ブログを見て頂きありがとうございます。
戸隠、お疲れ様でした。戸隠のコースは、路面が柔らかく気持ちよかったです。また、どこかの大会でよろしくお願いします。

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)